トイ・ストーリー(1995)C〜おもちゃ側の視線
★数行で映画紹介しなければ
アンディのお気に入りのカウボーイの人形ウッディ。
彼はアンディが新しいオモチャであるバズに嫉妬していた。
ウッディとバズは隣の家に住むシドというオモチャをいじめる男の子の家に迷い込んでしまった。
最初はいがみ合っていたウッディとバズはお互いの気持ちを知り、
力を合わせてアンディの家へ戻ろうと協力する。
★ショウトしょうとSHORT
おもちゃ側の目線でえがかれたアニメ。
シリーズになり、パート3は大泣きしました。
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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
Toy Story
監督 ジョン・ラセター
脚本 ジョス・ウィードン
アンドリュー・スタントン
ジョエル・コーエン
アレック・ソコロウ
製作 ラルフ・グッジェンハイム
ボニー・アーノルド
製作総指揮 エドウィン・キャットマル
スティーブ・ジョブズ
出演者 (原語版)
トム・ハンクス
ティム・アレン
(日本語吹き替え版)
唐沢寿明
所ジョージ
音楽 ランディ・ニューマン
主題歌 「君はともだち」
ダイアモンド☆ユカイ
編集 リー・アンクリッチ
ロバート・ゴードン
製作会社 ピクサー・アニメーション・スタジオ
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給 ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 1995年11月22日
日本の旗 1996年3月23日
上映時間 81分
製作国 アメリカ合衆国
★概要ネタバレ
アンディは持っているオモチャ達で、カウボーイ人形のウッディがお気に入りだった。
遊びの中心は常にウッディであり、部屋にもカウボーイ関連のオモチャがたくさんある。
遊びを終えたアンディはウッディと一緒に1階へ降りた。
ダイニングではアンディのママが彼の誕生日パーティーの準備をしている。
引っ越しを控えている為、今日やる事になっていたのだ。
アンディは2階へ戻り、妹のモリーを連れて再び1階へ降りていった。
ウッディ困惑していた。
誕生日パーティーの事を誰も知らないからだ。
ウッディの合図で動き出すオモチャ達。
顔のパーツを自在に取り外し出来るミスター・ポテトヘッドは
モリーにバラバラにされて文句をボヤいている。
ウッディは体がバネの犬のオモチャであるスリンキーにスタッフミーティングを開くから
みんなに呼びかけるよう指示を出した。
続々と集まるオモチャ達。
ミーティングが始まり、引っ越しのペアや先週の事について話す。
アンディの誕生日パーティーの事を小さな声で話す。
するとオモチャ達は大慌て。
新しいオモチャが来ると自分が捨てられないかと心配になるのだ。
アンディはオモチャを大切にするから誰も捨てられないと話すウッディ。
ブタの貯金箱のハムは人が集まり出したと告げる。
恐竜のオモチャのレックスを筆頭にオモチャ達はパニックを起こしている。
オモチャ達の様子を見かねたウッディは、パーティー会場に偵察隊を出した。
ウッディはバケットソルジャーの軍曹に誕生日パーティーの偵察をするように指示を出す。
バケツからどんどん出てくる兵隊のオモチャ達。
軍曹は望遠鏡で下の様子を見てパラシュート隊を降ろす。
続いて縄伝いに先発隊が降りてくる。
アンディのママが部屋から出てくる。
難を逃れた兵隊は植木の中へ紛れていく。
1人の兵士が負傷してしまっていた。
軍曹は1人の兵士を助け、後発隊に無線機の搬入を指示する。
部屋にいるオモチャ達はまだ応答がないとソワソワしていた。
軍曹から通信が入る。
全員無事にプレゼントの見える位置に辿り着いたのだ。
プレゼントが開けられていく。
中身はランチボックスなどオモチャではなかった。
遂に最後のプレゼント。
全員が固唾をのみながら軍曹の声に耳を傾ける。
中身はボードゲームだった。
オモチャ達は一安心した。
ところが、クローゼットからもう1つプレゼントが出てきた。
再びソワソワするオモチャ達。
部屋の無線機が落ちて通信が途絶えてしまった。
通信が戻ると軍曹からの緊急通信が入った。
アンディが2階へ向かってきている。
オモチャ達は大慌てで元の位置へ戻る。
アンディが新しいオモチャを持って来たのだ。
ベッドの上にいたウッディをどかして新しいオモチャに大興奮のアンディ。
ママに呼ばれて再び部屋を出て行くと、オモチャ達は何者が来たのか気になり始めた。
ウッディがベッドの上に登ると宇宙飛行士のスペースレンジャーのオモチャである
バズ・ライトイヤーが立っていた。
バズは段ボールで出来た宇宙船やベッドの様子などを伺っている。
オモチャとしての自覚がなく自分を本物のスペースレンジャーだと思っている。
ウッディが現れて警戒するバズ。
他のオモチャ達もバズに挨拶をした。
バズには翼があり、電球で光るレーザーやボタンを押すと声が出るという
新型のオモチャの装備があった。
嫉妬するウッディ。
バズが来てからというものウッディの人気はバズへと移っていた。
それはオモチャ達の間だけではなくアンディも一緒だった。
カウボーイ風の部屋の様子はすっかりとバズや宇宙の物へと変わってしまっていたのだ。
それによって徐々に嫉妬心が強くなるウッディ。
遂に我慢の限界を迎え、バズに抗議する。
バズにはオモチャという自覚がない為、相手にされない。
外からアンディとは違う少年の声がした。
声を聞いた途端、オモチャ達は震え上がった。
声の主は隣に住むシドだった。
シドはオモチャをバラバラにしたり、破壊したりして遊ぶのだ。
オモチャ達からは怖がられていた。
外の様子を見るウッディ達。
シドはコンバット・カールという兵士のオモチャに花火を付けていた。
火を着けて爆発させた結果、コンバット・カールは粉々になってしまった。
同じオモチャが粉々にされるのをただ見るしか出来ないウッディ達。
ボーは引っ越しまでの我慢だと仲間達に話す。
夕方になり、アンディはピザプラネットへ出かける事になった。
いつもオモチャを持って行く事にしている彼が今回選ぶのは当然バズだった。
ウッディはバズをちょっと驚かしてやろうとラジコンカーでイタズラをする。
しかし、不慮の事故でバズが窓から落ちてしまったのだ。
ウッディはポテトヘッドやハムから責任を問われ追い詰められる。
そこへアンディがやって来る。
部屋にバズがいない事にアンディは仕方なくウッディを連れていく事にした。
一方のバズは運良く植木に落ちた為、無事だった。
車に乗り込むアンディに連れられたウッディを見たバズは車につかまり後を追う。
ガソリンスタンドに着き、給油を手伝うアンディ。
ウッディはバズの事を皆に信じてもらえない事に苦しんでいた。
そこへバズがやって来る。ウッディはバズが無事である事に喜んだ。
皆からの疑いが晴れるからだ。
一方のバズはウッディに殺されかけた事を疑っていた。
そしてウッディを倒そうとする。喧嘩を始めたウッディとバズ。
その内に車から落ちてしまう。
そしてその間にアンディは車に乗ってピザプラネットへ向かってしまった。
完全に迷子となり落ち込むウッディ。
ピザプラネットの車がやって来た。
ウッディは何とかバズを言いくるめて車に乗り込む。
ピザプラネットに着いた2人はアンディを探す。
バズが宇宙船と勘違いしてクレーンゲームの中へと入ってしまう。
中には緑色の宇宙人の人形リトルグリーンメンがいた。
バズとグリーンメンの会話を聞いて呆れるウッディ。
シドがやって来る。
急いで隠れるウッディ。
グリーンメンを取ったシドにバズが見つかってしまう。
シドはバズを取ろうとクレーンを引っ掻ける。
ウッディはバズを取られまいとするがグリーンメン達に邪魔されて、
2人共シドに捕まってしまう。
シドの家に近付くウッディとバズ。
グリーンメンは遊んでもらえるとワクワクしているが、ウッディは怯えている。
家に着くとペットの犬であるスカッドが吠えていた。
とても凶暴で出されたグリーンメンを激しく噛んでいる。
シドは妹のハンナに自分宛てに小包が来ていないか聞いていた。
ハンナは相手にしない。
シドはハンナが持っていた女の子の人形を取り上げて部屋に持って行ってしまう。
首をプテラノドンの人形の首とすり替えてしまったのだ。
様子を見たウッディは逃げ出そうとする。
出口がない。
シドのオモチャ達が出てくる。
みんなバラバラのパーツで組まれていた。
ウッディはもう気が気ではなかった。
一方、アンディのオモチャ達はバズを探していた。
アンディが帰って来てウッディがいなくなったのを知る。
翌日、シドの標的となっていたウッディ。
バラバラにまだされていないが軽い火傷をしてしまった。
シドが出て行った後、ドアが開いている事に気付いたウッディは外に出ようとする。
しかし、階段の所に凶暴なスカッドがいて降りられない。
こっそりと行動するウッディとバズ。
しかしウッディの背中にある声を出す紐が引っ掛かり、声が出てしまう。
スカッドがそれで目を覚まし、階段を上って来る。
必死に隠れる2人。スカッドは諦めてその場を去っていった。
そんな時バズはあるCMを見る。
新発売されたオモチャ、バズ・ライトイヤーのものだ。
そのCMを見て自分自身がオモチャである事を実感して意気消沈するバズ。
しかし、オモチャのはずがないと考え、翼を出して窓の外へ飛び立とうとする。
しかし、無残にも落ちてしまい片腕が外れてしまった。
隠れた場所から出てきたウッディ。
バズがどこかおかしい事に気付く。
バズは自分がスペースレンジャーではない現実を知り、自棄を起こしていたのだ。
窓から飛ぶ事も出来ない自分が嫌になっていたのだ。
「窓から飛ぶ」という言葉である事を閃くウッディ。
アンディの部屋ではポテトヘッドとハムがボードゲームをしていた。
そこへ向かいの窓からウッディが声をかけた。
ポテトヘッド達はウッディがシドの家にいる事に驚いている。
ウッディはクリスマスツリーにつける電球のリースをスリンキーに投げる。
それを伝ってアンディの部屋に戻ろうというのだ。
しかしポテトヘッドはウッディがバズを殺したと主張する。
ウッディはバズも一緒だと説明するが信じてもらえない。
そこでウッディはバズの片腕を使って、バズは生きていると話す。
しかし片腕だけを見たオモチャ達はウッディを嘘つき呼ばわりしてリースを捨ててしまう。
落胆するウッディを他所にシドのオモチャ達がバズの周りに集まってきた。
ウッディはバズの片腕を奪われ、バズが食べられると勘違いした。
しかし実際はバズの腕を直してくれたのだ。礼を言うウッディ。
ところがオモチャ達は大慌てで隠れてしまう。
シドが帰って来たのだ。
ウッディもバズを連れて隠れようとするが、
バズは動かない。
仕方なくバズを置いてウッディはカゴの中に隠れた。
シドは通販で買った特大ロケットを飛ばそうと考えていた。
そこで床に落ちていたバズをロケットに取り付ける。
しかし、急に雨が降りロケットは翌日に延期された。
そして翌日はアンディの引っ越しの日だった。
ウッディはカゴから出られない状態になっていた。
バズに声を掛けるが、彼は自暴自棄になっていた。
自分が役に立たないただのオモチャだからだ。
しかしウッディはバズがオモチャだからアンディのお気に入りになったと話す。
そしてウッディ自身はそんなバズに嫉妬していた事を話す。
外はすっかり雨が上がり、夜が明けていた。
ウッディはバズに1人で逃げるよう伝える。
しかし、バズはウッディを助け出そうとする。
その時、外に引っ越しのトラックがやって来た。
残された時間は少ない。
バズはカゴの上の工具箱をどかし、ウッディは外に出られた。
ところが目覚まし時計が鳴り、シドが目を覚ます。
シドはすぐにバズを連れて外へと行ってしまう。
彼を追いかけようとするが、スカッドが待ち構えていた。
このままでは外へ出られない。ウッディはシドのオモチャ達に助けを求める。
オモチャ達はウッディのバズへの想いを知り、協力する事にした。
アンディの家では着々と引っ越しの準備が進められていた。
そしてシドの家の庭ではシドがロケット打ち上げの準備をしていた。
ウッディはシドのオモチャ達に作戦を告げて指示を出していく。
オモチャ達は行動を開始し、まずスカッドをおびき寄せる。
スカッドが部屋の前を離れた瞬間にウッディ達他のオモチャはスケボーに乗って外へと出る。
庭まで辿り着いたウッディに気付くバズ。
しかしウッディはその場に寝転んでしまう。
そこへシドが戻ってきた。
ウッディに気付いたシドは後でバーベキューにしようとウッディのフォルスターにマッチを入れる。
ロケット打ち上げの瞬間、ウッディが内蔵された声を出す。
シドはウッディが壊れたと思った。
様子がおかしい。ウッディが自分に話しかけて来たのだ。
驚くシド。
ウッディの合図に合わせてシドのオモチャ達がゾンビの様に迫って来たのだ。
ウッディはシドにこれからはオモチャを大切にするよう伝える。
シドは気味が悪くなり逃げ去ってしまった。
ウッディ達はお互いを称え合い、バズは堅い握手を交わす。
その時、アンディが家を去るのが聞こえた。
必死に引っ越しのトラックを追いかけるウッディとバズ。
何とか飛び乗ったのも束の間で、スカッドが追いかけてきた。
引きずり降ろされそうになるウッディ。
それをバズが引き離したが、彼はトラックから落ちてしまう。
ウッディはトラックの荷台を開けてアンディのオモチャ達の中からラジコンカーを出す。
他のオモチャ達はウッディが何をしようとしているのかが分からない。
ウッディはラジコンカーを降ろしてバズの元へ操縦する。
オモチャ達はウッディがまたオモチャを落としたと勘違いし、ウッディを攻撃し始める。
ラジコンカーはバズを乗せてスカッドから全速力で逃げる。
ウッディは仲間達の攻撃を受けながらも必死に操縦する。
そして何とかラジコンカーはスカッドきら逃げ切ったのだ。
一方ウッディはオモチャ達によってトラックから落とされてしまう。
そこへ後ろからやって来たラジコンカーがウッディを乗せた。
バズと共にトラックを追いかけるウッディ。
それを見たオモチャ達は自分達が間違っていた事を知り、2人を助けようとする。
しかし後も少しの所でラジコンカーの電池が切れてしまった。
落胆するウッディとバズ。その時、ロケットとマッチがある事に気付く。
ところがマッチに火を着けるも車の風で消えてしまった。
今度こそ完璧にダメだと倒れ込むウッディ。
バズも落胆の色を隠せない。
その時、バズのヘルメットで反射した日光が
ウッディの手を軽く焼き始めた。
ウッディはその日光を利用し、ロケットに点火した。
ロケットは猛スピードでトラック目掛けて飛んで行く。
ラジコンカーをトラックに戻すとロケットは急上昇を始めた。
バズは翼を出してロケットと自分達を切り離した。
そのまま落下してしまったら2人は粉々だ。
ウッディは目を覆う。
その時、2人は宙を舞った。
ウッディは空を飛んでいる事に感激する。
トラックを追い越した2人は無事にアンディの車の中に戻った。
新しい家に引っ越したアンディ達。
家ではクリスマスのプレゼントを開けていた。
ウッディはどんなプレゼントが来てもバズには敵わないと話す。
2人は親友になりお互いを認め合うようになったのだ。
アンディがプレゼントを開けると中身は何と子犬だった。
報らせに驚きと笑顔を浮かべるウッディとバズであった。
THE END
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筆者の公式サイト話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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