夜を楽しく(1959)C〜電話の混線から恋に
夜を楽しく(1959)C〜電話の混線から恋に
★数行で映画紹介しなければ
ニューヨークのアパートに住まう室内装飾家のジャンは、
彼女の部屋の上の階に住む作曲家ブラッドと共同電話が混線し、よく言い争っていた。
彼女は電話局に抗議するもうまくいかず、
結局ブラッドと二人で30分ずつ使うという協定を結んだ。
★ショウトしょうとSHORT
ラブコメです。
テーマソング「Pillow Talk(枕元での会話)」は大ヒット。
歌うのは大人気女優だった。
「ドリス・ディ」 当時のラブコメ女優です。
アカデミー脚本賞受賞
演出がにくい。ラブコメの教科書です。

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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
Pillow Talk
監督 マイケル・ゴードン
脚本 スタンリー・シャピロ
モーリス・リッチリン
原案 ラッセル・ラウズ
クラレンス・グリーン
製作 アーウィン・プロダクション
ロス・ハンター
マーティン・メルチャー
製作総指揮 エドワード・ミュール
出演者 ロック・ハドソン
ドリス・デイ
音楽 フランク・デ・ヴォル
主題歌 ドリス・デイ「Pillow Talk」
撮影 アーサー・E・アーリング
編集 ミルトン・カラス
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
公開
アメリカ合衆国の旗 1959年10月6日
日本の旗 1960年1月27日
上映時間 102分
製作国 アメリカ合衆国
★概要ネタバレ
室内装飾家のドリス・デイが電話をかけようとすると、
男が女と話しているのが聞こえてきた。
アパート内は共同線で、男は恋歌まで歌い出している。
ドリス・デイはイライラして、電話できずに、電話先で男とケンカしてしまう。
男は電話で女をクドイてばかり。
いやなヤツ。顔は知らないけど。
男は歌謡曲の作曲をするロック・ハドソンだった。
ドリス・デイが電話局に抗議したが、
局の女の苦情係はブラッドに苦もなく丸めこまれ、甲斐もなかった。
やむなく協定を結び、1時間を半分ずつ使用することにした。
ロック・ハドソンの友達ジョナサンは金持ちで、彼の歌曲を使うショーの金主だ。
ジョナサンはドリス・デイに恋をしていた。
美人と聞かされて、ロック・ハドソンは興味を持つ。
ドリス・デイはお得先の富豪の息子トニーに誘われナイトクラブへ行くが、
隣席に女ときていたのがロック・ハドソンだ。
ロック・ハドソンは、トニーが酔いつぶれたのを幸い、彼女に近づいた。
西部の純真な田舎者、「レックス・ステットソン」と名乗った。
ドリス・デイは本気で彼を信じて、一目惚れしてしまう。
夜中に翌日のデイトを申し込んできたのが、共同線の相手とは知らなかった。
ロック・ハドソンは次に自分の地声でレックスはイカサマ師だと電話し、
彼女をからかうのだ。
レックスことロック・ハドソンが彼女といっしょにいる時、入口にジョナサンが現れた。
危うく正体が露見しそうになったが、うまくごまかし、おっぱらった。
ドリス・デイはジョナサンに自分の恋を打ち明けた。
ジョナサンが探偵に調べさせるとロック・ハドソンだった。
「女遊びはやめて、自分の山荘で作曲に専念しろ!」と命じた。
ロック・ハドソンは抜け目なくドリス・デイを一緒に連れていった。
ジョナサンは気づいて後を追う。
山荘で、2人は恋仲になった。
楽譜から例の電話で恋歌を歌う男であるのが、
ドリス・デイに露見した。
「私を騙したわね?」
追ってきたジョナサンを連れて、ドリス・デイは帰ってしまう。
ロック・ハドソンは失恋してしまい。落ち込んでしまう。
ロック・ハドソンはドリス・デイの友人アルマに酒をのませて相談すると
自分のアパートの室内装飾を頼めという。
ドリス・デイは彼の部屋を思いきり悪趣味に飾りたてた。
出来上がりをみて、ロック・ハドソンは怒って言った。
「君が住んだらどうだ?」
ロック・ハドソンは外に出ようとした時、
ドリス・デイが言った。 「怒らせてごめんない、お詫びに私が住むわ」
ロック・ハドソンは鼻の下をのばして、キスしてくるのだった。
THE END
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話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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