タイタニック(1997)C〜興行収入2千億円以上
タイタニック(1997)C〜興行収入2千億円以上
★数行で映画紹介しなければ
1912年、英国のサウサンプトン港を出航したタイタニック号沈没事件をベースに、
上流階級の女性と貧困青年の儚くも美しい愛を描いた物語
★ショウトしょうとSHORT
タイタニック映画は
昔1927年ものとか
他にも「タイタニックの悲劇(1952)」など観た覚えがあり、
本作は普通に感動するが大ヒットするのは何か
不思議です。
★アカデミー賞では14部門にノミネートされ、『イヴの総て』(1950年)と並ぶ最多ノミネート作品となり、作品賞と監督賞を含む11部門を受賞し、『ベン・ハー』(1959年)と並ぶ単一作品での最多受賞作品となった。
★全世界で20億ドルを超えた2番目の映画となった(『アバター』に続く)。
★再上映の難しさ
映画制作会社からの上映権の取得が難しい事と、上映時間の長さから、映画館からは敬遠される傾向にあり、映画館における再上映の機会は貴重である。特に、日本においてはタイタニックの全国的な再上映は過去2回しか行われていない。再上映が行われるとしても、ミニシアター系などの小規模な映画館では再上映の許可が降りにくく、シネコン限定の再上映が殆どとなっている。また、映画館が敬遠するため、日本の配給会社が保有する上映権の更新がなされず、失効することもある。従って、周年記念におけるリマスター版公開(どちらかといえばオリジナル版の再上映というよりも新作公開の扱い)の機会を除けば、簡単には再上映できない作品となっている
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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
Titanic
Titanic (1997 film) logo.svg
監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン
製作 ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
製作総指揮 レイ・サンキーニ
出演者 レオナルド・ディカプリオ
ケイト・ウィンスレット
ビリー・ゼイン
キャシー・ベイツ
フランシス・フィッシャー
ジョナサン・ハイド
ヴィクター・ガーバー
マーク・リンゼイ・チャップマン
ユアン・スチュワート(英語版)
ダニー・ヌッチ
デビッド・ワーナー
ビル・パクストン
グロリア・スチュアート
音楽 ジェームズ・ホーナー
主題歌 「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」
セリーヌ・ディオン
撮影 ラッセル・カーペンター
編集 ジェームズ・キャメロン
コンラッド・バフ
リチャード・A・ハリス
製作会社 パラマウント・ピクチャーズ
20世紀フォックス
ライトストーム・エンターテインメント
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント・ピクチャーズ
日本の旗 20世紀フォックス映画(1997年、2012年)
日本の旗 ウォルト・ディズニー・ジャパン(2023年)
公開 日本の旗 1997年11月1日(東京国際映画祭)
アメリカ合衆国の旗 1997年12月19日
日本の旗 1997年12月20日
アメリカ合衆国の旗 2012年4月4日(3D版)
日本の旗 2012年4月7日(3D版)
アメリカ合衆国の旗日本の旗 2023年2月10日(ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター)
上映時間 194分
製作国 アメリカ合衆国の旗
★概要ネタバレ
プロローグ
1912年に当時最大級の豪華客船タイタニック号が沈没してから、84年後の1996年の洋上から物語は始まる。
トレジャー・ハンターのブロック・ロベットらは、タイタニックと共に沈んだとされる最高峰のブルー・ダイヤモンド・『碧洋のハート(イタリア語版)』の在り処を探るべく、小型潜水艇を用い深海のタイタニックの調査を行っていた。そして、上流階級女性が搭乗していたと思われる1等客室の部屋から1つの金庫を発見する。歓喜に包まれる調査団は金庫をこじ開けたものの、中にあったのは彼らが探していた宝石ではなく、古ぼけた紙切れだった。
しかし、その紙切れを綺麗に洗い直すと『裸体の女性』が浮かび上がり、その胸には『碧洋のハート』らしきダイヤを身に着けていたのだった。この1枚の絵画の発見をブロックはテレビで堂々と報じ、その放送を見たある老女は驚きを隠せずにはいられなかった。
そしてブロックに一本の電話が入った。その声の主はなんと沈没事故から奇跡的に生還し、今では100歳を超えるその絵のモデルだった。ブロックと連絡を取り合った老女は、孫娘ともども調査団の船に訪れ、静かにあの豪華客船の中で起こった知られざる話を語り始める。
タイタニックの出港
1912年4月10日、イギリスのサウサンプトン港から当時史上最大の豪華客船タイタニックはニューヨークへと向けた処女航海へと出発した。上流階級の令嬢だったローズ・デウィット・ブケイターは、その婚約者のキャルドン・ホックリーと未亡人となった母と共にタイタニックへと乗船するが、半ば強制された婚約に気分は晴れないでいた。ブケイター家は破産寸前であり、母親がホックリー家の財産を目当てにした結婚を強制したのである。
その一方で、画家を目指している貧しい青年のジャック・ドーソンは、新天地ニューヨークでの成功を夢見て、出港直前に賭けポーカーで勝利して『3等船室の乗船チケット』を手に入れ、友人のイタリア青年ファブリッツィオと共に、豪華客船タイタニックに乗船する。
午後0時00分、数多くの見物人や見送りの人々の歓声に包まれて、タイタニックはサウサンプトンを後にする。故郷であるアメリカに帰れることになった画家志望のジャックは、セレブ達のフロアに潜り込み、そこで同じくアメリカに帰るフィラデルフィアの上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たす。やがて2人は身分や境遇をも越えて、互いに惹かれ合うようになり、積みこまれた自動車の中で一夜を共にする。
タイタニックの沈没
しかし、航海半ばの4月14日午後11時40分、波一つない水平線の向こうに、見張り員はぼんやりとたたずむ白い影を発見する。それはタイタニックの針路に横たわる巨大な氷山の姿だった。「針路正面に氷山!!」。見張員から直進すると氷山に衝突すると報告を受け、当直士官(船長に代わって船を指揮する士官)のマードック次席一等航海士は「取舵一杯[注 2]、後進全速」の号令をかけたが、衝突を回避することは出来ず、タイタニックは氷山の横を擦るように衝突してしまう。
破損個所から浸水が進んでいき、徐々に船体が沈み始めたことから、やがてタイタニックが沈没することを乗客たちも悟っていく。混乱して逃げ惑う者、普段どおりに平静を装おうとする者、家族を助けようとする者、乗客を避難させようする船員たち、乗客を落ち着かせようと演奏を続ける奏者たち……、さまざまな人々が入り乱れて船全体がパニックに陥っていく。
そんな中、キャルドン・ホックリーの執事・スパイサー・ラブジョイによって『碧洋のハート』をポケットに入れられたジャックは、窃盗の疑いをかけられて船長によって船室に手錠で繋がれてしまい、浸水が迫る中で脱出することができず絶体絶命に陥る。脱出ボートには女子供の救助が優先されるが、ローズは取り残されたジャックを探そうと船に残り、ジャックを間一髪で助ける。
パニックの中での脱出劇
タイタニックの沈没が確定的となり、乗客たちは大パニックとなる。多くの乗客を残したまま船は大きく傾いた状態で沈み始め、甲板の先端に逃げ延びていたジャックたちは手すりに決死の覚悟で捕まり、重量に耐え切れず沈んでいくタイタニックと共に海中へ落ちていく。
何とか無事に生き延びた2人だったが、周囲は深い闇に包まれ救命ボートの姿は見えなかった。ローズを壊れたドア枠の上に乗せ、自分はそれに掴まり極寒の海中に浸かっていたジャックは、水温-2℃の海水に体力を奪われて力尽きてしまう。ジャックとの約束を守り生き残るべく、生きる気力を振り絞ってローズは椅子に掴まったまま凍死した航海士の警笛を借りて鳴らし、自分の居場所を知らせ、無事救命ボートに乗り一命をとりとめる。
助けられたローズは、生き延びてローズを探していた婚約者のキャルドンから逃げて、「ローズ・ドーソン」とジャックの姓を名乗り、ジャックの名前と共に生きてきたことを明かす。
エピローグ
全てを語り終えた老女ローズは、こっそりと隠し持っていた想い出の『碧洋のハート』を海に投げ入れてしまう。そして、心の中でジャックとの再会を思い描きながら、静かに床に就くのであった。
THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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★数行で映画紹介しなければ
1912年、英国のサウサンプトン港を出航したタイタニック号沈没事件をベースに、
上流階級の女性と貧困青年の儚くも美しい愛を描いた物語
★ショウトしょうとSHORT
タイタニック映画は
昔1927年ものとか
他にも「タイタニックの悲劇(1952)」など観た覚えがあり、
本作は普通に感動するが大ヒットするのは何か
不思議です。
★アカデミー賞では14部門にノミネートされ、『イヴの総て』(1950年)と並ぶ最多ノミネート作品となり、作品賞と監督賞を含む11部門を受賞し、『ベン・ハー』(1959年)と並ぶ単一作品での最多受賞作品となった。
★全世界で20億ドルを超えた2番目の映画となった(『アバター』に続く)。
★再上映の難しさ
映画制作会社からの上映権の取得が難しい事と、上映時間の長さから、映画館からは敬遠される傾向にあり、映画館における再上映の機会は貴重である。特に、日本においてはタイタニックの全国的な再上映は過去2回しか行われていない。再上映が行われるとしても、ミニシアター系などの小規模な映画館では再上映の許可が降りにくく、シネコン限定の再上映が殆どとなっている。また、映画館が敬遠するため、日本の配給会社が保有する上映権の更新がなされず、失効することもある。従って、周年記念におけるリマスター版公開(どちらかといえばオリジナル版の再上映というよりも新作公開の扱い)の機会を除けば、簡単には再上映できない作品となっている
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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
Titanic
Titanic (1997 film) logo.svg
監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン
製作 ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
製作総指揮 レイ・サンキーニ
出演者 レオナルド・ディカプリオ
ケイト・ウィンスレット
ビリー・ゼイン
キャシー・ベイツ
フランシス・フィッシャー
ジョナサン・ハイド
ヴィクター・ガーバー
マーク・リンゼイ・チャップマン
ユアン・スチュワート(英語版)
ダニー・ヌッチ
デビッド・ワーナー
ビル・パクストン
グロリア・スチュアート
音楽 ジェームズ・ホーナー
主題歌 「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」
セリーヌ・ディオン
撮影 ラッセル・カーペンター
編集 ジェームズ・キャメロン
コンラッド・バフ
リチャード・A・ハリス
製作会社 パラマウント・ピクチャーズ
20世紀フォックス
ライトストーム・エンターテインメント
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント・ピクチャーズ
日本の旗 20世紀フォックス映画(1997年、2012年)
日本の旗 ウォルト・ディズニー・ジャパン(2023年)
公開 日本の旗 1997年11月1日(東京国際映画祭)
アメリカ合衆国の旗 1997年12月19日
日本の旗 1997年12月20日
アメリカ合衆国の旗 2012年4月4日(3D版)
日本の旗 2012年4月7日(3D版)
アメリカ合衆国の旗日本の旗 2023年2月10日(ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター)
上映時間 194分
製作国 アメリカ合衆国の旗
★概要ネタバレ
プロローグ
1912年に当時最大級の豪華客船タイタニック号が沈没してから、84年後の1996年の洋上から物語は始まる。
トレジャー・ハンターのブロック・ロベットらは、タイタニックと共に沈んだとされる最高峰のブルー・ダイヤモンド・『碧洋のハート(イタリア語版)』の在り処を探るべく、小型潜水艇を用い深海のタイタニックの調査を行っていた。そして、上流階級女性が搭乗していたと思われる1等客室の部屋から1つの金庫を発見する。歓喜に包まれる調査団は金庫をこじ開けたものの、中にあったのは彼らが探していた宝石ではなく、古ぼけた紙切れだった。
しかし、その紙切れを綺麗に洗い直すと『裸体の女性』が浮かび上がり、その胸には『碧洋のハート』らしきダイヤを身に着けていたのだった。この1枚の絵画の発見をブロックはテレビで堂々と報じ、その放送を見たある老女は驚きを隠せずにはいられなかった。
そしてブロックに一本の電話が入った。その声の主はなんと沈没事故から奇跡的に生還し、今では100歳を超えるその絵のモデルだった。ブロックと連絡を取り合った老女は、孫娘ともども調査団の船に訪れ、静かにあの豪華客船の中で起こった知られざる話を語り始める。
タイタニックの出港
1912年4月10日、イギリスのサウサンプトン港から当時史上最大の豪華客船タイタニックはニューヨークへと向けた処女航海へと出発した。上流階級の令嬢だったローズ・デウィット・ブケイターは、その婚約者のキャルドン・ホックリーと未亡人となった母と共にタイタニックへと乗船するが、半ば強制された婚約に気分は晴れないでいた。ブケイター家は破産寸前であり、母親がホックリー家の財産を目当てにした結婚を強制したのである。
その一方で、画家を目指している貧しい青年のジャック・ドーソンは、新天地ニューヨークでの成功を夢見て、出港直前に賭けポーカーで勝利して『3等船室の乗船チケット』を手に入れ、友人のイタリア青年ファブリッツィオと共に、豪華客船タイタニックに乗船する。
午後0時00分、数多くの見物人や見送りの人々の歓声に包まれて、タイタニックはサウサンプトンを後にする。故郷であるアメリカに帰れることになった画家志望のジャックは、セレブ達のフロアに潜り込み、そこで同じくアメリカに帰るフィラデルフィアの上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たす。やがて2人は身分や境遇をも越えて、互いに惹かれ合うようになり、積みこまれた自動車の中で一夜を共にする。
タイタニックの沈没
しかし、航海半ばの4月14日午後11時40分、波一つない水平線の向こうに、見張り員はぼんやりとたたずむ白い影を発見する。それはタイタニックの針路に横たわる巨大な氷山の姿だった。「針路正面に氷山!!」。見張員から直進すると氷山に衝突すると報告を受け、当直士官(船長に代わって船を指揮する士官)のマードック次席一等航海士は「取舵一杯[注 2]、後進全速」の号令をかけたが、衝突を回避することは出来ず、タイタニックは氷山の横を擦るように衝突してしまう。
破損個所から浸水が進んでいき、徐々に船体が沈み始めたことから、やがてタイタニックが沈没することを乗客たちも悟っていく。混乱して逃げ惑う者、普段どおりに平静を装おうとする者、家族を助けようとする者、乗客を避難させようする船員たち、乗客を落ち着かせようと演奏を続ける奏者たち……、さまざまな人々が入り乱れて船全体がパニックに陥っていく。
そんな中、キャルドン・ホックリーの執事・スパイサー・ラブジョイによって『碧洋のハート』をポケットに入れられたジャックは、窃盗の疑いをかけられて船長によって船室に手錠で繋がれてしまい、浸水が迫る中で脱出することができず絶体絶命に陥る。脱出ボートには女子供の救助が優先されるが、ローズは取り残されたジャックを探そうと船に残り、ジャックを間一髪で助ける。
パニックの中での脱出劇
タイタニックの沈没が確定的となり、乗客たちは大パニックとなる。多くの乗客を残したまま船は大きく傾いた状態で沈み始め、甲板の先端に逃げ延びていたジャックたちは手すりに決死の覚悟で捕まり、重量に耐え切れず沈んでいくタイタニックと共に海中へ落ちていく。
何とか無事に生き延びた2人だったが、周囲は深い闇に包まれ救命ボートの姿は見えなかった。ローズを壊れたドア枠の上に乗せ、自分はそれに掴まり極寒の海中に浸かっていたジャックは、水温-2℃の海水に体力を奪われて力尽きてしまう。ジャックとの約束を守り生き残るべく、生きる気力を振り絞ってローズは椅子に掴まったまま凍死した航海士の警笛を借りて鳴らし、自分の居場所を知らせ、無事救命ボートに乗り一命をとりとめる。
助けられたローズは、生き延びてローズを探していた婚約者のキャルドンから逃げて、「ローズ・ドーソン」とジャックの姓を名乗り、ジャックの名前と共に生きてきたことを明かす。
エピローグ
全てを語り終えた老女ローズは、こっそりと隠し持っていた想い出の『碧洋のハート』を海に投げ入れてしまう。そして、心の中でジャックとの再会を思い描きながら、静かに床に就くのであった。
THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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