ブータン 山の教室(2019)C〜僻地に派遣された先生
ブータン 山の教室(2019)C〜僻地に派遣された先生
★数行で映画紹介しなければ
ブータンの首都ティンプーに住むウゲンは自分の進路について悩んでいた。
教えることは好きじゃないが、仕方なく教師をしていた。
本当は海外に行ってミュージシャンになりたかった。
ウゲンは、教師としての残りの契約期間をブータンで
最も人里離れた村ルナナで全うするように命じられる。
ルナナは標高4,800メートルの場所にあり、
山道を何日も歩いていかなければたどり着けなかった。
★ショウトしょうとSHORT
新米教師が僻地に行く
前に東南アジアが舞台の同じようなストーリーがありました。
これまで何作も同じような映画があります。
若い頃は都会にあこがれます。
都会暮らしが向くか向かないか?
向かいないと思えば、帰ればいいのです。
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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
監督 パオ・チョニン・ドルジ
脚本 パオ・チョニン・ドルジ
製作
パオ・チョニン・ドルジ
ジア・ホンリン
ステファニー・ライ
スティーヴン・シアン
出演者
シェラップ・ドルジ
ウゲン・ノルブ・へンドゥップ
ケルドン・ハモ・グルン
クンザン・ワンディ
撮影 ジグメ・テンジン
編集 シャオユン・クー
製作会社 Dangphu Dingphu:a 3 pigs Production
配給 日本の旗 ドマ
公開
イギリスの旗 2019年10月5日 (LFF)
日本の旗 2021年4月3日
上映時間 109分
製作国 ブータン
★概要ネタバレ
ブータンの首都、ティンプー。ウゲンは祖母と二人で暮らしている。
4年前教師になったが、自分には向いてない。オーストラリアで歌手になりたい。
ウゲンは、教師としての残りの契約期間をブータンで最も人里離れた村ルナナで全うするように命じられる。
ルナナは標高4,800メートルの場所にあり、山道を何日も歩いていかなければたどり着けなかった。
車に半日ゆられ、ガサの町についた。
ガサから7日間をかけて歩き野宿しながら、標高4,800メートルの村に着いた。
ルナナに行ったウゲンは村人たちから大歓迎され、
みんなが自分を必要としてくれることにまんざら悪い気はしなかった。
先生不在の村だった。
ウゲンは自分の夢を追いかけたい気持ちもあってそのまま村に残るか、
海外に行くかの葛藤に苦しんでいく。
冬になったら雪で学校は閉まる。
それまで数か月辛抱すれば5年間の義務年限が終わる。
案内された学校と宿舎を見たとたん、もう帰りたい。
自分にはできません。
教師を辞めたいんです。
村長に正直に打ち明けた。
村長は帰りのラバを休ませるので、数日は従業してくれと頼む。
翌朝寝ていると、クラス委員だという9歳の少女、ペム・ザムが呼びにくる。
帰りの準備ができるまでの数日間だけ、授業をすることにした。
未来に目を輝かせる、純朴な子供たち。
ウゲンは心を動かされ、冬が来るまでは続けようと決める。
水道も電気もない。 テント暮らしと同じような生活。
何もなかった教室に黒板ができ、学校からきこえる歌声に村人たちは笑顔をみせる。
ウゲンは「ヤク飼いの歌」を歌う娘、セデュに出会い、ヤクにまつわる村の伝説を聞く。
ウゲンは「ヤク飼いの歌」を教わる。
セデュはウゲンの役に立つように1頭のヤクを教室に連れてくる。
村人に黒板を作らせる。
町から教材やギターを取り寄せる。
ウゲンのギターにあわせて子供たちは歌い、踊る。
すっかり村の人気者となったころ、山の頂上が白くなった。
冬が近い。
雪が降れば春まで村を出られない。
村長「この国は一番幸せな国と言われています。
でも、先生のように幸せを求めて外国へ行く。
矛盾していますね」
後ろ髪を引かれながら、子供たち、村人、そしてセデュに別れをつげる。
先生、また来て・・・。
ウゲンは村をあとにする。
場面はシドニー変わる。
シドニーのカフェにウゲンの姿があった。
ギターの弾き語りで「ビューティフル・サンデー」を歌っている。
客たちはおしゃべりに夢中で誰も聴いていない。
ウゲンはむなしくなり、歌うのをやめる。
逆にシーンとなる店内。
金は払っているんだ。
ちゃんと歌え!バーテンダーの罵声。
ウゲンはセデュからもらった歌詞のメモを取り出し、
「ヤク飼いの歌」を歌いはじめる。
THE END
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話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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