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エマ~ジェーン・オースティンの傑作だとやっとわかった

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エマ(1996)B


★数行で映画紹介しなければ

人の縁談をまとめるのが自慢のエマ

しかし勘違いばかり。

イングランドの片田舎を舞台に、

恋のキューピッドを任じる世間知らずの女性が

巻き起こす恋の騒動を描く、ジェーン・オースティンの人間喜劇

★ショウトしょうとSHORT

二回以上観ないとわからないですね。

原作を読んだ方は別です。

人間関係の把握に時間がかかります。

『高慢と偏見』と並ぶ、オースティンの傑作と言われているが、

何回も観ていくと傑作だと思えてきた。


完全あらすじ

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★基本情報

Emma エマ

監督脚本 ダグラス・マクグラス

原作 ジェーン・オースティン

出演者
グウィネス・パルトロー
アラン・カミング
ユアン・マクレガー
トニ・コレット

上映時間 122分

製作国 イギリス
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コメントは、こちらにメールください
77hikoboshi@gmail.com

話題の映画とか一過性の映画でなくて、

100年経過しても名作と言われる映画を追いかける


村上サガンの著作一覧

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いつか晴れた日に~ジェイン・オースティン「分別と多感」

いつか晴れた日に
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いつか晴れた日に(1995)B


★女性は付属品の時代

女性は遺産相続の権利がなく、
男だけに相続の権利があった頃のイギリスの話。

この時代は、女性は結婚しない限り、生活ができない。

主人がなくなり、先妻の長男に遺産相続された。

三人姉妹は長男の元で生計を立てることになるが

長男の妻(ファニー)が横柄な態度で

三人姉妹を家から追い出そうとする。

そんな時ファニーの弟(ヒューグラント)が訪問して

長女エレノアは弟に心惹かれるが

貧乏すぎるとファニーは反対する。

★女性は結婚がすべて

ジェイン・オースティン作品共通の、

姉妹の結婚のゆくえ、そして最後にどんでん返し。

★エマ自ら脚本
エマ・トンプソンの演技好きです。
「日の名残」から好きになった。
エマ自身が脚本を担当しており
思い入れのある作品なのだろう
映画の脚本は初挑戦だったにもかかわらず、
第68回アカデミー脚色賞を女優として初めて受賞

★題名
分別と多感(ふんべつとたかん、Sense and Sensibility は
「知性と感性」という題の翻訳もある。
僕的だと知性は長女 感性(多感)は次女
二人の真逆な性格の姉妹を意味していると思う。

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完全ネタバレ編



★基本情報
監督: アン・リー
脚本
エマ・トンプソン
シドニー・ポラック
ジェームズ・シェイマス
原作
ジェーン・オースティン『分別と多感』
出演:
エマ・トンプソン
アラン・リックマン
ケイト・ウィンスレット
ヒューグラント

上映時間 136分
製作国 イギリス アメリカ

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エッセイ「恋愛映画を話そうよ」


過去3年、600本からマイベストです。


イで、はじまる恋愛映画(洋画編)


俳優別映画一覧


恋愛映画1500本~アイウ順索引


村上サガンの出版物

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オースティンランド 恋するテーマパーク~恋愛ものの元祖ジェーン・オースティン

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オースティンランド 恋するテーマパーク(2013)E


★数行で映画紹介しようよ

女流作家ジェーン・オースティンの世界を体感できる

テーマパークを舞台にした異色のラブコメディ

★ショウトしょうとSHORT


イギリスの人気女流作家ジェーン・オースティン


恋愛ものの元祖 「高慢と偏見」と「エマ」は必見ですね。

映画「ユー・ガット・メール」で、メグライアンが言います。

「私は、高慢と偏見を200回は読んでるの」


「ジェイン・オースティン 秘められた恋」
で、

主役アン・ハサウェイの大学卒論はジェインオースティンだった。





ネタバレ編



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★基本情報

原題 AUSTENLAND

監督ジェルーシャ・ヘス

脚本
ジェルーシャ・ヘス
シャノン・ヘイル
原作
シャノン・ヘイル

出演
ケリー・ラッセル
J・J・フィールド
ブレット・マッケンジー
ジェニファー・クーリッジ
上映時間 97分

製作国 イギリス,アメリカ

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オで、はじまる恋愛映画(洋画編)



恋愛映画めざせ2000本~アイウ順索引



by 村上サガン


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Emma エマ~ジェーン・オースティンの傑作だとやっとわかった





映画 Emma エマ(1996)

★皆様が、お嫌いな恋愛物です。

=============== 

★ソース 

ジェーン・オースティンの長編小説

=============== 

★どんな人向けか?

大半の方が嫌いな恋愛ものです。

いきなり本作を観ても

二回観ないとわからないですね。

原作を読んだ方は別です。

人間関係の把握に時間がかかります。


★ショウトしょうとSHORT

『高慢と偏見』と並ぶ

オースティンの傑作と言われているが

何回も観ないと良さがわからない。

良さがわかると

一番の傑作だと思えてきた。



★どうして面白いか

恋愛の推理ものですね。

謎解きです

恋愛中の二人は誰か?

誰が誰を好きなのか?


★概要

イングランドの片田舎を舞台に、
恋のキューピッドを任じる世間知らずの女性が
巻き起こす恋の騒動を描いた人間喜劇



★観る前に前提としておさえておくこと

1.主人公エマ・ウッドハウス(グウィネス・パルトロー)

母が亡くなり姉が結婚して家を出て行った後、父と2人で暮らしている。

2.ジョージ・ナイトリー(ジェレミー・ノーザム)

エマの義理の兄 
エマの姉がジョージ・ナイトリーの弟ジョンと結婚。

3.エマの家庭教師を務めたアナ・テーラー(グレタ・スカッキ)

ウェストン氏に嫁ぐ
アナはエマの唯一の相談相手で母代わり。

4.ウェストン氏の前妻との子
なかなかの美男
名前はフランク・チャーチル(ユアン・マクレガー)。

5.エマの隣人ベイツの姪

美女ジェーン・フェアファクス(ポリー・ウォーカー)


★好きなダンスシーン

ジェーン・オースティンもので
必ず登場する英国での当時のダンス


★作品解説(他から引用)

エマの結婚にいたる道筋が、
オースティンの型に他の作品と同じくはまっていた作品である。

登場人物の多くが誤解を起こし、お節介焼きであったり、
上流思考であったりと、一癖ある人たちばかりであるから、
ますます思い違いが起きる。

この人間関係を鋭い視点で描き、
ユーモラスを最大限に引き出している。
その点でオースティン作品の中でも一番の傑作であるといえる。

主人公エマ・ウッドハウスを、
作者オースティン自身は
「私のほかには誰も好きになれそうにない女主人公」としている。

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★基本情報

原題 Emma
監督 ダグラス・マクグラス
脚本 ダグラス・マクグラス
出演者
グウィネス・パルトロー
アラン・カミング
ユアン・マクレガー
トニ・コレット
音楽 レイチェル・ポートマン
撮影 イアン・ウィルソン
上映時間 122分
製作国 イギリス

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秘められた恋~ジェイン・オースティンの自伝物語



秘められた恋(2007)

ジェイン・オースティンの自伝物語です。

彼女の作品はイギリス小説の最高峰、頂点に立つものです。

彼女のファンなので、本作鑑賞して興奮してしまった。、

最後の方はジェインと同名の少女が出てきて、なぜかホロリでした。

彼女の作品を知らない、好きでない方が観る映画ではないですね。

もし彼女の作品を観たいなら、おススメは

まず「プライドと偏見」(2005)=原作「高慢や偏見」からですね。

そして
「いつか晴れた日に」(1995)=原作「分別と多感」

「Emma エマ」(1996) 


=====

本作は「Becoming Jane Austen」の映画化です。

2003年にファンがビックリすることがあった。

それは伝記作家のジョン・スペンスが発表した

「Becoming Jane Austen」で、

ジェインの恋愛を発表して
全世界のファンの度肝を抜いたそうです。

なんと死後、186年!(他から引用)


=====

★映画基本情報

秘められた恋
Becoming Jane
監督 ジュリアン・ジャロルド
脚本 ケヴィン・フッド
サラ・ウィリアムズ
出演者 アン・ハサウェイ
ジェームズ・マカヴォイ
音楽 エイドリアン・ジョンストン


↓ 以降ネタばれ編




ネタばれ編


まず思ったのはサガン自伝映画との比較だった。

国民性だろうか?

フランス=B型、イギリス=O型が多いとされる。

フランス自伝映画は作家の醜悪を暴く傾向

イギリス自伝映画は賛美する傾向


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★愛は貧しさに負ける

時代背景が

女性には野蛮な時代で結婚することが唯一女性が生き残る道

裕福な父がいても、父の財産は男性しか遺産相続できない時代。

オースティンは言う、「貧乏は愛をだんだんに朽ちさせてゆくのよ」

本作で彼女はかけおちの途中で心変わりする。

男「黙ってついてきてほしい。僕を愛しているか?」

「ええ もちろんよ。

でも あなたの家族を壊すなら、この愛は終わるわ。

(つまり彼女と暮らすことで家族が増えて貧困になる)

本当よ。 

ゆっくりと愛は罪悪感と後悔とによってむしばまれていくの」

「バカな、ナンセンスだ」

「真実だわ。

矛盾から生まれた真実よ。

でも笑顔で お別れしなくてわ。

さもなければ、この愛はニセモノになる、なかったも同じよ」
=============

本作ではジェイン・オースティン作品のシーンが随所にでてくる。

彼女は本作のように未婚で一生終える。

だから彼女の小説に結婚後はない。

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DVD特典から

脚本家が彼女は人間の本質を知る作家だ。


主演のアンは大学の卒論は
ジェインオースティンだった。

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