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再生復活などのテーマ別映画紹介

これまでのテーマ別映画紹介です。



映画にみられる「女性の再生・再出発」


私が泣く映画一覧


絵画のからむ映画


キスが印象に残る映画その1


ガールズムービー(教師編)


ガールズ・ムービー(老婦人編)


認知症と記憶障害の映画

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ガールズムービー(教師編)

女教師編で僕的秀作を選んでみました。



1.告白(2010)~最後まで魅入った、心の闇をえがいた世紀の衝撃作品


2.嫌われ松子の一生

生徒の罪をかぶって、失職。
危険な男ばかり、好きになり転落してゆく。

3.瀬戸内少年野球団

夏目雅子 
淡路島での戦争未亡人教師



4.北のカナリアたち(2012)~吉永小百合、離島分校での悲しい出来事



5.さよならミス・ワイコフ(1978)~私は転落しない


黒人の生徒とのみだら行為を目撃された白人教師
たくましく再出発

6.二十四の瞳

昭和3年、新任教師として瀬戸内海にある小豆島の分校に赴任したが


テレビドラマですが、
「家政婦のミタ」の脚本家の傑作「女王の教室」は必見です。


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選外


★ミスター・グッドバーを探して(1977)

女教師が、夜ごとバーに繰り出しては男性ハントをする。
都会に生きる一人の孤独な女性の姿
ダイアン・キートン、リチャード・ギア

★ダウト~あるカトリックの学校で

ある疑惑は疑惑のままに終わる


★あるスキャンダルの覚え書き

15歳の教え子と関係を持ってしまった女教師と、
その秘密を握った孤独な初老の女教師の歪んだ友情を描く愛憎サスペンス
ジュディ・デンチ, ケイト・ブランシェット, ビル・ナイ

★おっぱいバレー

意外につまらなかった。


★バッド・ティーチャー(2011)~キャメロン・ディアス、映画史上有数
の超悪教師コメディ


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ガールズムービー(友情交流編)

ガールズ・ムービー(老婦人編)

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ガールズ・ムービー(老婦人編)

★老婦人が主人公の映画


カレンダーガールズ(2003)A~世界初の婦人会ヌード・カレンダー



マルタのやさしい刺繍(2006)A~下着屋をはじめた老婦人



ハロルドとモード(1971)A~19歳と79歳の恋、映画史上最大の不良老婦人



ヨコハマメリー(2006)A~街頭に立って待ち続けた、お婆ちゃん



ラベンダーの咲く庭で(2004)B~年老いても少女の恋をする、淡い恋心、微妙な薄味がいい


西の魔女が死んだ (2008)B


トイレット(2010)B~「かもめ食堂」、「めがね」の荻上直子監督の作品

八月の鯨(1987) C
小さな島のサマー・ハウスで
夏を送る老姉妹のささやかな日常生活を描く
監督 リンゼイ・アンダーソン
出演 ベティ・デイヴィス リリアン・ギッシュ ヴィンセント・プライス
老後が気になると、感動が違う。



やわらかい手(2006)C~孫のために手だけのサービスをはじめた老婦人



カミーラ あなたといた夏(1994)C~フライド・グリーン・トマトのジェシカ・タンディ遺作




ぷりてぃ・ウーマン(2003)C~淡路恵子、老婦人の生きがいとは


クレアモントホテル(2005) C
老婦人と青年の心あたたまる交流
監督:ダン・アイアランド
出演:ジョーン・プロウライト、 ルパート・フレンド
老人ホームのような長期ステイ型のホテル
あまりに内容が平凡すぎて、
老いを感じるもの同士のなぐさめあい


デンデラ(2011)C~姥捨て山伝説を題材に、老女たちのサバイバルを描く




ドライビング Miss デイジー(1989)D~米国風老人物語




木洩れ日の家で(2007)D~91歳の老女は息子を選ばなかった




アルザンチンババア(2007)D~堀北真希、母を亡くした娘と父の行方




★印象的な老婦人が出てくる映画


フライド・グリーン・トマト(1991)A~女性の友情と老婦人との交流、じわっと感動作



ある日どこかで(1980)A~世界的ファンクラブがある恋愛映画



めがね(2007)A~たそがれるてみることの素晴らしさ



めぐり逢い(1957)A



ホノカアボーイ(2009)C~ハワイの日系人とのほのかな交流



スモーク(1995)C~クリスマスで老婦人と


レディ・キラーズ(2004)

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認知症と記憶障害の映画

認知症は糖尿病の一種らしく

毎日の運動は欠かせませんね。


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認知症と記憶障害の作品一覧


洋画


「きみに読む物語」
認知症妻


「アイリス」
認知症妻

「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」 認知症妻

「私の頭の中の小さな消しゴム」 認知症妻


「愛、アムール」
 認知症妻

「サンセット大通り」 おそらく女性は認知症


「50回目のファーストキス」交通事故で記憶障害


「メメント」 記憶障害男


「心の旅路(1942)」 事故で記憶喪失の夫



「心の旅(1991)」頭部に銃弾をうけて、記憶喪失



「かくも長き不在」 あなたは記憶喪失した夫なの?


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邦画

認知症


「大鹿村騒動記」認知症妻 
 

「半落ち」 認知症妻

「恍惚の人」
「折り梅」
「人間の約束」
「アカシアの道」
「あの、夏の日 とんでろじいちゃん」
「花いちもんめ」
「折り梅」

「Pure Soul~君が僕を忘れても~」

「明日の記憶(2006)」 夫が若年性アルツハイマー病

「殯(もがり)の森」
「そうかもしれない」

「午後の遺言状」
「老親」

「夢のまにまに」

「博士の愛した数式(2005)」 交通事故で記憶障害

「ガチボウイ(2008)」記憶障害男
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孤児関係映画~テレビドラマ「明日ママがいない」

テレビドラマ「明日ママがいない」の一回目を観ましたが

以下の映画が元ネタだと思います。


ホワイトオランダー(2002)

 母が恋人を殺害し終身刑となり、娘は福祉事務所の管理下に置かれ、
 里親探しが始まる

ディセンバー・ボーイズ(2007)

 孤児院で育った4人の思い出

グラスハウス2(2006)

 里親の恐怖


しあわせの隠れ場所 (2009)


 ホームレスのような生活を送っていた黒人青年が、
 裕福な白人一家に家族として迎え入れられ、
 アメフット選手としての才能を開花させていく姿を描く

ロングウェイホーム(1981)

 親に捨てられた三人兄妹の実話

サイダーハウスルール(1999)

 孤児院で生まれた少年が外の世界に触れ成長していく姿


愛する人(2009)


 母に捨てられた娘の20年後

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キスが印象に残る映画その1

キスが印象に残る映画その1

キスが印象に残る映画は


1.めぐり逢い(1957)
http://77hikoboshi.blog111.fc2.com/blog-entry-1.html

2.プリティ・プリンセス1


3.セックスアンドザシティ1
http://77hikoboshi.blog111.fc2.com/blog-entry-33.html

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★顔の映らないキスシーン

ラブコメ「めぐり逢い」が大好きで

今までさんざん書いてます。

何度もリメークされていますので

ケーリーグラント、デボラカーの作品ですよ。

本作のオマージュ作品がいくつかあります。

代表作が以下

めぐり逢えたら(1993)トム・ハンクス メグ・ライアン
http://77hikoboshi.blog111.fc2.com/blog-entry-121.html

「冬のソナタ」や他の恋愛映画に絶大な影響

本作のお洒落というか奥ゆかしさ

キスシーンが一度しかないことで、

それも顔が映っていないんです。

二人の脚だけで表現されている。

1523014286_169s.jpg



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さて2位と3位も脚だけです。

1523014286_251.jpg


おわかりになるでしょう。

僕は映画でキスシーンなど観たくないのです。

エロ映画のベテランである「おくりびと」の滝田洋二郎監督の

表現にはびっくりしてしまいます。

脱がせなくてエロっぽくみせる。

「おくりびと」や「秘密」で

広末涼子さんがギリギリまで

脱がないシーン。

あれにはエロを感じます。

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映画のキスにまつわる有名な話し


「誰がために鐘は鳴る」から


バーグマンが、「キッスってどうやってするの?」って言うのです。

「好きよ、キスしたいけどどうするの? 鼻がぶつからない?」

とロベルトに聞く。

キスの仕方も知らない清純さが、何ともいえません。

ロベルトにやさしくキスされて、

「こうすれば邪魔にならないのね。もう出来るわ」

と、もう一度キスする。

実に印象深いシーンです。



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恋愛映画の教科書、名セリフの洪水と言われる

「カサブランカ」からキスの名セリフ

http://77hikoboshi.blog111.fc2.com/blog-entry-168.html

bergman1.jpg



「質問を 全部終わらせる答えは 一つね」

と言ってバーグマンがいきなりキスをする

「キスして 
忘れないようなキスを 
これが最後だと思うようなキスを」

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「ニューシネマパラダイス」から

キスシーンだけ息子に見せないように?

検閲でカット?

ラストシーンで
数多くのキスシーンだけ でてくる

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キスシリーズと言われるラブコメ

全部好きな作品です。

2番目のキス

25年目のキス

50回目のファーストキス

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「博多っ子純情」より

「キスは どげんして するか しっととか?」

「ベロば 入れると ばい ベロを」

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変なかたちのキスシーン

「スパイダーマン」

さかさまキッス
スーパーマンでもなかったですかね?

「マイブルベリーナイツ」

十字のキス

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花火で連想する映画 NANA

nana0064.jpg



あるテーマで映画をつぶやく

花火が印象的な映画


まず出てくるのは 

天国の本屋(恋火)(2004)

好きな竹内結子が出ているので 感動は倍になります。

彼女の出演したものでは

一番好きなのはテレビドラマ「バラのない花屋」です。

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それから NANA2 (僕のバイブル的作品)

最後に707号室で再会、窓の外は花火!!

「浮気のひとつやふたつされたくらいで もぅめげるんじゃねぇぞ。

気が済むまで ぶん殴ってやりゃあいいんだよ」

「ねえナナ。夢が叶う事と幸せになる事はどうして別のものなんだろう」

~~~~

この作品、ひとつひとつのセリフが、
ずしっときます。
書き出したらキリがないほど名言が多いです。
ひとつだけ・・・

あの頃 あたしは
誰かを上手に愛する事も出来ないのに
誰かに愛されたくて仕方なかった
ひとりでいるのと、ひとりになってしまうのは違う。

NANA名言その1からその4
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クロサワ作品の「赤ひげ」で、とても印象深い花火シーンがあったような?

泣けるシーン

佐八(山崎努)と、おなか(桑野みゆき)の悲恋


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フランス映画では

「ポンヌフの恋人」ですね。


「太陽がいっぱい」にもあったような



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なぜかアメリカ映画が一作しかでてきません。

さらりと通り過ぎているんですかね?

ジョー・ブラックをよろしく (1998)

最悪賞らしいですが、大好きな作品です。

最後のジョー・ブラック(ブラッド・ピット)と
ウィリアム・バリッシュ(アンソニー・ポプキンス)の
花火をバックにした絡みが綺麗でした。

あと

「ピクニック」にあったような??

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映画における石ころの伝説(2)道



映画における石ころの伝説(2)道


「道」というイタリア映画

フェリーニ監督が自他共に認めるナンバーワン。

号泣してしまいます。

アカデミー賞 外国語作品賞


本作での名セリフ「石ころ・・・」  

綱渡り芸人(キ印) :リチャード・ベイスハート

il Matto:イタリア語で狂人の意味。イルマットや、キ印と訳される。

kijirusi2.jpg

キ印は言う。

「おれは無学だが 何かの本で読んだ

 この世の中にあるものは何かの役に立つんだ

  例えばこの石ころだ」

isikoro3.jpg


 「どれ?」

 「どれでもいい」

 「こんな石ころでも 何か役に立ってる」

「どんな?」

「おれなんかに聞いても わからんよ

  神様はご存知だ

  お前が生れる時も死ぬ時も

  人間にはわからん

  おれには石ころが 何の役に立つかわからん

  何かの役に立つ

  これが無益ならすべて無益だ

  空の星だって 同じだとおれは思う

  お前だって

  何かの役に立ってる

  アザミ顔のブスでも」


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映画における石ころの伝説(1)ショーシャンクの空に



映画における石ころの伝説(1)ショーシャンクの空に


「ショーシャンクの空に」

映画の脚本ではナンバーワンと

思っています。

スティーヴン・キングの『刑務所のリタ・ヘイワース』の映画化作品

実話じゃないそうで、

創話の妙は神業だと思います。

アカデミー賞 主要7部門
(作品賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、楽曲賞、音響賞)ノミネート


本作での名セリフ

アンディはレッドに言う。


「心の豊かさを失っちゃダメだ」

「どうして?」

「人間の心は石コロでできているわけじゃない

 心の中にはあるのさ・・

 他人には奪えない物が・・  

 君の心にもね」

「何なんだ? それは」

「希望だよ」

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キリマンジャロの雪~ヘミングウェイ、グレゴリーペック、自由奔放な女性




まず映画「キリマンジャロの雪」(1952)について

原作は短編で

キリマンジャロ山は、アフリカにあるが、

いつも雪の世界にある高山だ。

そこに、一匹のヒョウの死骸が横たわっている。

これは何を意味するのか?

ヒョウはみずから自分を苦しめてまでも、自分の限界に挑もうとした。。。

短編を読んだが、かなり謎的で、あっさりしている。

映画化にあたり、ケイシー・ロビンソンは大胆に脚色する。

ヘミングウェイの、これまでの生き様 と

小説「武器よさらば」、「誰がために鐘はなる」、「日はまた昇る」

の3作品をミックスして、短編原作と違った脚本にした。

映画ではこの3作品の情景がでてくる。

特にパリでの情景は印象深い。

一人の不思議な女性が登場する。

彼女は恋愛をとるために妊娠した子供をわざと流産させる。

そんなに男を愛しているのかと思うと

突然にスペインの闘牛士と駆け落ちする。

男はスペインに、女を探しにゆき、スペイン戦争にまきこまれる。

戦争の中で命いくばくもない彼女をみつける。

話しは、ある作家の自伝回想という筋書きで、

3人の女性との関わりがおもしろい。

監督:ヘンリー・キング 
出演:グレゴリー・ペック,エバ・ガードナー,スーザン・ヘイワード


====

ヘミングウェイのショート

アーネスト・ヘミングウェイ、カポーティ、

ウルフ、スコット・フィッツジェラルド・・・

作家との出会いは、映画からです。

ノーベル文学賞受賞のアメリカ作家
ヘミングウェイ

映画から彼の作品に傾倒していった。

ヘミングウェイ作品が好きな理由

1、簡潔表現

ハードボイルド文学の原点と言われている。

ごちゃごちゃ書かれた文が嫌いで、

簡潔に書かれた彼の作品は、読みやすく好きです。

フランソワーズサガンが好きな理由もそこにある。

村上春樹さんの文は意外に長い描写があるが、なぜか読みやすい。

読みやすいと思うリズムがある。

ヘミングウェイは小説を書く過程で

100回以上書き直し、贅肉を削ぎおとし、簡潔化へもっていったそうだ。

その代表作が「武器をさらば」で、

ただそこに、あることだけを書いて

悲しんだのか、楽しかったのか、などの思いは一切書かない。

読者に感じてもらうような書き方を追求した作品だ。


2、明日のことを考えない無鉄砲、刹那的生き方

ロストジェネレーション(失われた世代)文学の元祖と言われる。

いわゆる戦争の後遺症を背負った世代

正確には第一次世界大戦で貧乏くじを引いた若者世代  

すべての旧価値観を否定し、

酒や享楽に溺れる「自堕落な世代」とも言われる。

代表作が「日はまた昇る」で彼の作品で一番好きだ。

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彼の小説で映画化された情報(他から引用)

『武器よさらば』A Farewell to Arms 新潮文庫他

 「戦場よさらば A FAREWELL TO ARMS」1932(米)
監督:フランク・ボーサージ 
出演:ゲーリー・クーパー,ヘレン・ヘイズ,アドルフ・マンジュー

 「武器よさらば A FAREWELL TO ARMS」1957(米)
監督:チャールズ・ビダー 
出演:ロック・ハドソン,ジェニファー・ジョーンズ,ビットリオ・デ・シーカ

--------------------------------------------------------------------------------
『誰がために鐘はなる』For Whom the Bell Tolls 新潮文庫他
「誰がために鐘は鳴る FOR WHOM THE BELL TOLLS」1943(米)
監督:サム・ウッド 
出演:ゲーリー・クーパー,イングリッド・バーグマン,エイキム・タミロフ

--------------------------------------------------------------------------------
『海流のなかの島々』Islands in the Stream 新潮文庫

「海流のなかの島々 ISLAND IN THE STREAM」1977(米)
監督:フランクリン・J・シャフナー 
出演:ジョージ・C・スコット,クレア・ブルーム,ハート・ボックナー


--------------------------------------------------------------------------------
『殺人者』The Killers 三笠文庫

「殺人者 THE KILLERS」1946(米)
監督:ロバート・シオドマク 
出演:バート・ランカスター,エバ・ガードナー

 「殺人者たち THE KILLERS」1964(米)
監督:ドン・シーゲル 
出演:リー・マービン,ロナルド・レーガン,アンジー・ディキンソン

--------------------------------------------------------------------------------

『老人と海』The Old Man and the Sea 新潮文庫他

「老人と海 The Old Man and the Sea」1958(米)
監督:ジョン・スタージェス 
出演:スペンサー・トレイシー,フェリペ・バゾス

「老人と海 The Old Man and the Sea」1999(日+露+カナダ)
「ヘミングウェイ・ポートレイト」
監督:エリック・カーネル
監督・脚本・作画:アレクサンドル・ペドロフ
老人と海/ヘミングウェイ・ポートレイト

--------------------------------------------------------------------------------
『キリマンジャロの雪』The Snow of Kilimanjaro旺文社文庫他

「キリマンジャロの雪 THE SNOWS OF KILIMANJARO」1952(米)
監督:ヘンリー・キング 
出演:グレゴリー・ペック,エバ・ガードナー,スーザン・ヘイワード

--------------------------------------------------------------------------------
『日はまた昇る』The Sun Also Rises新潮文庫他

「陽はまた昇る THE SUN ALSO RISES」1957(米)
監督:ヘンリー・キング 
出演:タイロン・パワー,エバ・ガードナー,エロール・フリン,メル・フェラー

--------------------------------------------------------------------------------
『持つと持たぬと』To Have and Have Not三笠書房(ヘミングウェイ全集)他

「脱出 TO HAVE AND HAVE NOT」1945(米)
監督:ハワード・ホークス 
出演:ハンフリー・ボガート,ローレン・バコール,ホーギー・カーマイケル

「破局 The Breaking Point」1950(米)
監督:マイケル・カーチス 
出演:ジョン・ガーフィールド,パトリシア・ニール,フィリス・サクスター

--------------------------------------------------------------------------------
***その他***

「決死の猛獣狩り The Macomber Affair」1947(米) ※未公開
監督:ゾルタン・コルダ 
出演:グレゴリー・ペック,ジョーン・ベネット

「さすらいの涯 Under My Skin」1950(米)
監督:ジーン・ネグレスコ 
出演:ジョン・ガーフィールド,ルーサー・アドラー

「青年 Hemingway's Adventure of a Young Man」1962(米)
監督:マーティン・リット 
出演:リチャード・ベイマー,ダイアン・ベイカー,ポール・ニューマン
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絵画のからむ映画



絵画のからむ映画

絵画のまつわる映画をとりまとめています。

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★ゴッホとゴーギャン

炎の人ゴッホ(1956)
監督: ヴィンセント・ミネリ.
出演: カーク・ダグラス, アンソニー・クイン, ジェームズ・ドナルド

伝道の道を志したゴッホだったが、
貧しい炭坑で坑夫と共に生活した廉で破門、故郷に帰り、
弟テオの保護を受け絵に専従する。
30をすぎてパリに出て
ゴーギャン(アンソニー・クイン、オスカー助演賞)と出合い、
アルルで共同生活を送るが、
豪放磊落な彼とは次第に折り合いを悪くし、遂に発狂し精神病院入り。
それも快方に向かうが、
大作『鴉のいる麦畑』を描いた後、
「だめだ、描けない」という一言をのこして、
ゴッホは、短銃で自殺する。

麦藁帽子にロウソクを立てて、
夜の外で絵を描くなんて、すごい執念。

ゴーギャンとゴッホは正反対の性格
本作で使われたゴッホの作品は
全て本物だそうです。

ヒトラーはゴッホの絵が嫌いのようだ
(「地獄に堕ちた勇者ども」)


ゴッホ(1990)
ポール・ゴーギャンとのからみはこっちの方がいい。


月と六ペンス(1942)
アルバート・レウィン監督
サマセット・モームの小説
画家ポール・ゴーギャンがモデル


地獄に堕ちた勇者ども(1969)
監督ルキノ・ヴィスコンティ
画家でもあったヒトラーがピカソとゴッホの絵を観て
引き裂こうとするような目つきをする。
この絵は狂っているという感じだった。

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★ピカソ

サバイビング ピカソ(1996)
監督: ジェームズ・アイヴォリー.
出演: アンソニー・ホプキンス, ナターシャ・マケルホーン, ジュリアン・ムーア
老境に入った天才画家パヴロ・ピカソと、彼をめぐる女たちの姿を描いた伝記ロマン

ピカソ・天才の秘密(1956)
アンリ・ジョルジュ・クルーゾーが
十数年来親交の間柄であるピカソの登場をあおぎ製作・監督した美術映画


それでも恋するバルセロナ(2008)
監督: ウディ・アレン.
出演: スカーレット・ヨハンソン, ペネロペ・クルス, ハビエル・バルデム
ピカソがモデル?

___

★絵画がからむ実話

大列車作戦(1964)
監督: ジョン・フランケンハイマー.
出演: バート・ランカスター, ポール・スコフィールド, ジャンヌ・モロー

ルーブル絵画のドイツへの略奪を阻止した実話

実際の事件をもとに、
レジスタンスたちの活躍を描いた大戦秘話。

第二次大戦で追いつめられたドイツ軍は
フランス美術品主に絵画を略奪し列車で運び出そうとする。
多数の名画が登場した記憶が。
当時のルーブル別館の館長は
レジスタンスたちや列車運転手と死をかけた阻止を行なう。
つまりドイツ軍にはドイツへ列車が向っていると欺くのだ。

美術列車がパリを離れてドイツに近づいていると信じていたが
通過駅の駅名標示板が一斉に書きかえられて
列車はずっとパリ周辺を回っていた。
22日間ものサボタージュを行い、ついにパリは開放された。

___

★その他


モンパルナスの灯(1958)
パリ派の異色画家モディリアーニとジャンヌの恋愛

赤い風車(1952)
小さな巨人、ロートレックの半生

レンブラントへの贈り物(1999)
オランダの天才画家レンブラントと、彼に愛された女性たちの物語


ダ・ヴィンチ・コード(2006)
レオナルド・ダ・ヴィンチの名画に隠されたキリスト教誕生をめぐる謎を、
頭脳明晰な大学教授が解き明かす知的ミステリー

真珠の耳飾りの少女(2003)
17世紀に活躍した天才画家フェルメールが描いた一枚の絵を巡る歴史ドラマ

宮廷画家ゴヤは見た(2006)
18世紀末から19世紀初めのスペインを舞台に、
神父と少女の危険な愛の行方を描く

フリーダ(2002)
実在のメキシコの女性画家フリーダ・カーロの生涯を描く伝記映画

バスキア(1996)
27歳の若さで他界した
天才画家ジャン=ミシェル・バスキアの生涯

アドルフの画集(2004)
独裁者アドルフ・ヒトラーの無名時代と、
彼に関わった画商の交流を描くドラマ

おしゃれ泥棒(1966)
監督: ウィリアム・ワイラー.
出演: オードリー・ヘップバーン, ピーター・オトゥール, イーライ・ウォラック
偽作の話し

ジェニーの肖像(1947)
監督: ウィリアム・ディターレ.
出演: ジェニファー・ジョーンズ, ジョゼフ・コットン, エセル・バリモア
時をかける少女と画家

歌麿 夢と知りせば(1977)
監督: 実相寺昭雄.
出演: 岸田森, 山城新伍, 成田三樹夫

写楽(1995)
監督: 篠田正浩.
出演: 真田広之, フランキー堺, 岩下志麻

アキレスと亀(2008)
監督: 北野武. 出演: 北野武, 樋口可南子, 柳憂怜
芥川龍之介「地獄変」を彷彿とさせる
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