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パーフェクト・ワールド(1993)D~クリント・イーストウッド犯罪者と幼い少年の心の絆

.

パーフェクト・ワールド(1993)D


★数行で映画紹介しなければ

刑務所を脱走したブッチは、八歳の少年を人質にとって逃避行。

★ショウトしょうとSHORT

人気ある作品は認めます。

僕のツボからはずれていて辛口になっています。

「理由なき反抗」に、最後は似ていると思いました。

死んだ父の姿をブッチに重ねて見る点がどうもわかりません。

犯罪者は犯罪者でしかない。


完全あらすじ


========

★基本情報

原題 A Perfect World

監督 クリント・イーストウッド

脚本 ジョン・リー・ハンコック

出演者
ケビン・コスナー
クリント・イーストウッド

上映時間138分
製作国 アメリカ合衆国


==
幻冬舎から4作目の小説  SAKIMORI

ラストまで一気に読ませる、技巧の凝らされた作品

ミステリーやサスペンスのどちらとも言えない、

類を見ない新しい世界観。


東野池井戸作品との順位争い




お求めはアマゾンその他で

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話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける

著作一覧

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15時17分、パリ行き(2018)E~テロリスト退治の三名

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15時17分、パリ行き(2018)E



★数行で映画紹介しなければ

2015年8月21日、アムステルダム発パリ行きの高速列車タリスが発車した。

フランス国境内へ入ったのち、突如イスラム過激派の男が自動小銃を発砲しようと計画。

休暇中の米軍兵士が取り押さえる。

★ショウトしょうとSHORT

映画始まって数分で、

トイレに入ったテロリストを怪しむ男。

そして男とテロリストはもみ合う。

このシーンを見て

本作はもうアウトでした。

これは凡作だ。


完全あらすじ


========

★基本情報

原題 The 15:17 to Paris

監督クリント・イーストウッド

脚本ドロシー・ブライスカル

原作
ジェフリー・E・スターン、スペンサー・ストーン、
アンソニー・サドラー、アレック・スカラトス

出演者
スペンサー・ストーン
アンソニー・サドラー
アレク・スカラトス
ジュディ・グリア
ジェナ・フィッシャー

上映時間94分
製作国 アメリカ合衆国
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幻冬舎から4作目の小説  SAKIMORI

ラストまで一気に読ませる、技巧の凝らされた作品

ミステリーやサスペンスのどちらとも言えない、

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ハドソン川の奇跡(2016)A~機長が逮捕されそうになる実話

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ハドソン川の奇跡

ハドソン川の奇跡(2016)A


★数行で映画紹介しなければ

英雄の話と思ったらとんでもない。

機長が逮捕されそうになる実話です。

★ショウトしょうとSHORT

最後は泣かせますね。

さすがの名監督 

盛り上げ方を熟知しています。

原題は飛行機の名前

飛行機は155名を両翼に乗せても、川に沈まないんですね。


完全あらすじ


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★基本情報

原題 Sully

監督 クリント・イーストウッド

脚本 トッド・コマーニキ

原作
チェスリー・サレンバーガー
ジェフリー・ザスロー

出演者
トム・ハンクス
アーロン・エッカート
ローラ・リニー

上映時間96分
製作国 アメリカ合衆国
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コメントは、こちらにメールください
77hikoboshi@gmail.com

話題の映画とか一過性の映画でなくて、
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村上サガンの著作一覧

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ミスティック・リバー~クリント・イーストウッド作品、ショーン・ペン因果応報

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ミスティック・リバー(2003)C


★数行で映画紹介しなければ

娘が殺された。

父は友人に疑いを持ち殺してしまうが。

★ショウトしょうとSHORT

人間はこわいもので、何度も強要されると、殺していなくても、殺したと自供する。

クリント監督にしては派手なアクションはなく、丹念な人間描写をしています。


完全あらすじ


★仕入れた情報

アカデミー賞で作品賞を始めとした6部門にノミネートされ、ショーン・ペンが主演男優賞を、ティム・ロビンスが助演男優賞をそれぞれ獲得した。
========

★基本情報

原題 Mystic River

監督音楽
クリント・イーストウッド
脚本
ブライアン・ヘルゲランド
原作
デニス・ルヘイン

出演者
ショーン・ペン
ティム・ロビンス
ケビン・ベーコン
マーシャ・ゲイ・ハーデン
ローラ・リニー
ローレンス・フィッシュバーン

上映時間 138分
製作国  アメリカ合衆国
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話題の映画とか一過性の映画でなくて、

100年経過しても名作と言われる映画を追いかける


村上サガンの著作一覧

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ガントレット~クリント・イーストウッドの護送もの

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ガントレット(1977)C


★数行で映画紹介しなければ

クリント・イーストウッドの護送もの

重要証人の護送を引き受けた刑事。

行く手を阻む謎の組織、警察の裏切り、バスに降り注ぐ無数の銃弾!

★ショウトしょうとSHORT

映画「ダーティハリー3」の翌年の作品で、

ハリーの雰囲気を継承しています。

クリント・イーストウッド監督の作品で、まだまだ脚本が大甘です。


完全あらすじ


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★基本情報

原題 The Gauntlet

監督 クリント・イーストウッド

脚本
マイケル・バトラー
デニス・シュラック

出演者
クリント・イーストウッド
ソンドラ・ロック

上映時間 109分

製作国 アメリカ合衆国
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話題の映画とか一過性の映画でなくて、

何年経過しても名作だと思える映画を探しています。


村上サガンの著作一覧

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アメリカン・スナイパー~米軍史上最強のスナイパー

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アメリカン・スナイパー(2014)B


★数行で映画紹介しなければ

原作はイラク戦争に、

4度従軍したクリス・カイルが著した自伝『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』に基づく。

★ショウトしょうとSHORT

イーストウッド監督の、いつもの上手な演出ですね。

敵のスナイパーを射殺した後の脱出シーンは、息をのみます。

米国の病める銃の悲劇で、イラク戦争の英雄クリス・カイルは死ぬ。

事件の詳細は、仕入れた情報を参考に。

もしかしたら、アルカイダの復讐かもしれませんね。


完全ネタバレ編


★仕入れた情報

2013年2月2日、

当時38歳だったカイルはテキサス州フォートワース郊外の射撃場で

元海兵隊員のエディー・レイ・ルースに至近距離から撃たれて死亡した。

事件から2年経って、

テキサス州スティーブンビルでルース被告(27)の初公判が行われ、

事実関係の一部が明らかになった。

アラン・ナッシュ州検察官は冒頭陳述で、

カイルは背中と脇腹に5発、頭部に1発の銃弾を浴びていたと説明した。

その場にいたカイルの友人で、
支援活動を手伝っていたチャド・リトルフィールドも
ルースに射殺されたが、彼は背中と手と頭を撃たれていたという。

犯行時にルースがドラッグとアルコールの影響を受けていた可能性があることも明かになった。

「マリファナを吸い、ウィスキーを飲んでいた」と、ナッシュ検察官は陪審団に語った。

========

★基本情報

原題 American Sniper

監督クリント・イーストウッド

脚本ジェイソン・ホール

原作
クリス・カイル
『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』(原書房)

出演者
ブラッドリー・クーパー
シエナ・ミラー

上映時間132分

製作国アメリカ合衆国

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ピンク・キャデラック~クリント・イーストウッド、逃亡犯捕獲業

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ピンク・キャデラック(1989)D


★数行で映画紹介しなければ

護送もの

舞台はアメリカ

他州へ逃げた逃亡犯を捕獲するのを商売とするクリント・イーストウッド

「ダーティハリー」と真逆のコメディ的、とぼけた捕獲方法。

仕事で、出会った人妻と恋に落ちる。

★ショウトしょうとSHORT

逃亡犯を罠にはめて捕獲するシーンは、シリアス路線とは違い、

クリント・イーストウッドの、おとぼけ演技がみれます。


完全ネタバレ編



========

★基本情報

原題 Pink Cadillac

監督バディ・バン・ホーン

脚本ジョン・エスコウ
出演
クリント・イーストウッド
バーナデット・ピーターズ

上映時間 121分

製作国 アメリカ合衆国

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ジャージー・ボーイズ~フォー・シーズンズの伝記

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なぜ、フランキー・ヴァリはソロになったのか

ジャージー・ボーイズ(2014)A

★数行で映画紹介しなければ

60年代のアメリカで人気だったポップロックバンド

フォー・シーズンズの伝記のミュージカルを

クリント・イーストウッドが映画化

★ショウトしょうとSHORT

「君の瞳に恋してる」の誕生シーンは、泣けました。
名曲なのに、最初はみんなヒットしないと、けなすんですね。


好きな曲(あのすばらしき夜)がオープニングとエンドで流れて感動


ニュージャージー州生まれなので、映画のタイトルにされたようだ。

恩を大事にするジャージー気質のフランキー・ヴァリを中心にしたストーリー。

モンキーズのデイビー・ジョーンズのような高音でキュートな魅力の

フランキー・ヴァリをリードボーカルにした4人で歌う米国イタリア系ポップロックバンド。


タモリの番組で流れる「Short Shorts」を作ったヒットメーカーが最後に参加して
数々の名曲がうまれる。


テレビ番組が流れてクリント・イーストウッドがちょっとだけ顔を出しますね。

歌がヒットすると、それに比例して家族と疎遠になる。
これは宿命のようですね。


完全ネタバレ編



★あのすばらしき夜♪

僕のフォー・シーズンズでのお気に入りの曲

オーワラナイト(Oh, what a night)と言ってました。

Oh, what a night(忘れらない夜)

暮れせまる1963年の12月のこと

忘れないよ すごい夜だった。

ある女性に会って

僕の頭に雷鳴がとどろいたんだ。

あの夜のことは絶対忘れないさ。


「君の瞳に恋してる」も好きですが、ボーイズ・タウン・ギャングのがお気に入りです。


========

★基本情報

原題 Jersey Boys

監督 クリント・イーストウッド

脚本 ジョン・ローガン

出演
ジョン・ロイド・ヤング
エリック・バーゲン
マイケル・ロメンダ
ヴィンセント・ピアッツァ
クリストファー・ウォーケン

上映時間 134分

製作国 アメリカ合衆国

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硫黄島から手紙~ハリウッド映画で初、日本人が主人公で、全編日本語



★ショウトしょうとSHORT


硫黄島から手紙(2006)

脚本は日系アメリカ人女性

★ハリウッド映画では初めて

1.日本人が主人公で、全編日本語

2.日本ものでアカデミー賞の作品賞・監督賞・脚本賞に
  ノミネート

3.間違いのない日本、日本人を描いている

====

物足りない映画で、作品賞にノミネートされても
優秀賞は無理だと思った。

クリント監督では日本人は描けない、

クリントさんは日本人監督にしたかったが
「クロサワがいれば完璧」と言って、自分でメガホンをとる

====

米側の戦傷者が上回った硫黄島の戦いをえがく

米軍は圧倒的な戦力の違いから5日で陥落できると踏んでいたが、
予想以上の日本軍の抵抗によって激戦は36日間に及んだ。

日本側の大将はアメリカ留学の経験があり
親米派のために左遷された栗林中将(渡辺謙)と

ロサンゼルスオリンピック馬術障害飛越競技の
金メダリストの西大佐(伊原剛志)

この二人の演技は存在感ありました。

=====

驚いたことは
硫黄島には島民がいて、集落があったこと。


★基本情報

原題 Letters from Iwo Jima

監督 クリント・イーストウッド

脚本 アイリス・ヤマシタ

出演者
渡辺謙
二宮和也
伊原剛志
加瀬亮
中村獅童


上映時間 141分
製作国 アメリカ合衆国
言語 日本語

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父親たちの星条旗~勝利した米側が、誰も語りたくない戦い




父親たちの星条旗(2006)


★ショウトしょうとSHORT

一枚の戦場写真にまつわる真相に迫る人間ドラマ

戦争の戦闘自体はえがかれていません。

硫黄島の戦いは、死傷者数逆転

死傷者が日本側が約2万、米側も2万を超えて
勝利側の死傷者が上回ってしまった、
米史上最大の死傷者を出した激戦

アメリカでは
この戦いに、勝ったには勝ったが、
誰も語りたくない、

この硫黄島の戦いは、
いったいなんだったのか
アメリカ側の苦悩をさぐる  


原作「父親たちの星条旗(直訳)」は、
硫黄島戦の勝利を象徴する一枚の写真に登場する、
国の英雄である父を持つ息子ジェイムズ・ブラッドリーによって書かれた。

父が絶対に語ろうとしない硫黄島戦に秘められた真実を知るため、
何年もの歳月を費やし、父が見た硫黄島の真実に辿り着く。

★感想

米国が戦費不足で、もうこれ以上戦えない状況だったとは意外。

だから原子爆弾を使って早く終わらせたかったのだろうか?

インディアン兵士が硫黄島の戦いで英雄となるが、

戦争国債を国民に買わせるための、

客寄せパンダとして利用され悲劇が始まる。

なぜか黒人兵士が一人も登場しない。



★基本情報

原題 Flags of Our Fathers

監督 クリント・イーストウッド

脚本
ポール・ハギス
ウィリアム・ブロイレス・Jr

原作
ジェイムズ・ブラッドリー
ロン・パワーズ
『硫黄島の星条旗』


出演者
ライアン・フィリップ
ジェシー・ブラッドフォード
アダム・ビーチ

上映時間 132分
製作国 アメリカ合衆国
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ミリオンダラー・ベイビー~クリント・イーストウッド、ボクシング女子の悲愴




ミリオンダラー・ベイビー(2004)

感動はなかった。

前半までは、いい映画だと思ったが最後の方は

自分の映画ポリシーに反する。

映画とは人への希望を与えるものだという信念があります。

「ダンサーインザダーク」のような観客置き去りは許せない。

2005年アカデミー作品賞、主演女優賞、監督賞、助演男優賞で

「アビエイター」と争った作品のようだが、

映画としてはアビエイターの方が面白かった。


さて本作は

俳優陣で差をつけている。

ストーリーは
観客を置き去りする、厳しい現実をみせる。

ボクシングで受けた傷のメイクがスゴイですね。

ボクシングで大事なのは

一に「自分を守ること」 ニも同じ 三も同じ。

ガッツだけではチャンピオンになれない。

平凡なウエイトレスで終わるより

華やかな人生を送ったので

後悔していないというセリフが

こびりついています。

練習生に「一度は負けることもある」という

アドバイスも、感銘しました。

レモンパイが登場しますね、食べたくなりました。



★基本情報

ミリオンダラー・ベイビー

原題 Million Dollar Baby
監督 クリント・イーストウッド

脚本 ポール・ハギス

出演者
クリント・イーストウッド
ヒラリー・スワンク
モーガン・フリーマン

上映時間 133分
製作国 アメリカ合衆国

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チェンジリング~ネタ(=実話)が良すぎる



チェンジリング(2008)

ネタ(=実話)が良すぎる。

★ソース

実話

脚本のJ・マイケル・ストラジンスキーが

この題材をみつけたのは

ロス市役所の人間からゴードン・ノースコット事件を

含む昔の書類を破棄すると聞いたときだった。

書類を見て打ちのめされて

1年のリサーチを行い11日で脚本を書き上げた。

===

★監督

ネタが良いので
有名監督の誰がやっても
良い作品になりそうに思えた。


ぐいぐいと惹きつけられて目が離せない話しです。

監督はクリントイーストウッド。

「グランドトリノ」は 個性が出ているが

この映画では個性など出せないように思える。

出せたとしたら音楽が好きで音楽も兼任している。

白黒画像をうまく使っている。

本作はア賞作品賞、監督賞に
ノミネートされていない。

===

★主演アンジェリーナ・ジョリー

作品が良すぎる。
演技が負けて埋没してしまう。
アンジーは淡々と演じている。

ア賞主演女優賞ノミネート

「17歳のカルテ(1999)」に
続き、精神病院に入る。


===

★注目したのはムラカミさん。

ジェームズ・J・ムラカミ

今回の映画で美術担当

「マディソン郡の橋」など
多くのイーストウッド監督作を手がけたヘンリー・バムステッドが

2006年に他界したことにより、

本作以降はムラカミがプロダクション・デザインを引き継いだ。

ア賞美術賞ノミネート。

===

★当時のロサンゼルス市警察の恐るべき体質

警察の言うことをきかないと、

「精神異常者」として精神病院に収容されてしまう。

アメリカが北朝鮮になろうとした時代の批判ですね。

その意味で同じような映画

「グッドナイト・アンド・グッドラック(2005)」


★格言

最初に曖昧に受け入れると、とんだ目にあう。

警察の出方を、ある程度予想した行動をすべきだ。

彼女の行動はあまりに無防備。

==

★映画「ある夜の出来事」

この映画がア賞に決まったシーンが
なぜ作品に織り込まれていたのだろう?

「ある夜の出来事」は化け物作品で
ア賞主要5部門独占の記録を保持している
恋愛コメディの古典です。
「ローマの休日」の元ネタ。

時代感を出したかったのだろう。

★基本情報

チェンジリング
Changeling
監督 クリント・イーストウッド
脚本 J・マイケル・ストラジンスキー
出演者
アンジェリーナ・ジョリー
ジョン・マルコヴィッチ
音楽 クリント・イーストウッド
クリスティン・ヤバラ
撮影 トム・スターン

line

映画マディソン郡の橋~偏見で観て驚いたクリントイーストウッドの作品



映画「マディソン郡の橋(1995)」

オースティンの作品に
「プライドと偏見」がある。
好きな作品だ。 

彼女は毛嫌いしていたのは
偏見だと気づき、
それまで嫌いだった男に恋してしまう。

しかし、どうして人は
偏見を持つのだろう。

私も映画で偏見ばかりだ。

本作「マディソン郡の橋」 を初めて観た。

これは不倫もの、男として許せない。
ずっと観るのを避けていた。

観てみて、偏見だったことがわかった。

大ベストセラーの映画化らしく
それも熟年の不倫。

この映画って日本的、フランス的。

おそらくアメリカでウケタのは、
今までにない、偲ぶ・忍ぶ恋だからだろう。

クリントイーストウッドの作品は
ハリウッド風より日本的。
これはタランティーノも同様。
二人の作風は日本的に思えてならない。

ストレートな表現を好むアメリカ人には
この抑制が理解できそうにないと思う。

しかし、それを理解できるように表現されている。

「ゴースト」も東洋的で死んだ後の話しなど、
アメリカ人に目新しく感じただろう。

====

本作の要点は

「長いあいだ、わたしはあなたに向って、
あなたはわたしに向って歩いてきたのです」

「はるか昔から、この世に生まれる前から、
わたしたちは互いに相手に向って旅をしていたのです」

ロバートは後の手紙にこう書いている。
互いの結びつきを
これほど確信しながら、
フランチェスカは
これまでの生活を捨てることを選ばず、
ロバートは独りウィンターセットを去る。

その後二人が会うことは
二度となかったが、
共にすごした短い時間が、
互いの人生にどんな意味をもたらしたか、
フランチェスカは子供たちに宛てた手紙に残した。

いつもお互いを思うだけの思いが、
今の生活を支えていたと。

==

私の映画ショートその1

4日間だけ彼女は少女に戻った。

ア賞を、とれなかったのは、
不倫だからだろう。

私の中にも、
はたしてこれでいいのだろうか? 
社会モラルに反する。

母は不倫してはいけないのだ。

母は、いつも良い母であってほしい。

妻はたった4日間の不在で不倫する。
これは旦那には痛まれない。

そんな不倫を
賛美するかのような映画は、
あってはならないと思う気持ちが片方にある。
しかし、この映画はよくできている。

========

この映画の裏話

========

名作ができるためには
常に対立があるものだ。

絶対妥協しない。
だから名作となる。

1.脚本の対立

★原作に忠実であるべきだ。

最初の監督はクリントではなかった。

映画化にあたっては
複数の脚本家が書いた。

監督は、ある脚本家の脚本で
映画を進めることを決めた。

製作者側(スピルバーグ)は、
その脚本に疑問を持った。

監督の採用した脚本は
原作から逸脱しすぎていた。

製作側はリチャード・ラグラヴェネーズが
書いた脚本がふさわしい。

製作側と監督側で、もめた。

おそらく不倫して
二人はハッピエンドの、
いつものハリウッドの話しに
なってしまっていたのだろう。

クリント・イーストウッドは
リチャード脚本の支持派だった。

自分採用の脚本でなければと、
その監督は降りてしまう。 

それでクリントが監督をやることになった。

クリントは言う。

本作は原作に忠実な脚本の方がいい。

原作のファンを大事したい。
そして本作は、
誰にでも起こりうる出会いが
あるべき関係を超えた
愛へと深まっていく物語だ。

====

★脚本家リチャードは原作を語る

30歳未満の女友達は
皆、結末を、もどかしがった。
彼女たちは意のままに
生きられる時代に育ったからだ。

1965年の片田舎に暮らす主人公は違う。
あきらめるしか選択肢はなかった。


2.撮影場所でもめた

本作のロケーションは
全て小説に描かれたマディソン郡の実在の場所で行われた。

このロケーションも対立した。

この実在の橋を使うには、
一部撮影のために
橋を壊さなければならないので
セットで行うべきたと。

しかしクリントは、この実在の橋に、
こだわり、歴史協会と話し合い、
この橋を再び修復すること、
そして他の橋も修復するということで
撮影の許可をえる。

しかし撮影終了後に、
この橋は焼失して、
今あるのは再建された橋である。

撮影当時、日本人観光客が
何台ものバスで観光に来ていた。

撮影日は、お引き取りいただいた。
日本人らは、お目当てはクリントでなくて、
原作の聖地めぐりで、
原作本をバイブルのようにかかえていた。


3.配役

男優

★主人公はクリントそのものだ。

クリントはその当時65歳。
イメージがあわない。

しかしクリントを知っている人は、
みな思った。

この主人公はクリントそのものだ。
性格も考え方も、
本物の彼そっくりだ。

突然に野の花を摘むシーンがある。
これは本当に彼の癖だ。

クリントは言う、
主人公は僕そのものなので
地の演技ができた。


★もめた女優

イザベラ・ロッセーニが最有力候補だった。

クリントは、この役は
メリル・ストリープしかいないと思った。
しかしイメージがあわないという意見が多数だった。

彼女は作品ごとに
別人に変わる「カメレオン」と異名をとる。

クリントは直々に初対面のメルリに電話して要請した。

彼女は言う
本作は、近年まれにみる、
大人のラブストーリー
それぞれ人生経験を積んだ。

実を結ばずに終わった二人の夢物語

===

編集担当は言う

40年代の恋愛映画のような味わい深さを

クリントが見事にカメラに収めた。

あの有名なダンスシーン
メリルのキスしそうで、しない、ためらう、ためらう
じれったい演技、うまい。

====

クリント監督のやりかた

メリルはクリント映画に
初出演して驚いた。

常に、ぶっつけ本番でやるの?

「ほとんどそうだ。

最初のテイクをつかう、
二度撮影することはない。」
と関係者が言う。

「それは嬉しい 同じ演技はできないわ」
とメリルが答えた。

クリントは言う。
人生にも映画にも完璧はない。
最初のテイクがすべてだ。

監督はアクションとか、カットとか言わない。

「いつでもいいよ。始めようか」
と小声で言うそうだ。

演技に注文をつけることはない。
役者に演技は全面的に任せる。

お互いが知り合う前は、
画面のアップはしない。
親しくなるまでは
距離感を持たせるロングショットで。


=====

私のショートその2

不倫なので 
男としては 
うかうかしていられない。

たった4日間の不在で。

でも、もう以前から 
彼女はいつでも 
燃えそうになる直前だったのですね。

女性の立場になってみると
この物語は素晴らしい。

こんな誠実な男もいるんですね。

男の家のドアの閉め方だけで判断される。

母もひとりの女なんですね。
主人公カメラマンの愛用カメラは
ニコン社製ですね。

★息子と娘の反応の違い

母が初めて男と結ばれる告白日記を読んで、
息子は、たまらなくなり外へ抜け出す
娘は共感をえて、
その情景を思い浮かべて、ひたる。

★彼女のドアのノブためらい

雨の中、彼は最後の顔を見せる。
運悪く、彼の車の後方に、
夫と乗る車が着いて、信号待ち。
おもわず彼女が車を降りようと、
ドアのノブに手が。。。
ここは話題のグットくる場面ですね。

===

★名セリフ

「自分でも分かっている。

初めて言う言葉だ。

これは生涯に一度の確かな愛だ」

===

意外な話し

★男泣き

クリントが台所で男泣きするシーン。

これはメリルも映画関係者らも、
彼の一大名シーンだと言う。
しかしクリントは最終版で
カットを指示したそうだ。

★タバコ嫌い

クリントはタバコが嫌いで、
吸うシーンは苦手。

★クリントの息子

ジャズクラブでクリントの実の息子が弾いている。

======

★マディソン郡の橋には続編がある。

終楽章

よみがえる<永遠の四日間>。

あのときの感動を、
あなたは覚えていますか?
1981年、ロバート・キンケイドは68歳になり、
すでにフリー・カメラマンの仕事を引退し、
小島の小屋でつつましい暮らしをしている。

しかし、あの運命の四日間から
16年経ったいまも、
フランチェスカへの秘めた想いは
消えることがない。

それを確かめるためにも、
最後にもう一度マディソン郡の橋を見に行こう、
と彼は思い立つ。

いっぽう、一年前に夫を亡くし、
60代になったフランチェスカは、
いまも日課としてローズマン・ブリッジへの散歩
を欠かしたことがない。
ひょっとして、
いつかまたロバートがやってくるかもしれないという
はかない願いを抱えながら・・・。

大ベストセラー小説
「マディソン郡の橋(1992)」の完結編
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