酔いどれ天使~黒澤・三船コンビの最初の作品

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酔いどれ天使(1948)C


★数行で映画紹介しなければ

結核にかかったヤクザと酒好きの貧乏医師のぶつかり

★ショウトしょうとSHORT

夢のシーンがさすが黒沢です。

あとはなんとなく粗削り感がいなめません。

木暮実千代が当時の悩殺女優です。


完全あらすじ


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★基本情報

監督 黒澤明
脚本
植草圭之助
黒澤明

キャスト
志村喬
三船敏郎
山本礼三郎
木暮実千代

上映時間98分
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コメントは、こちらにメールください
77hikoboshi@gmail.com

話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける


村上サガンの著作一覧

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生きる~黒沢作品で一番好きな作品です

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生きる

生きる(1952)A

★数行で映画紹介しなければ

余命を知った初老男が最後に一念発起して成し遂げたことは。

★ショウトしょうとSHORT

♪「いのち、短かし 恋せよ乙女 」を、志村喬が歌うシーンはしみじみさせます。

黒沢作品で、僕的ナンバーワンの映画です。

葬式での、回想と現在を往復する(カットバック)シーンは秀逸です。

時計を投げ出す、ストリップを観て驚嘆する、

有名なブランコシーンなど、

志村喬ならではの、味わいのある名演技ですね。

脚本も傑作の部類に入りますね。


完全ネタバレ編


★仕入れた情報

黒澤監督作品の中でも、ヒューマニズムが頂点に達した名作と評価されている。

1953年:キネマ旬報ベストテン第1位
1953年:毎日映画コンクール 日本映画大賞

1954年:第4回ベルリン国際映画祭市政府特別賞

★国内ランキング
1959年:「日本映画60年を代表する最高作品ベストテン」(キネマ旬報発表)第7位
1979年:「日本公開外国映画ベストテン(キネ旬戦後復刊800号記念)」(キネ旬発表)第2位
1989年:「日本映画史上ベストテン(キネ旬戦後復刊1000号記念)」(キネ旬発表)第3位
1989年:「大アンケートによる日本映画ベスト150」(文藝春秋発表)第3位
1995年:「オールタイムベストテン」(キネ旬発表) 「日本映画編」第8位 「世界映画編」第34位

1999年:「映画人が選ぶオールタイムベスト100・日本映画編(キネ旬創刊80周年記念)」(キネ旬発表)第11位
2009年:「映画人が選ぶオールタイムベスト100・日本映画編(キネ旬創刊90周年記念)」(キネ旬発表)第13位

★海外でのランキング
「映画史上最高の作品ベストテン」(英国映画協会『Sight & Sound』誌発表)
※10年毎に選出
1962年:「映画批評家が選ぶベストテン」第20位
1972年:「映画批評家が選ぶベストテン」第12位
1982年:「映画批評家が選ぶベストテン」第21位
1992年:「映画批評家が選ぶベストテン」第43位

2010年:「史上最高の外国語映画100本」(英『エンパイア』誌発表)第44位

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★基本情報

監督 黒澤明

脚本
黒澤明
橋本忍
小国英雄

出演
志村喬
小田切みき
金子信雄

上映時間 143分
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エッセイ「恋愛映画を話そうよ」


過去3年、600本からマイベストです。


俳優別映画一覧


恋愛映画1500本~アイウ順索引


村上サガンの出版物



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クロサワ映画はトヨタの車だ



黒澤(クロサワ)映画を話そうよ その2 

クロサワ映画はトヨタの車だ



クロサワは

1990年に米アカデミー名誉賞を受賞した。

ルーカスとスピルバーグが

「現役の世界最高の監督です。

“映画とは何か”に答えた数少ない映画人の彼にこの賞を送ります」

と紹介した。

クロサワのすばらしさを称える本や資料は多数ある。

前回のつづきで

クロサワのリアルを追及するエピソードの追加からはいります。

1.ピストルの話し

シーンは

机の引き出しにピストルがはいっている。

役者は机の引き出しからピストルを取り出すことはない。

役者はそこでピストルの処分で苦悩するだけ。

このシーンでも机の引き出しにはピストルを入れろと指示する。

それも本物のピストルを。


2.漢方薬の話し

映画「赤ひげ」では漢方薬が収納されている薬棚が出てくる。

実際にそこから漢方薬を取り出すシーンはないが

クロサワはこの薬棚の全部の引き出しに本物の漢方薬を入れさせた。

このこだわりについて思う。

これは

トヨタの車のバンパーではないか

茶道の極意ではないか

つまり目に見えない隠れたところにも心を配る。

このこだわりは日本人の美学かもしれない。

中国人が驚いたという。

なぜトヨタの車は永遠に見られることのない

車のバンパーの裏を磨くのか?

米国人も磨かない、日本人だけだ。


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僕のクロサワ映画ベストはニ作

「生きる」と「赤ひげ」

黒澤ヒューマニズム映画の双璧だと思います。


★「赤ひげ」

原作は山本周五郎の小説「赤ひげ診療譚」

出演した加山雄三は

今まで俳優を続けようか辞めようか悩んでいたが、

本作に出演した事をきっかけに生涯俳優として生きていく事を決意。

3時間ものだが長いと感じさせない。

セットの懲り方はいつものように半端じゃない。

得意の雨のシーン(わざと墨汁混入)は

いつもながら迫力あり。

以下の話しが印象的だ。

医者は体の病気だけでなく、

心の病気もいっしょに治療する必要がある。


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クロサワ映画を話そうよ~リアルの追求



クロサワ映画を話そうよ その1


映画ファンで日本人なら

世界の映画関係者に多大なる影響を与えた

クロサワの映画を観ておくべきだと思います。


英映画誌が最も偉大な映画監督トップ100を発表

2004

1.スティーヴン・スピルバーグ監督
2.アルフレッド・ヒッチコック監督  
3.マーティン・スコセッシ監督  
4.スタンリー・キューブリック監督  
5.リドリー・スコット監督  
6.黒澤明監督  
7.ピーター・ジャクソン監督  
8.クエンティン・タランティーノ監督  
9.オーソン・ウェルズ監督  
10.ウディ・アレン監督


クロサワ作品は全部で30本。

好きな理由は、アクション作品だけではない、

心に染み入るヒューマンドラマが作れること。

「生きる」には涙した。

でもクロサワを語る場合は、やはりアクションだろう。

映画への完璧なこだわり、妥協しない頑固さ

映画産業の黄金時代だったから、

豊富に制作費用が出せた時代だったからクロサワ映画は生まれた。

晩年は映画産業斜陽の時代で、金のかかるクロサワは

日本では映画が作れなくなった。

クロサワを師と仰ぐスピルバーグ、ジョージ・ルーカス、

フランシス・フォード・コッポラらの支援でクロサワ映画は作られていく。


★リアルの追求


多くの逸話伝説がある。

1.人が住んでいる家を壊す。

「天国と地獄」

列車が酒匂川の鉄橋にさしかかるシーンの撮影において、

民家の2階部分が邪魔になったため、取り払わせた。


2.常に本物を使う。

刀、射掛ける矢。

「蜘蛛巣城」

矢が多数、本当に射掛けられた。

主演の三船に射かけるのは、弓矢の名手数名。

三船は演技どころではなく、

本当に殺されると思ったそうで

それが迫真のシーンになっている。

三船は死を覚悟して演技できる役者だ。


★三船敏郎

クロサワのこだわりの映画に、ぴったりの俳優が三船敏郎。

クロサワは三船との出会いなくして

映画は、できなかったと言われるほどの逸材の映画俳優である。

つづく

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