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スパイナル・タップ(1984)D〜ロックの変遷をパロディに


スパイナル・タップ(1984)D〜ロックの変遷をパロディに

★数行で映画紹介しなければ
架空のロック・バンド「スパイナル・タップ」。
ロック史上もっとも騒がしいバンド
全米ツアーの模様を撮影した“フェイク・ドキュメンタリー”形式で作られた作品

★ショウトしょうとSHORT

ロックの歴史をパロディ化して語る

モデルは
初期のビートルズ
デヴィッドボーイ
日本で有名になったクィーン

★ウイクより
ドキュメンタリーの「既存の対象に密着しありのままを記録する」手法を根本から覆した。
「脚本にそって対象を作り出し、俳優にキャラクターに沿ってアドリブで演技をさせ、
記録する」というモキュメンタリー(mock documentary=うそドキュメンタリー)
という手法である。俳優にアドリブで演技をさせて記録するという方式のため、
使われなかったシーンが膨大にあり、すべてを収めた「完全版」が海賊版として存在する。

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★概要ネタバレは基本情報のあとに
========

★基本情報
This Is Spinal Tap
監督 ロブ・ライナー
脚本 クリストファー・ゲスト
マイケル・マッキーン
ハリー・シーラー(英語版)
ロブ・ライナー
製作 カレン・マーフィー(英語版)
出演者
クリストファー・ゲスト
マイケル・マッキーン
ハリー・シーラー
ロブ・ライナー
ジューン・チャドウィック(英語版)
トニー・ヘンドラ(英語版)
ブルーノ・カービー
音楽 クリストファー・ゲスト
マイケル・マッキーン
ハリー・シーラー
ロブ・ライナー
撮影 ピーター・スモクラー
編集 ロバート・レイトン
ケント・バイダ(英語版)
キム・セイスト
配給 エンバシー・ピクチャー(英語版)
公開 アメリカ合衆国の旗 1984年3月2日
日本の旗 2018年6月16日
上映時間 82分
製作国 アメリカ合衆国

★概要ネタバレ
「英国ロック史上、最も騒がしいバンド」
と呼ばれた伝説のグループ、スパイナル・タップ。

バンドのドキュメンタリーを撮影する監督マーティは、
全米ツアーに同行しながら撮影。

中心メンバーのナイジェル、デヴィッド、デレクの3人が、
インタビューでバンドの経緯を語ります。

64年の結成時
スーツにマッシュルームカットという、
ビートルズの模倣スタイルで
「Give Me Some Money」と歌う。

ヒッピー・ムーブメントが来ると、
バンドのコンセプトを“フラワー・チルドレン”に転向。
サイケなファッションで「聞いてフラワー・ピープル」と歌う。
バンド名も、オリジナルズ、ニュー・オリジナルズ、レギュラーズと変更をする。

なぜかドラマーだけが、
家庭園芸中の事故やステージ上の自然発火で
次々怪死していくという。

80年代になると、スパイナル・タップはバリバリのハード・ロック・バンドと化し、
長髪にスパッツ姿で、悪魔だ地獄だと絶叫するヘヴィ―なスタイルに定着。

ニューアルバムは、ジャケットの絵柄が卑猥すぎると
レコード会社からクレームが入り、発売中止に。

年齢的にはオッサンの老舗バンドが、
ニューアルバムを引っ提げて全米ツアーへと出発。

ツアーは快調にスタート。
観客の歓声を浴びて、デヴィッドは「オレの彼女はデカい尻」とシャウトします。

楽屋ではナイジェルが、監督マーティに自慢のギターコレクションを披露します。
ナイジェルが「これ最高」と大絶賛するアンプを見ると、最大音量目盛が「11」。
「普通は10までしかないが、オレには音が小さすぎるから11まで作った。すごいだろ」
とドヤ顔のナイジェルに、
「目盛は10のままで、機械の音さえ大きくすればいいのでは」と冷静に突っ込む監督。

広告予算不足がたたって、大きな会場は次々とキャンセルに。

メンフィスでは、敬愛するエルヴィス・プレスリーの墓参りに訪れるメンバー。
しんみりと「ハート・ブレイク・ホテル」をハモろうとしますが、
何度やってもキーが合わずに墓石の前で揉めた挙句、ぐだぐだに歌って「インド調だな」。

デヴィッドの恋人ジャニーンが、ツアーに同行するためイギリスからやって来ます。

新しいデザインに変更されたニューアルバムがバンドのもとに届きますが、
手に取ったナイジェルとデヴィッドはびっくり。
なんとビートルズの「ホワイトアルバム」に対抗したのか、全面まっ黒。
イアンは言います。「今こそ、イメチェンのターニングポイントだ」。

会場は小さくなったものの、順調にライブをこなしていくスパイナル・タップ。
「女もいらない名声もいらない」と歌うデヴィッド。

レコード店で開いたサイン会にやって来たファンの数はゼロ。

気をとりなおし、ライブ前に全員で「ロックンロール!」と叫んで
ステージに向かうも、迷路のような楽屋の通路で迷子に。
いつまでたってもステージにたどりつけず、
ぐるぐる歩きまわるメンバーを待って客席がダレるという状況に。
東洋思想や星占いに傾倒するジャニーンは、
メンバーの星座をあしらったコスチュームを勝手にデザイン。

ナイジェルは、斬新なライブ演出を計画。
ステージ上に巨大なストーン・ヘンジを鎮座させようと提案します。
全員が大賛成しますが、完成したストーン・ヘンジを見て驚愕。

フィートとインチの区別がつかないナイジェルが注文サイズを間違え、
できあがったストーン・ヘンジはお子様用の椅子サイズ。
黒魔術風なおどろおどろしいステージの上にちょこんと置かれて、見事に浮きまくります。
歌はデヴィッドボーイ風。

ストーン・ヘンジの周りを小人が踊り出すという演出のため、
まるでメルヘンのようなステージに。

大ゲンカになる一同
イアンがブチ切れます。

「バンドを守っているのはオレなのに、なんで女が口出すんだ!」。
イアンはマネージャーを辞めた。
ジャニーンは「私がバンドの面倒をみる」と高らかに宣言。

本格的にバンドを仕切り出したジャニーンは星座で
バンドの予定立てる。
ナイジェルに無断でライブ会場を設定する。
空軍基地のダンスパーティで演奏する。
アンプの調整もしていない。うまく音が出せない。
堪忍袋の緒が切れたナイジェル演奏をやめて、バンドを脱退する。

ナイジェル不在で人気は急降下。
ライブ会場はどんどん小規模になります。
遊園地では人形劇と共演。

ジャニーンも演奏に参加。
「大丈夫。人形よりも私達の控え室のほうが大きいから」。
ナイジェル脱退が、想像以上のダメージでした。

リードギターがナイジェル担当だったため、
今や演奏もジャズなのかプログレなのか判別不明という有り様。
追い打ちをかけるようにタンバリンを叩き出すジャニーン。
観客は完全にドン引き。
ステージの上、ヤケになったデヴィッドは言います。
「バンド名を変えました。スパイナル・タップ・マーク2です」。

ツアー最終日。
「ガキの前で演奏するのはもう嫌だ。
オレはロック・オペラをやりたい」と言い出すデレクに、
デヴィッドも「ロンドン音響楽団とやろう」と答え、
完全に方向性を失うスパイナル・タップ。

楽屋にナイジェルが姿を現した。
「オレらの曲が日本でチャートインしてる。

再結成してジャパン・ツアーをやらないか」。
(クイーンみたい?)

ナイジェルを睨みつけるジャニーン。
ナイジェルへの怒りがくすぶっているデヴィッドも全くとりあわず、
ステージに上がります。

ステージ横で、バンドを見守るナイジェル。

デヴィッドは、ギターを弾きながらナイジェルに「来いよ」と合図します。
ナイジェルの顔が輝き、ステージに飛び出すと、
熱いギター・プレイでデヴィッドに応えます。

そして、ライブの場所は日本に。

東京のステージで、大喝采を浴びるスパイナル・タップ。

客席ではマネージャーに復帰したイアンがニコニコ顔。
スパイナル・タップは、見事に復活を遂げた。
THE END
=====
筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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パイレーツ・ロック~昔ロックは法律で1日45分しか放送できなかった英国と僕のロック論(おまけ)




映画パイレーツ・ロック(2009)



おもしろかったです。

60年代の英国のラジオ放送は

国営放送だけで民放ラジオは認められていない。

ロックの曲は法律で1日45分しか放送できなかった。

海上の船から24時間ロックを流し続けた海賊ラジオ局が

絶大な人気をえたために、

政府は規制しようと動く・・・・

この自由のなさから
真のロック(体制への反抗)は
アメリカでなくてイギリスで生まれたのかもしれません。


========================

流れる曲はハードロックでなく、

60年代の軽いポップ系で、ちょっとモノ足りませんでしたが

エンドロールに

ロックの名盤ジャケットが次から次に登場します。

まず出たのはビートルズ最高傑作アルバム

「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」

でした。 感激!!


★基本情報

パイレーツ・ロック

原題The Boat That Rocked

監督 リチャード・カーティス

脚本 リチャード・カーティス

キャスト
フィリップ・シーモア・ホフマン
トム・スターリッジ
ビル・ナイ
リス・エヴァンス
ニック・フロスト
ウィル・アダムズデイル
トム・ブルック
リス・ダービー
キャサリン・パーキンソン

=============

もしお時間あれば、僕のロック論です。

狭義のロックは英国で生まれたと思っています。


「ロック」はアメリカの黒人がはじめた「ロックンロール」が元で。

「ブルース」のブルーなイメージを取り除いて

明るくパワフルにしたサウンドだと思います。

どの曲からはっきり「ロックンロール」と定義できるかというと、

映画「暴力教室」(1955)で歌われた
『ロック・アラウンド・ザ・クロック』が最初でしょう。

そしてエルビスプレスリーが完全に「ロックンロール」を大衆化した。

その後ザ・ビーチ・ボーイズが登場して発展するが、

彼らの曲はなぜかポップすぎて、ずっしりこない。

ロックのいわゆる毒々しさもない。

僕が思うロックは、まだ登場していないことになる。

映画「スクール・オブ・ロック」(2003)で
http://77hikoboshi.blog111.fc2.com/blog-entry-268.html

ジャックブラックが小学生に、ロックは何かを語っている。

ロックとは大物(権力)への抵抗だそうで、同感です。

「スクール・オブ・ロック」は面白く笑える作品で、

「ロックとは何か?」を講義してくれます。

初心者にも大変親切な内容だと思います。


===

さてジャックブラックやその他評論家も言っていることだが

僕の定義する「ロック」は英国で生まれてしまった。

ビートルズ、アニマルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、キンクス、レッドチェッペリン
クリームといったイギリスのバンドが登場して、アメリカをのみこみ、世界中に広まった。

彼らのサウンドが「ロック」だと思います。

イギリスロックの草分けは「ヤードバーズ」ですが、聞いてもイマイチです。
エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジら
「三大ギタリスト」を輩出したことのみを語られるだけですね。

===

なぜ英国で生まれたかというと

《ロックンロールは死んだ》と言われる現象がアメリカで起こったのです。

プレスリーは兵役につき、その他ロックンロールのミュージシャンがいなくなる。

1960年には、すでにロックンロールのスターたちは誰も表舞台にいない。

アメリカの音楽シーンはポップソングやモータウンソウルが台頭して隆盛となる。

「ロックンロール」はアメリカでは消えてしまったが、

海を越えてイギリスの若者たちの間に飛び火していく。

イギリスのバンドが「ロックンロール」に魂をいれて、

「ロック」として確立したと思います。

「アメリカン・パイ」で、
ドン・マクリーンは
アメリカではロックは死んだと、皮肉をこめて歌っています。

「パイレーツ・ロック」のように、
ロックは危険、不良ソングとして、
政府は海賊放送を取り締まろうとします。
その権力に反抗するために
ロックが抵抗曲として生まれていったのかもしれません。


========

ロックの歴史で必見の曲 

 70年代でロックは死んだ説を信じているものです。

 映画の好みと同じように、かなり好みが偏っています。



<一曲編>

ロック・アラウンド・ザ・クロック(1955)
 ロックンロールの最初で最大のヒット曲

ロック・アンド・ロール・ミュージック(1957)
 チャック・ベリーの曲で
 ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、エレクトリック・ライト・オーケストラがカバー

クロスロード(1968)
 クリーム(エリッククラプトン)のブルースロック

パープル・ヘイズ Purple Haze(紫の煙)(1970)
 ジミ・ヘンドリクス(ジミヘン)の名曲
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」
 において第1位史上最高のロックギタリスト

アメリカン・パイ(1971)
 ドン・マクリーン、ロックではないが、もうロックは死んだという強烈な啓示


<アルバム編>

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(1967)
 ビートルズ、ロック史を語る上でも欠かせない記念碑的なアルバム

レッド・ツェッペリン I
 レッド・ツェッペリン、ブルースを基礎としたハード・ロックの進化

クリムゾン・キングの宮殿(1969)
 キング・クリムゾン、プログレッシブ(発展進歩)ロックの名盤

ジギー・スターダスト(1972)
 デヴィッド・ボウイ、ロック・スターの生涯をえがくコンセプトアルバム

狂気(1973)
 ピンク・フロイド、ロック史上でも欠かせない不朽の名盤 かなり哲学的


ディープパープル、ローリングストーンズ、イーグルス、ジャニスジョップリン

・・・・ 話し出したらキリがないので、時間切れとします。

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映画スクールオブロック~ジャック・ブラック全開



スクール・オブ・ロック(2003)

ロックとは何かを熱く語る

ロックとは大物(権力)への抵抗だそうだ。

小学生にロックの歴史を教えるニセ教師

物語はありえない非現実だが、なんとなく観れてしまう。

好きな男優ジャック・ブラックが出ているので点数が甘くなります。

★ジャックはギター弾ける?

教室でエレキギターを弾く時、
ズボンのポケットに小さいアンプを下げて
ギブソンSGをかき鳴らし、
ディープパープルを弾く
本人曰く、弾いている真似をしているだけだそうです。


★あらすじ

バンドを首になって無職となったジャックは、
友人になりすまし、学校の代用教師として乗り込む
授業内容はロック、生徒の子供達とバンドを組んで
バンドバトルに出場することを思いつく。

★ジャック・ブラック映画大好き

ベストは「愛しのローズマリー」
http://77hikoboshi.blog111.fc2.com/blog-entry-32.html

そして「ホリディ」
http://77hikoboshi.blog111.fc2.com/blog-entry-31.html

「ハイ・フィデリティ」


★基本情報

スクール・オブ・ロック

原題 School of Rock

監督 リチャード・リンクレイター

脚本 マイク・ホワイト

出演者
ジャック・ブラック
ジョーン・キューザック

上映時間 108分
製作国 アメリカ
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