架空OL日記(2020)B〜バカリズム企画の銀行OLの日常
架空OL日記(2020)B〜バカリズム企画の銀行OLの日常
★数行で映画紹介しなければ
お笑い芸人バカリズムが銀行に勤めるOLになりきり、
「あるある」な日常を綴ったブログをドラマ化、
女装しているわけでもないのにOLたちに交じっている。
不思議な世界ですね。
★ショウトしょうとSHORT
銀行のOLの実態
女性らの繊細で微妙な感覚
びっくりするほどで。
男には理解できない。
========
★概要ネタバレは基本情報のあとに
========
★基本情報
監督 住田崇
脚本 バカリズム
原作 バカリズム『架空OL日記』
製作 古島裕己
伊藤太一
小林伸也(企画プロデュース)
製作総指揮 佐々木加奈
出演者 バカリズム
夏帆
臼田あさ美
佐藤玲
山田真歩
三浦透子
シム・ウンギョン
石橋菜津美
志田未来
坂井真紀
主題歌 吉澤嘉代子『月曜日戦争』
TOWA TEI『Love Forever』(オープニング曲)
撮影 早坂伸
編集 西尾光男
制作会社 AOI Pro.
製作会社 「架空OL日記」製作委員会
配給 ポニーキャニオン
読売テレビ放送
公開 2020年2月28日
上映時間 100分
★概要ネタバレ
月曜はブルー
みさと銀行に勤務する”私”(バカリズム)はズボラを絵にかいたようなOL。
月曜の朝はいつも憂鬱な気分、価値観が似て仲のいい同僚マキちゃん(夏帆)と
現実逃避しながら出社し、昼休みは食堂で後輩サエちゃん(佐藤玲)、
マキちゃんと同僚男性の悪口大会。
月曜日は皆の性格が悪くなる日だ。
帰宅すると暖房つけっぱなしだった。
-----------
控室のコンセント争い
11月のある日、更衣室のヒーターがつかなくなって大騒ぎになるが、
幸いコンセントが抜けていただけだと判明。
マッサージグッズやスマホ充電器やらでコンセント争奪戦が勃発するも、
頼れるアネゴ肌の先輩・小峰様(臼田あさ美)がコンセントタップを入手して問題解決、
更衣室中で”小峰コール”が湧きあがる。
夜、仕事帰りに皆で新しくできたイタリアンのお店で晩ごはん。
そこで几帳面な先輩・酒木さん(山田真歩)による”給湯室のスポンジが
泡切れされないまま事件”の捜査本部が設置されるが、
のちに私自身が犯人だったと気づき永遠に秘密にした。
12月。年末に向けて恒例のカレンダー包み作業をしている時、
いつもは完璧な酒木さんが、
副支店長”J”の給湯室での言動に怒りを爆発させ心を乱され、
相当数のカレンダーをダメにしてしまった。
落ち込む酒木さんに小峰様が復讐を誓う。
仕事終わり、小峰様とマキちゃんと一緒に職場を出た私は、
運悪く副支店長に捕まり、嫌々ながらラーメン屋に付き合うハメになる。
そこで小峰様は副支店長の軽口に乗り「1杯5000円・20分で完食できれば無料!」という
ジャンボラーメンを注文、そしてまさかの完食寸前に2、3口を残してギブアップ。
結果、副支店長はラーメン屋で約7000円を払うことになったが、
帰りの電車の中でギブアップは副支店長に痛手を被らせるための策略だったと判明する。
小峰様による復讐の一部始終はすぐさまグループラインで報告され、
翌朝の更衣室で小峰コールが響き渡ったことは言うまでもない。
銀行強盗模擬実施訓練エピソード
ジムに行く
体重計には乗れない
トイレの便座問題
女性課長のお尻は汚い
2月のバレンタインチョコ配り
相手のお礼の仕方で評価しあう。
社食は味が勝負。
調理担当が変わる。
社員のやる気にかかわる味。
最初の勝負は「アジフライだった」
エアコンの温度下げすぎて
みんなで問題に。
犯人は誰だ?
単純にダクトを修理しただけだったが、
「ジェイ」とあだ名する上司の指示だった。
初の海外採用で韓国人のソヨンさん(シム・ウンギョン)が入社してきた。
4月のある日、
小野寺課長(坂井真紀)から”アスパラベーコン巻き”の印鑑ケースをもらった。
課長が使っているところを見て、
うっかり「かわいいですね」と心にもないことを言ってしまった。
超ダサなケースだったが皆がうっかり「ダサッ!」と声に出して言ってしまわないよう、
予め課長からもらったと周知させた。
私のセンスではないとアピールする。
小野寺課長の新しい印鑑ケースは”エビフライ”だった。
仕事終わりの更衣室で、
いつものようにジェイ(副支店長)の悪口。
インスタデビューしたジェイ。
酒木さんが”インスタ略して言う”インスタデビューに湧く中、
小峰様が結婚すると重大発表があった。
皆が幸せムードに包まれたものの、小峰様が「報告がある」と言った直後、
サエちゃんが「結婚ですか?」と言い当ててしまった。
先輩として後輩サエちゃんにダメ出しして注意する。
再度の結婚発表をやり直す。
6月。今日は小峰様の結婚式。
彼女と一番長い付き合いの酒木さんは花嫁の入場前から涙ぐんでいた。
無事に挙式が終了し、教会の前で花嫁を囲んで皆で
記念写真を撮ったりしてワイワイしていた。
私は、通りを歩いていた男性(バカリズム)とふと目が合う。
違和感を覚えてあとを追い、
彼と対峙すると引き込まれるような感覚に襲われる。
女性のバカリズムは消えた。
もうバカリズムの女性はこの世にいない。
教会の前では撮り終えた写真を見ながら小峰様、酒木さん、
マキちゃん、サエちゃんが
あれこれ話している。
当然バカリズムはいない。
最後は結婚披露宴の模様が流れる。
シーンは銀行に。
私のいない「みさと銀行」では、
その後もいつもとかわりなく私と過ごした仲間たちが働いている。
バカリズムが銀行に用事で行く。
仲間たちが言う。
「あれ だれ?」
「名前が出てこないけど。地味な芸能人」
THE END
=====
筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
=====
スポンサーサイト