山河遥かなり(1948)〜戦争で生き別れの母と息子
山河遥かなり(1948)A〜戦争で生き別れの母と息子
★数行で映画紹介しなければ
終戦後のドイツ。
強制収容所での過酷な経験により失語症と記憶を失ってしまった少年。
偶然出会った若き米兵との交流により少年は人間らしさを取り戻す。
★ショウトしょうとSHORT
2022年 ウクライナで同じ悲劇が
一人の独裁者は人間社会を破壊してしましね。
最後は泣けました。
ハッピーエンド。
題名「The Search」が、大胆な邦題になっています。
========
★概要ネタバレは基本情報のあとに
========
★基本情報
The Search
監督 フレッド・ジンネマン
脚本 リチャード・シュヴァイザー
製作 ラザール・ヴェヒスラー
出演者 モンゴメリー・クリフト
イワン・ヤンドル
ヤルミラ・ノボトナ
アリーン・マクマホン
音楽 ロバート・ブルム
撮影 エミール・ベルナ
編集 ヘルマン・ハラー
製作会社 MGM
配給 MGM
公開 アメリカ合衆国の旗 1948年3月23日
日本の旗 1954年6月4日
上映時間 105分
製作国 アメリカ合衆国
★概要ネタバレ
終戦後のドイツ。
国連の救済施設には強制収容所から救い出された子供達がたくさん送り込まれてきます。
その中の白い毛糸帽を被ったチェコ出身の少年カレルは、過酷な体験により失語症と記憶喪失を患っています。
施設の責任者マレー夫人から名前や出身地を聞いても、怯えた様子を見せるばかり。
カレルら子供達は施設が安全な場所だとは理解できず、
施設の職員達をナチスの親衛隊だと思い込んでいます。
心身の休養が必要だと診断されたカレルら子供達は特別収容所に輸送されることになり、
赤十字の救急車に乗せられます。
ガス室に送られるのではないかとパニックになった子供達は窓ガラスを割って救急車を飛び出し、脱走を図ります。
カレルはラオウルという少年と一緒に逃亡しますが、橋を渡ろうとしたところでラオウルが溺死してしまいます。
カレルの母ハンナも息子の行方を捜し続けていました。
ハンナは夫と娘の命を奪われ、
カレルとも強制収容所で生き別れになっていました。
放浪していたカレルは、道に車を停めて休憩をしていた若き米国軍人のラルフ・スティーヴンスンと出会います。ラルフはボロボロの衣服を身にまとい、腹を空かせている様子のカイルを気に掛け、家に連れて帰ることにしました。ラルフをナチスの親衛隊だと思い込んでいるカレルは激しく抵抗、隙があれば逃げる素振りを見せ始めます。それでもラルフはカレルに食事を与えたり英語を教えたりと根気強く向き合い続けます。
カレルはそんなラルフに次第に心を開き始め、英語を少しづつ習得し始めます。
ラルフはカレルにジムと名付けました。
アメリカへの帰国が迫るラルフは救済機関にカレルの身元について問い合わせますが、手掛かりは見つかりません。
同僚でルームメイトの軍人フィッシャーからは救済機関に引き渡すよう進言されますが、
ラウルはカレルを引き取り、アメリカで共に暮らしたいと考え始めます。
救済施設のマレー夫人を訪ねたハンナでしたが、カレルの友人ラオウルが溺死して見つかったこと、
近くでカレルの毛糸帽が見つかったことを告げられ、ショックから倒れてしまいます。
ハンナは回復するまでの間救済施設で子供達の世話係をすることになりました。
フィッシャーの妻と息子トミーがアメリカからやってきます。
カレルは母に甘えるトミーを眺めるうち、自分にも母がいたことを思い出します。
記憶を取り戻したカイルは母を見つけ出すと騒ぎ始め、
ラルフの助言も聞かずに一人家を飛び出します。
カレルが訪れたのは強制収容所とよく似た風景が広がる町の工場、
母の姿はありませんでした。
心配して追いかけてきたラルフは
母がすでに亡くなっている可能性が高いことを告げます。
聞いたカレルは悲嘆に暮れますが、ラルフは母は心の中で生き続け、
いつでもお前を見守っていると優しく語り掛けます。
カレルはラルフとともにアメリカへ渡る決心をしました。
帰国が迫るラルフはアメリカでカレルを引き取る手続きを進めることにし、
その間救済施設でカレルを預かってもらうことにします。
ハンナは施設を離れ、再びカレルを探す旅に出る決心をしました。
ハンナはカレルがまだどこかで生きていることを強く確信しているのでした。
ラルフはカレルを連れて救済施設を訪ねます。
カレルと対面したマレー夫人は以前施設にいた子供であると思い出し、
ハンナの息子であると気付きました。
ハンナはカレルを探す旅に出るため、
電車へ乗り込もうとしているところでした。
マレー夫人がハンナを引き留めようと駅へと急行すると、
救済施設に入所するため列車を降りてきた子供達の群れを発見。
ハンナは子供達の世話するため引き続き施設に留まると決めた。
マレー夫人が駅に向かうと、列車が行ってしまっていた。
ハンナは列車に乗らなかった。
子どもたちと一緒にいた。
マレーはラルフに事情を話します。
ラルフから子供達の群れについていくよう指示されたカレルは
ようやく母と再会するのでした。
THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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★数行で映画紹介しなければ
終戦後のドイツ。
強制収容所での過酷な経験により失語症と記憶を失ってしまった少年。
偶然出会った若き米兵との交流により少年は人間らしさを取り戻す。
★ショウトしょうとSHORT
2022年 ウクライナで同じ悲劇が
一人の独裁者は人間社会を破壊してしましね。
最後は泣けました。
ハッピーエンド。
題名「The Search」が、大胆な邦題になっています。
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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
The Search
監督 フレッド・ジンネマン
脚本 リチャード・シュヴァイザー
製作 ラザール・ヴェヒスラー
出演者 モンゴメリー・クリフト
イワン・ヤンドル
ヤルミラ・ノボトナ
アリーン・マクマホン
音楽 ロバート・ブルム
撮影 エミール・ベルナ
編集 ヘルマン・ハラー
製作会社 MGM
配給 MGM
公開 アメリカ合衆国の旗 1948年3月23日
日本の旗 1954年6月4日
上映時間 105分
製作国 アメリカ合衆国
★概要ネタバレ
終戦後のドイツ。
国連の救済施設には強制収容所から救い出された子供達がたくさん送り込まれてきます。
その中の白い毛糸帽を被ったチェコ出身の少年カレルは、過酷な体験により失語症と記憶喪失を患っています。
施設の責任者マレー夫人から名前や出身地を聞いても、怯えた様子を見せるばかり。
カレルら子供達は施設が安全な場所だとは理解できず、
施設の職員達をナチスの親衛隊だと思い込んでいます。
心身の休養が必要だと診断されたカレルら子供達は特別収容所に輸送されることになり、
赤十字の救急車に乗せられます。
ガス室に送られるのではないかとパニックになった子供達は窓ガラスを割って救急車を飛び出し、脱走を図ります。
カレルはラオウルという少年と一緒に逃亡しますが、橋を渡ろうとしたところでラオウルが溺死してしまいます。
カレルの母ハンナも息子の行方を捜し続けていました。
ハンナは夫と娘の命を奪われ、
カレルとも強制収容所で生き別れになっていました。
放浪していたカレルは、道に車を停めて休憩をしていた若き米国軍人のラルフ・スティーヴンスンと出会います。ラルフはボロボロの衣服を身にまとい、腹を空かせている様子のカイルを気に掛け、家に連れて帰ることにしました。ラルフをナチスの親衛隊だと思い込んでいるカレルは激しく抵抗、隙があれば逃げる素振りを見せ始めます。それでもラルフはカレルに食事を与えたり英語を教えたりと根気強く向き合い続けます。
カレルはそんなラルフに次第に心を開き始め、英語を少しづつ習得し始めます。
ラルフはカレルにジムと名付けました。
アメリカへの帰国が迫るラルフは救済機関にカレルの身元について問い合わせますが、手掛かりは見つかりません。
同僚でルームメイトの軍人フィッシャーからは救済機関に引き渡すよう進言されますが、
ラウルはカレルを引き取り、アメリカで共に暮らしたいと考え始めます。
救済施設のマレー夫人を訪ねたハンナでしたが、カレルの友人ラオウルが溺死して見つかったこと、
近くでカレルの毛糸帽が見つかったことを告げられ、ショックから倒れてしまいます。
ハンナは回復するまでの間救済施設で子供達の世話係をすることになりました。
フィッシャーの妻と息子トミーがアメリカからやってきます。
カレルは母に甘えるトミーを眺めるうち、自分にも母がいたことを思い出します。
記憶を取り戻したカイルは母を見つけ出すと騒ぎ始め、
ラルフの助言も聞かずに一人家を飛び出します。
カレルが訪れたのは強制収容所とよく似た風景が広がる町の工場、
母の姿はありませんでした。
心配して追いかけてきたラルフは
母がすでに亡くなっている可能性が高いことを告げます。
聞いたカレルは悲嘆に暮れますが、ラルフは母は心の中で生き続け、
いつでもお前を見守っていると優しく語り掛けます。
カレルはラルフとともにアメリカへ渡る決心をしました。
帰国が迫るラルフはアメリカでカレルを引き取る手続きを進めることにし、
その間救済施設でカレルを預かってもらうことにします。
ハンナは施設を離れ、再びカレルを探す旅に出る決心をしました。
ハンナはカレルがまだどこかで生きていることを強く確信しているのでした。
ラルフはカレルを連れて救済施設を訪ねます。
カレルと対面したマレー夫人は以前施設にいた子供であると思い出し、
ハンナの息子であると気付きました。
ハンナはカレルを探す旅に出るため、
電車へ乗り込もうとしているところでした。
マレー夫人がハンナを引き留めようと駅へと急行すると、
救済施設に入所するため列車を降りてきた子供達の群れを発見。
ハンナは子供達の世話するため引き続き施設に留まると決めた。
マレー夫人が駅に向かうと、列車が行ってしまっていた。
ハンナは列車に乗らなかった。
子どもたちと一緒にいた。
マレーはラルフに事情を話します。
ラルフから子供達の群れについていくよう指示されたカレルは
ようやく母と再会するのでした。
THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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