佐々木、イン、マイマイン(2020)〜現在作業中
佐々木、イン、マイマイン(2020)E〜同級生が死んだ
★数行で映画紹介しなければ
石井悠二は27歳。俳優になるために上京したものの、鳴かず飛ばずの日々を過ごし、
ユキとの同棲生活もうまくはいかなくなっている。
高校の同級生の多田と再会した悠二は、
高校時代に圧倒的な存在感を放っていた同級生・佐々木との日々を思い起こす。
★ショウトしょうとSHORT
高校の友人の思い出
同じようなストーリーの映画は昔からよくありますね。
持論だが、ヒットするのは人気俳優出演
とヒット曲がなければ
映画のヒットはありえない。
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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
監督 内山拓也
脚本 内山拓也
細川岳
製作 汐田海平
出演者 藤原季節
細川岳
萩原みのり
遊屋慎太郎
森優作
小西桜子
河合優実
井口理(King Gnu)
鈴木卓爾
村上虹郎
音楽 小野川浩幸
撮影 四宮秀俊
配給 パルコ
公開 日本の旗 2020年11月27日
上映時間 119分
★概要ネタバレ
石井悠二(藤原季節)は部活を辞め、勉強も身に入らずダラけた生活をしていた。
クラスの人気者の佐々木(細川岳)と意気投合し、仲良くなります。
お調子者の佐々木は皆から「佐々木、佐々木」とはやし立てられると、
女子の前でもお構いなく服を脱ぎだします。
両親の帰りが遅い佐々木の家を、溜まり場として過ごしていましたが、
やがて受験が近づき、そうは遊んでいられなくなりました。
そして三学期になり、佐々木が姿を現さなくなります。
実は佐々木の父親が亡くなったからだと聞いて、
登校してきた佐々木に皆気を使います。
石井たちもいつものようにエールを出来ず、
佐々木自身のパフォーマンスもキレのないままギクシャクし、
そのまま卒業式を迎えるのでした。
石井は大学には行かず、地元を出て一人暮らしをします。
夢だった俳優を目指すものの、それだけでは生活できないのでアルバイトをしています。
佐々木とはずっと連絡をとってなかったのですが、地元に帰省した時に偶然佐々木と再会しました。
つい最近まで沖縄にいたと言う佐々木。
傷害事件を起こしたり、パチンコで生計をたてたりと破天荒な暮らしぶりです。
大人になりたくないし働きたくもないと平
然と話す佐々木は、高校生の頃から何も変わってないようです。
恋人のユキ(萩原みのり)とは惰性で同棲し、
アルバイトの仕事も嫌々やっている石井。
石井のアルバイト先に、
飛び込みで営業にやってきたのは高校時代に共に佐々木と遊んでいた
旧友の多田(遊屋慎太郎)でした。
仕事後に飲みに行った2人、石井は惰性で生きている事を打ち明けると、
今は結婚し苦労しながらも生きているという多田から、厳しい言葉が飛んできます。
言葉に我に返った石井は、恋人ユキともきちんと向き合えてなかった事を反省し、
後輩俳優の須藤(村上虹郎)に連絡し、芝居の役を紹介してもらいます。
それはテネシー・ウィリアムズの戯曲をアレンジした「ロンググッドバイ」という舞台。
主人公は売れない小説家で、長年住んでいたアパートを引っ越しする設定です。
石井は自分が演じるならこの役しかないと心に決めていました。
そして役を掴むことになります。
公演に向けて、石井は稽古に励んでいましたが、
ユキは次の引越し先を見つけ石井のアパートを出る準備をしています。
そんな中、佐々木から連絡が入ります。
石井が電話に出てみると、知らない女性からの電話でした。
苗村(河合優実)という女性で、佐々木とはカラオケボックスで出会い、
佐々木の家に出入りするようになったそうです。
彼女の話では、佐々木は末期ガンを患っていたと言います。
佐々木は延命治療を一切拒み、自宅で療養していましたが先日亡くなったそうです。
石井は親友の死に、涙を流し悲しみました。
翌日に佐々木の葬式が行われると聞いた石井は、
引っ越しをキャンセルし、ユキの運転で佐々木の家に向かいました。
葬儀は遠方に住む佐々木の親戚たちが執り行いましたが、
石井や多田ら高校の友人や苗村が参列しただけでした。
石井たちは高校時代の佐々木との楽しかった思い出を思い出す。
もしかしたらまたエールを送れば、
佐々木が起き上がり全裸で踊りだすのではないか、
そんな気になった石井たちは「佐々木!佐々木!佐々木!」と、
出棺していく佐々木に向かい、あの日のようにエールを送って見送るのでした。
THE END
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