グッドナイト&グッドラック~赤狩り実話映画~アメリカが北朝鮮になろうとした時があった



アメリカが北朝鮮になろうとした時があった

実話映画

グッドナイト アンド グッドラック (2005)

1950年代のアメリカは
「赤狩り(共産主義者密告)」の猛威が吹き荒れて、
言論の自由がなくなり
密告だけで裁判も行われず解雇されたり、
投獄されるようになった。
まさに北朝鮮のようになりつつあった。

自由な国アメリカの危機であり、
映画の都ハリウッドもかなりの影響があり
監督、俳優、作家が密告などにより不幸な目にあう。


「赤狩り」のハリウッド被害(Wikipediaより)

多数の被害があったが
小生のファンである4名をあげる 


★ハリウッドの嫌われ者になったエリアカザン

1952年、アメリカ下院非米活動委員会によって、
元共産党員であるエリア・カザンも共産主義者の嫌疑がかけられた。
カザンはこれを否定するために司法取引し、
共産主義思想の疑いのある者として
友人の劇作家・演出家・映画監督・俳優ら11人の名前を同委員会に表した。
そのなかには劇作家・脚本家のリリアン・ヘルマン、
小説家のダシール・ハメットなどの名もあった。
以降もカザンは、演劇界・映画界において精力的に活動を続けることができ、
名作と呼ばれる作品の誕生に数多く関わっていくが、
この告発行為は、後のカザンの経歴およびその作風に暗い影を落とすこととなった。



★国外追放となったチャップリン

1950年代に入り、ジョセフ・マッカーシー上院議員の指揮の下、
「赤狩り」を進める上院政府活動委員会常設調査小委員会から、
他の「容共的である」とされた監督や俳優とともに何度も召喚命令を受けた。
その後、1952年に『ライムライト』のロンドンでのプレミアのためにイギリスに向かう最中、
事実上の国外追放命令を受け、その結果彼自身の意にはそぐわなかったが、
スイス・ローザンヌのアメリカ領事館で再入国許可証を返還し、
アメリカと決別をする。


★赤狩りショックで死亡ジョン・ガーフィールド

ハリウッドのブラック・リストに載せられてしまう。
もともと心臓が悪く、またブラック・リストに
載せられたストレスもあってか、39歳という若さで死去

★赤狩りに完全と立ち向かう
ダシール・ハメット(ハードボイルド作家の元祖)

友人の密告を受け起訴され、
自らの活動や他の共産党メンバーに関する自白を拒み続けた結果、
法廷侮辱罪で有罪判決を受け受刑した。

====

★本作の紹介

このような時代に
CBSテレビのニュースキャスターの
エド・マーローと番組スタッフは
命をかけて、真実の報道のために
時の権力(「赤狩り」の先鋒マッカシー上院議員)
に立ち向かい、
マッカシー議員を追い込んでゆく。

全編わざとモノクロだが
白黒が新鮮。

しかし画面が煙い。
エド・マーローと番組スタッフは
ほとんどがタバコを離さないで
仕事をしている。

ニュースのアンカーマンが
登場する番組「See It Now」で
エド・マーローは解説中でも
片手にタバコを持ったままアナウンスしている。
そして番組は
彼の名台詞「Good Night and Good luck」
で終了して23時となる。

彼のアナウンスぶりはタバコだけでなくて、
視聴者に向って横向きに話したりと独特の個性がある。

このいぶし銀の顔と真面目すぎる報道番組も
60年代になると
だんだんに視聴率が下がっていき、
CBCでは報道番組のスタッフをリストラする。
テレビも娯楽番組主流の時代を迎える。

エド・マーローはテレビ局をやめて
1961年、同年に就任したケネディ大統領に請われ
USIA (United States Information Agency、合衆国情報庁) の長官に就任する

俳優ジョージ・クルーニー(オーシャンズシリーズ)が
監督出演していることに驚く、
それも作品はシリアス物である。
どうしても、この作品を映画化したかったのだろう。

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