モダン・タイムス(1936)C〜チャップリンが国外追放された一因か?
モダン・タイムス(1936)C〜チャップリンが国外追放された一因か?
★数行で映画紹介しなければ
流れ作業で労働する人々を皮肉った作品
★ショウトしょうとSHORT
大げさな感じがしますね
コメディでも悲惨に思えます。

出演女優がいいですね。最高。
チャップリンの3人目の妻。わかります。
歌詞をなくして デタラメに歌うチャップ
最高!!
★アメリカ追放の一因?
作品は資本主義を批判した。
「共産主義的である」と揶揄した評論家もいた。
ハースト系の新聞から攻撃されている。
チャップリンが「赤狩り」で国外追放になった一因だろう。
========
★概要ネタバレは基本情報のあとに
========
★基本情報
Modern Times
監督 チャールズ・チャップリン
脚本 チャールズ・チャップリン
製作 チャールズ・チャップリン
出演者
チャールズ・チャップリン
ポーレット・ゴダード
ヘンリー・バーグマン
チェスター・コンクリン
音楽 チャールズ・チャップリン
アルフレッド・ニューマン
撮影 ローランド・トザロー
アイラ・モーガン
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 アメリカ合衆国の旗 1936年2月5日
日本の旗 1938年2月
日本の旗 1954年(リバイバル上映)
日本の旗 1972年11月(リバイバル上映)
日本の旗 1978年2月(リバイバル上映)
上映時間 87分
製作国 アメリカ合衆国
★概要ネタバレ
巨大な製鉄工場で働く主人公の男は、
ベルトコンベアーを流れる部品のナットをスパナで
締め続けるという単純作業を繰り返していた。
様子はテレビモニターで監視され、
トイレで煙草を吸っていてもすぐにばれてしまう。
男は労働者の食事時間を節約するために
作られた自動給食マシーンの実験台にとなり
散々な目に合わされる。
単純作業の連続に耐えられなくなって男は精神的におかしくなり、
トラブルを起こして精神病院送りになってしまう。
退院を迎えた日、トラックから落ちた赤旗を拾い、
運転手に返そうと追いかけていくうちに、
いつの間にか労働者のデモ隊の先導をきってしまい、
リーダーと間違われて逮捕され、拘置所に入れられてしまう。
囚人が密輸で隠していた興奮剤を間違って飲んでしまう。
数分後に脱国劇が起こり、
脱獄囚を撃退した功績で模範囚として放免された。
造船所の仕事を紹介されるものの、
船の進水させる杭をはずしてしまい造りかけの船を海に沈めてしまい、
職を失ってあてもなく街をうろつく生活に陥る。
男は少女がパンを盗もうとして警察に逮捕される現場に居合わせる。
少女は貧しい父子家庭の長女だったが、父親が死んだため孤児となり、
妹たちが施設に送られてしまい、逃げ出して路上生活をしていたのだった。
拘置所が恋しくなっていた男は彼女の窃盗の罪をわざとかぶったが、
通りがかりの人の証言で男は開放されて、少女が捕まる。
男は無銭飲食をしてわざと逮捕される。
男と少女は同じ護送車に乗せられるが、少女が細工して
護送車が急カーブで横転し、外へ投げ出された男と少女は逃亡する。
少女と恋愛に発展した男は
二人のために家を建てるという夢を胸に男は働き出す。
デパートの夜警の仕事にありつくが
強盗に泥酔させられて、売り場で寝込んでしまってクビ。
川付近に、あばら屋を見つけて二人で暮らすようになった。
工場の技師の助手の仕事につくが、上手くいかない。
少女はダンスの才能を見込まれてキャバレーで働き始め、
彼女の推薦で男もウェイターの職を得る。
ショウタイムには店長から歌えと命じられた。
歌詞をカフスに書いていたが、飛んでしまう。
デタラメに即興で歌うと大受けする。
護送中逃げ出した罪で少女を捕まえるために男たちが踏み込んでくる。
何とか逃げ出し、道端に座り込んだ。
無情な現実に少女は悲嘆の涙を流す。
男は、あきらめないで強く生きれば
道はきっと開けると強く励ました。
2人は一本道を歩き去っていく。
THE END
=====
筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
=====
スポンサーサイト