果しなき欲望(1958)D〜現在作業中
果しなき欲望(1958)D
★数行で映画紹介しなければ
終戦のドサクサに大量のモルヒネを病院の防空壕に隠した。
回収したいが、防空壕の上は店になっていた。
近くの空き家からトンネルを掘る
★ショウトしょうとSHORT
お目当ての場所を放火して 買い取る方法もあった。
不動産屋じゃなくて土地掘り専門会社だったら?
個人的には、いただけないストリーでした。
========
★概要ネタバレは基本情報のあとに
========
★基本情報
原作は『赤い殺意』 藤原審爾。
撮影は今村監督と長年コンビを組む姫田真佐久が担当。
監督:今村昌平
出演:長門裕之(悟)、中原早苗(リュウ子)、西村晃(中田)、殿山泰司(大沼)、小沢昭一(沢井)、加藤武(山本)、渡辺美佐子(志麻)、菅井一郎(大乃湯金造)、高品格(滝爺)、河上信夫(金山)、三崎千恵子(きよ)、柳澤愼一(菅井)、芦田伸介(刑事一)、秋津礼二(刑事二)、ほか
初公開: 1958年11月18日
★概要ネタバレ
終戦の日、どさくさに紛れて麻薬モルヒネを姫野の陸軍病院の防空壕に埋めた。
軍医である橋本中尉が首謀者なのですが、彼はもう亡くなり、代わりにやってきたのが妹だという志麻でした。
埋める作業を行ったのは3人のはずで、誰かが秘密を嗅ぎつけてやってきた邪魔者のようです。
ただ陸軍病院の建物は私立の診療所になっていて、その敷地も商店街に変わっています。
モルヒネは肉屋の真下にあり、掘り出すには近くの貸家から地下を掘っていかなければなりません。
人手が必要ということで、その誰か判らない邪魔者も参加させることにします。
不動産屋を開くと偽り、近くの銭湯・大乃湯の主人である金造(菅井一郎)に掛け合って無事に貸家は借りられましたが、
その息子・悟(長門裕之)を雇わされる羽目になり、それも一同の頭痛の種になります。
悟をなるべく営業に出させてトンネルを掘っていきますが、資金調達の休みの間に山本が逮捕され、人数が減ります。
それでも一同は奮闘して掘り進めるのですが、驚いたことに商店街はその月末で取り壊される計画でした。
予定よりも仕事を進めなければなりませんが、ちょうどそこへ拘置所を脱走した山本が帰ってきて、手を貸します。
ところが喧嘩の結果、沢井が彼を刺殺。トラブルにもめげず掘り進んでモルヒネのドラム缶を見つけますが、
今度はそれが倒れて沢井も死にます。
2人の犠牲を出して、ようやくモルヒネは見つかりました。
3人で山分けしようとしたところ、志麻が大沼を毒殺。
実は彼女が中田と組んで橋本元軍医も殺したのです。
しかも志麻は中田まで殺してしまい、モルヒネを独り占めしようとします。
しかし死体を見た悟の通報により警察が彼女を追跡します。
嵐の夜に壊れた橋を渡ろうとした志麻は水面に落下し、濁流に飲まれます。
結局、欲に駆られた5人全員が虚しく死を迎える。
THE END
=====
筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
=====
スポンサーサイト