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國民の創生(1915)D〜米映画最初の長編


國民の創生(1915)D〜米映画最初の長編

★数行で映画紹介しなければ
1915年公開の無声映画
アメリカ映画で最初の長編映画
内容は黒人差別と南北戦争

★ショウトしょうとSHORT

KKKは最初は善良な団体だった??
本作では
現存する人種差別組織KKK(クー・クラックス・クラン)が英雄的に、
黒人を悪役として描いている。

★映画表現を基礎づけた作品と言われる。
「映画の父」D・W・グリフィスがニューヨークから
カリフォルニアに製作拠点を移動した。
ハリウッドの誕生?

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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
The Birth of a Nation
監督 D・W・グリフィス
脚本 フランク・ウッズ
D・W・グリフィス
トーマス・ディクスン
原作 トーマス・ディクスン(英語版)
製作 D・W・グリフィス
製作総指揮 ハリー・E・エイトキン
出演者 リリアン・ギッシュ
ヘンリー・B・ウォルソール(英語版)
メエ・マーシュ
音楽 ジョセフ・カール・ブレイル(英語版)
撮影 ビリー・ビッツァー(英語版)
D・W・グリフィス
編集 D・W・グリフィス
ジョセフ・ヘナベリー
ジェームズ・スミス
ローズ・スミス
ラオール・ウォルシュ
配給 アメリカ合衆国の旗 エポック・プロデューシング
日本の旗 ユナイテッド・アーティスツ
公開 アメリカ合衆国の旗 1915年2月8日(ロス)
アメリカ合衆国の旗 1915年3月3日(NY)
日本の旗 1924年4月25日
上映時間 165分
製作国 アメリカ合衆国

★概要ネタバレ
北部の有力国会議員オースティン・ストーンマンの息子フィルは、
弟のトッドを連れて寄宿学校の友人であるベン・キャメロンが住む
南部サウスカロライナ州ピードモントを訪れた。

ベンはフィルの妹エルシーに恋をした。

南北戦争が始まる。
北部のストーンマン家、南部のキャメロン家は、子息が兵隊になる。

南部のピードモントは攻撃を受け、キャメロン家も被害にあう。

トッド・ストーンマンとデューク・キャメロンは
敵味方として再会したが両者戦死する。
キャメロン家の次兄も戦死するが、
前線で奮戦し負傷した長兄ベンは、フィル・ストーンマンに助けられる。

ベンの入った軍の病院にはエルシーがナースとして働いていた。

ベンは彼女にフィルから失敬していた彼女の写真を見せた。
母(キャメロン夫人)が南部からはるばる面会に来たが、
「ベンを処刑せよ」という圧力がかかってのを知る。
キャメロン夫人はエルシーにリンカーン大統領の執務室へと連れられて
大統領に息子の助命を願い出ると受け入れられた。

リー将軍がグラント将軍に降伏し南北戦争は終わる。
除隊になったベンが帰郷する。
小さかった下の妹フローラはすっかり娘らしくなっていた。

1865年4月14日、観劇中に大統領が撃たれる。
観客席にいたフィルとエルシーは目撃する。
寛大な大統領の死は再建を始めた南部に暗い影を落とす。

リンカーンの死によって、南部の急進的改革を唱えるストーンマン議員は
国政において絶大な影響力をもつようになる。

ストーンマンは白人・黒人混血の青年サイラス・リンチを
黒人優遇政策の実行のために南部に派遣し、
リンチはピードモントを拠点に活動した。

ストーンマン自身も病気療養のために
子供たちと共にピードモントに行きキャメロン家に部屋を借りる。

フィルの妹エルシーはフローラ・キャメロンとすぐ仲良しになる。
ベン・キャメロンはリンチと握手すらしない。
弟二人を失ったマーガレット・キャメロンはフィルに対してまだわだかまりがあった。

南部の政治は無知な黒人たちと一旗揚げようと
から移ってきた白人たちに牛耳られる。
リンチが知事代理に選ばれる。

裁判では白人に不公平な判決が下り、黒人が多数派を握った州議会は混乱し、
黒人兵が暴虐をはたらく。
南部の秩序を回復するためにベン・キャメロンは同志と共に、
秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)を結成する。

ベンは白人の子供が白い布をかぶって幽霊の格好をして黒人の子供を怖がらせているのを見て、
KKKの白装束を思いつく。

黒人兵ガスがフローラに目をつけキャメロン家の周りをうろつくようになる。
ベンの警告を無視して外に遊びに出たフローラにガスが近づいて求婚するが、
フローラはガスをぶって、森の中を逃げる。
崖の上に追いつめられてしまう。
フローラを心配してベンが探しに来るが一足遅く、
フローラは崖下に身を投げ、兄の腕の中で息を引き取る。

町の白人たちはガスを捜索しつかまえる。
KKKの公平な裁きにより処刑されたガスの死体は
サイラス・リンチのオフィスの前に投げ捨てられる。

キャメロン家でKKKの装束が発見されベンの父が逮捕される。
エルシーはキャメロン氏の助命嘆願のために
一人でリンチの元に行く。
リンチはエルシーに自分との結婚を強制しようとする。
拒否したエルシーは監禁される。

ベンの率いるKKKの大騎馬隊がピードモントの町を襲う。
黒人兵たちから解放し、ベンがエルシーを救出する。
他の被害者も助け出す。
町の人々はパレードするKKKの騎馬隊は歓迎する。
ベンとエルシー、フィルとマーガレットの二組は夫婦となり新婚旅行に行った。

THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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キートンの大列車強盗(1926)C〜100年前のコメディ傑作


キートンの大列車強盗(1926)C〜100年前のコメディ傑作

★数行で映画紹介しなければ
バスター・キートン監督・主演のコメディー
映画『キートンの大列車追跡』(1926)の別邦題

★ショウトしょうとSHORT
100年近く前の映画。

無声映画ですが、チャップリンなみによくできていますね。

さすが全米協会で永遠の映画100の18位ですね。

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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
(1926年製作の映画)
THE GENERAL
監督
バスター・キートン
クライド・ブラックマン
脚本
アル・ボースバーグ
チャールズ・スミス
出演者
バスター・キートン
マリアン・マック
グレン・キャベン
ダージム・ファーレイ

製作国:アメリカ
上映時間:75分
ジャンル:コメディ

★概要ネタバレ

舞台は南北戦争。

主人公キートンは南軍側の機関車乗りだ。

北軍のスパイに盗まれた南軍の機関車。

偶然に機関車に乗っていた恋人が捉えられた。

キートンは単独で機関車に乗り、追いかける。

THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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グローリー~アメリカ南北戦争初の黒人部隊

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グローリー(1989)C


★数行で映画紹介しなければ

アメリカ南北戦争において実在したアメリカ合衆国初の黒人部隊

★ショウトしょうとSHORT

デンゼル・ワシントンが初のア賞助演男優賞

実話で、北軍のチュールストン攻防戦、

「第二次ワグナー要塞攻略作戦」が描かれている。


完全ネタバレ編



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★基本情報

原題 Glory

監督 エドワード・ズウィック
脚本 ケヴィン・ジャール
原作
リンカーン・カースティン
ピーター・バーチャード
ロバート・グールド・ショー

出演者
マシュー・ブロデリック
デンゼル・ワシントン
ケイリー・エルウィス
モーガン・フリーマン

上映時間 122分
製作国 アメリカ


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過去3年、600本からマイベストです。


俳優別映画一覧


恋愛映画1500本~アイウ順索引


村上サガンの出版物

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風と共に去りぬ~不幸の連続を雑草のように生き抜く女性

Gone with the Wind

タイトルの意味は自分の家族財産が風のようになくなった。

風と共に去りぬ(1939)C

★数行で映画紹介しようよ

3度も結婚、娘も死んで、南北戦争で家は没落する中、

嫌われても、人を犠牲にしてでも

たくましく生きる女性の半生

★ショウトしょうとSHORT

最初に観たのは小学生だっただろうか、

この性悪のスカーレットが嫌いで、

中学高校大学と、映友の女性と、よく口論になった。

それほどに、主に女性を中心にスカーレットの生き方が好きだと言う人が多い。

最近知ったのは、ウッディアレンもスカーレットが好きだそうだ。

今回この年齢で再見すると

スカーレットに同情してしまい、ホロリとしてしまった。

それは、不幸の連続なのに雑草のように生き抜いていく

スカーレットの強さに、逆に、けなげと思ってしまった。

★米映画でナンバーワンの名セリフ

米映画協会(AFI)が実施した映画の名せりふを選ぶ投票で
1位になったのは

本作のクラーク・ゲーブルが演じた
レット・バトラーが言う最後のセリフ

“Frankly my dear, I don't give a damn. ”



「はっきり言うが、俺の知ったことじゃない」

スカーレット( ヴィヴィアン・リー)が

最後の最後に自分はバトラーを愛していたのだ(?)ということに

気づき感情を吐露したが、もう既に遅い。

★最後のセリフ
ラストシーンでスカーレットは、
「そうよ、タラに帰りましょう。帰ってから、
レットを取り戻す方法を考えましょう。」と言い
「 After all, tomorrow is another day. 」で幕を閉じる。
字幕では
・「明日という日がある」
・「明日は新しい一日だわ」
・「明日は明日の風が吹くわ」
・「今日で悲しみは終わり、明日は何とかなるでしょ」
・「明日になればまたチャンスはあるわ」
・「明日に望みを託して」
・「望みはあるわ、 また明日が来るんだもの」(DVD邦訳)
・「明日という日があるわ。希望を持って生きて行くわ」

★スカーレット役、抜擢の2つの伝説
1 「風と共に去りぬ」の製作者は 
ヴィヴィアンは 「あまりにイギリス的」だったと感じたため、
リーにはスカーレット役は無理だろうと判断した。
しかし スカーレット役は 決まらなかった。 
ヴィヴィアンは あらゆるコネを使って 製作者に自らを売り込んだ。

2 恋人のオリヴィエを追って英国からハリウッドに来て、
偶然撮影の時に監督の目に留まった

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★アカデミー賞

作品賞、監督賞、主演女優賞(ヴィヴィアン・リー)、

助演女優賞(ハティ・マクダニエル・黒人俳優初)、

脚色賞ほか特別賞を含め9部門を受賞。


アメリカ映画恋愛映画ベスト100で2位



全米映画協会の永遠のベスト100で6位



映画脚本ベスト101の23位



これから完全ネタバレ


ネタバレ


★三度の結婚

 1人目は ふられた腹いせだけ

 2人目は 金銭目的だけ

 3人目は 金銭目的と、強引な求婚で

★勘違いするスカーレット

アシュレーがメラニーと結婚するのは、自分が告白していないからだと勘違い。

告白すると
アシュレーは「君は結婚するタイプじゃない、君は淑女じゃない」

そう言われても、自分の都合の良いように解釈して
いつか私にふりむくと思っている。

映画の後半で、アシュレーは、こうも言っている

「メラニーは、君のような意地悪じゃない」

最後の最後にメラニーが死んで、アシュレーが気が変になって

「メラニー」と泣くのを見て

やっと私を好きじゃないと気づく、鈍感。

それで、夫バトラーを好きだった?ことに気づき

突然にバトラーに言い寄る。


相手がひたすら愛してくれるときには、

その愛に気がつかず、バトラーが去る時に、

その愛の大きさに初めて気がつくが、もう遅い。

いいかげん、うんざりしたバトラーが

「俺には関係ない」と 言い放つと、

バトラーは風と共に去っていった。

古いですが
「木枯らし紋次郎」の決めセリフと似ていますね。
「あっしにはかかわりのねぇこッて」

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★基本情報

原題 Gone with the Wind

南部の過去の栄光は風のように消失した

監督 ヴィクター・フレミング
脚本 シドニー・ハワード
原作 マーガレット・ミッチェル

出演者
ヴィヴィアン・リー
クラーク・ゲーブル
レスリー・ハワード
オリヴィア・デ・ハヴィランド
 

上映時間 222分

製作国 アメリカ合衆国

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