地下鉄ザジ(1960)G〜パリのストーリーが脱線映画
地下鉄ザジ(1960)G〜パリのストーリーが脱線映画
★数行で映画紹介しなければ
地下鉄に乗るのを楽しみに、地方からパリに出てきた10歳の少女ザジが、
2日間パリに住む親戚の叔父ガブリエルに預けられる。
ザジは叔父の元を抜け出し、
地下鉄のストライキで混乱するパリの町を冒険する。
★ショウトしょうとSHORT
小学生時に鑑賞して以来、謎っぽい映画でしたが
成人になって観て謎がとけました。
脚本がほとんどない、脱線映画
登場する女優カルラ・マルリエに恋しました。

★原作はクノーの前衛小説。
フランスでは大ベストセラー
ドタバタ喜劇調や卑語・猥語が飛び交うテンポの良いやりとり、
ヒロインのザジが連発する決め台詞「けつ喰らえ」に、
読者たちに笑いをもたらしたそうだ。
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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
監督 ルイ・マル
脚本 ジャン=ポール・ラプノー
ルイ・マル
原作 レーモン・クノー
製作 ルイ・マル
出演者 カトリーヌ・ドモンジョ
フィリップ・ノワレ
音楽 フィオレンツォ・カルピ
撮影 アンリ・レイシ
配給 ユニオン
公開 フランスの旗 1960年10月28日
日本の旗 1961年2月16日
上映時間 93分
製作国 フランス
★概要ネタバレ
十歳の少女ザジはお母さんと一緒に生れて初めてパリにやって来た。
お母さんはザジを弟(叔父)のガブリエルにあずけると、恋人とさっさと消えた。
ガブリエル叔父はナイト・クラブの芸人。
ザジの目的は地下鉄に乗るのが夢だった。
地下鉄がストライキ中でザジは大ショック。
翌朝、ザジは一人で部屋を抜け出し、
一階で酒場を経営する家主の目を盗んで地下鉄の乗り場に向かいましたが、門は閉っていた。
泣き出したザジのそばに一人の得体の知れない男が近寄ってきた。
ザジは男とノミの市に行ったり、レストランに入ったり、パリの町を楽しむ。
一人で帰宅したザジを、追ってきた男は、超美人の叔母に一目惚れするが、
叔父につまみ出されてしまう。
叔父はザジを連れてエッフェル塔に観光へ出かけた。
二人は観光客に混じってエッフェル塔に登ってパリの町を見下ろした。
帰り道、叔父さんは謎の未亡人に追いかけられ、ザジは警官達らと追いかける。
夜、叔父の舞台が終わり、
友人のタクシー運転手の結婚が決まったお祝いが酒場で開かれた。
未亡人やクラブの踊り子やご近所さんと大勢の大人達が集まってお祝いが始まり、
酒場は大騒ぎに。
ザジは疲れて眠りこんでしまった。
乱闘が始まり店内はカオスに。
叔父さんはザジを抱えて地下鉄に避難。
途端、ストの解決した地下鉄が動き出した。
ザジは眠ったままだった。
翌朝 ザジは約束の時間に叔母と母の待つ駅に行った。
母はザジに、地下鉄に乗った?と聞きますが、
ザジは 「乗らない、私 年とったわ」 と答えた。
叔父の家に着いたザジを美しい叔母が出迎えた。
あとは意味不明のドタバタ。
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話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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