ホットロード~能年玲奈、登坂広臣、ぐっとくるセリフ、純愛

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ホットロード(2014)B


★数行で映画紹介しなければ

母に愛されていないと思う能年玲奈と

暴走族のリーダーになった登坂広臣の純愛

★ショウトしょうとSHORT

登坂広臣、とても、いい演技していますね。

80年代の若者に受けた作品だそうで、それは理解できました。


★ぐっとくるセリフ

1.俺が、もらってっちゃうよ

主人公が母に言う

「私と、いるより、あいつ(母の愛人)といる方が幸せなら、

あたし、このうちの中に、いていいのかって思うじゃん」

春山が主人公の母に聞く

「おばさん! こいつのこと 嫌いなの?

もし そうなら! 俺が、もらってっちゃうよ」


2.自分より大事なんて

「わたし こんなに 誰かが自分より大事なんて思ったことない」


3.俺が、いないと、何もできない女になるな!

「おめーよ。 俺がいなきゃ なんも、できねえような 女になるな!

俺のことなんか いつても捨てれる女になれ!

それでも俺を 追っかけてくような女になれ!



完全ネタバレ編


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★基本情報


監督 三木孝浩

脚本 吉田智子

原作 1980年代に若者に支持された紡木たくの少女コミック

出演者
能年玲奈
登坂広臣
鈴木亮平
太田莉菜
木村佳乃

上映時間 119分

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コメントは、こちらにメールください
77hikoboshi@gmail.com


エッセイ「恋愛映画を話そうよ」Amazonで出版


過去3年、600本からマイベストです。


ホで、はじまる恋愛映画(邦画編)


俳優別映画一覧


恋愛映画1600本~アイウ順索引


村上サガンの出版物

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存在の耐えられない軽さ~ダニエル・デイ=ルイス、ジュリエット・ビノシュ、プラハの春の男女

ダニエル・デイ=ルイス


世界一の名役者ダニエル・デイ=ルイス

存在の耐えられない軽さ(1988)D


★数行で映画紹介しようよ

ソ連の軍事介入したチェコ事件

激動の68年のプラハを舞台に有能な脳外科医の若者が体験する波乱の人生を描く

★ショウトしょうとSHORT

アカデミー賞主演男優賞を、史上初となる3度の受賞者

世界一の名役者と言われるダニエル・デイ=ルイスのハリウッド第1作

若い、二枚目ですね、好色男を演じています。

エンディングがこれまで観たことのない演出でしたが、恋愛ものとしては普通。

あなたには(恋愛?)軽くみているかもしれないけど、わたしには重いの。

男は言う「セックスは娯楽で軽いものだ」


アメリカ映画恋愛映画ベスト100で87位


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★基本情報

原題 The Unbearable Lightness of Being

監督 フィリップ・カウフマン

脚本
ジャン=クロード・カリエール
フィリップ・カウフマン

原作 ミラン・クンデラ
冷戦下のチェコスロバキアのプラハの春を
題材にしたミラン・クンデラの同名小説


出演者
ダニエル・デイ=ルイス
ジュリエット・ビノシュ
 
上映時間 171分

製作国 アメリカ合衆国

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ソで、はじまる恋愛映画(洋画編)

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彼女に首ったけ!~ミーシャ・バートン、過去から逃げる女性とのラブコメ

彼女に首ったけ!

学生時代に実体験した恋愛がモデル

彼女に首ったけ!(2012)C

★数行で映画紹介しようよ

一度だけ無知で出演したネットポルノ作品から

逃れるために、恋人もいず、短期間働いては

町から町へさまよう女性を好きになった。

★ショウトしょうとSHORT

完全に直球のベタなラブストーリーだが、駄作に思えません。

リアル感があり、ブサイクな男が彼女のためにがんばる。


元ネタ?? ガール・ネクスト・ドア(2004) B


★仕入れた情報

学生ベン・バンクスの実体験をもとに、

ブライス・クラーク監督がフィクションを交えて脚本を執筆、

ベン・バンクス本人が主人公を演じている

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★基本情報

原題 BEN BANKS/BEAUTY & THE LEAST

監督 ブライス・クラーク
脚本 ブライス・クラーク

出演者
ベン・バンクス
ミーシャ・バートン
メロラ・ハーディン
 

上映時間 85分

製作国 アメリカ合衆国

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カで、はじまる恋愛映画(洋画編)

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今日、恋をはじめます~武井咲、松坂桃李、高校生の純愛もの


800万部突破の、人気漫画の映画化


今日、恋をはじめます(2012)A?


★数行で映画紹介しようよ

「昭和の女」と言われる古風なツバキは

高校に入学して、同級生のイケメン京汰に、くどかれるが、

それは賭け遊びだった。


★ショウトしょうとSHORT

「ホタルのヒカリ」のような手抜きもなく、

「ひみつのアッコちゃん」のような普通の恋愛映画とは違う、

本格的な恋愛映画です。びっくり。

Bでもない、でもAでもない。評価に迷います。

武井咲って、普通の顔だけど、女優として魅力ありますね。

最近思ったのはカツゼツが抜群ですね。


★一年後の約束、恋愛映画の定石のようなもので、

過去にも「冷静と情熱のあいだ」など、多用される。


★ぐっと来たフレーズ

「許せないということは、愛しているということ」


★良かったセリフ

「昔、一度だけHしたあとで、私、自分から言ったよね。

友達のままで、いようって。 本当は好きだと言いたかった。

もし、あの時、私が、気持ちを伝えていたら。 どうだったの」

「俺は あの頃 スゲー ガキだった。

だから、きっとコクられても、お前のこと、受け止めきれなかった。

そんな俺を、変えてくれたのが、ツバキなんだ。

あいつは要領悪いけど、いつでも直球で、スゲー根性で向かってくるんだ。

俺は何度も、あいつに救われた。

あいつがいなかったら、今も俺はサイテーなままだった」

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★基本情報

監督 古澤健

脚本 浅野妙子

出演者
武井咲
松坂桃李 
木村文乃
青柳翔
高梨臨

上映時間 121分


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キで、はじまる恋愛映画(邦画編)

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追想~アナスタシアはイングリッドバーグマンに似ている?



追想(1956)


ロシア最後の皇帝の娘アナスタシア

Anastasia.jpg


写真をみると、イングリッドバーグマンに似ている?

★アナスタシアの伝説

ロシア革命で皇帝一家は処刑されたとするが

1920年にドイツのベルリンで、

記憶喪失の自殺未遂者として

精神病院に収容されたアンダーソンは、

自分はロシアから処刑を逃れ脱走してきた

アナスタシアであると周囲に説いた。

ほとんど嘘らしい、DNA検査で黒。

しかしその検査は?という説まである。


★映画「追想」

このアンダーソン(イングリッドバーグマン)

を皇女アナスタシアに仕立て、

皇帝家の巨万の資産を狙い一芝居を試みるのが

ロシアの元将軍にユル・ブリンナー。

元将軍は次第に仕立てたアナスタシアに恋するようになる。


★本作で有名な話し

1.イングリッド・バーグマンが2度目のアカデミー主演女優賞を受賞

ハリウッドから追放状態にあったバーグマンの復活作

バーグマンはイタリア監督と不倫してイタリア暮らしをしていた。

戻ったバーグマンの美貌はすでにいくらか衰えている。

主演女優賞を受賞の裏には

アメリカの映画界がバーグマンを追放していたことへの

謝罪の意味合いがあるそうだ。

2.アニメ「アナスタシア(1997)」は本作のリメーク



★基本情報

原題 Anastasia

監督 アナトール・リトヴァク

G・ボルトンの原作を
マルセル・モウレットが戯曲にしたものを映画化

脚本 アーサー・ローレンツ

製作 バディ・アドラー

出演者
ユル・ブリンナー
イングリッド・バーグマン
ヘレン・ヘイズ

音楽 アルフレッド・ニューマン

上映時間 105分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語


★ねたばれ

最後がみものです。

アナスタシアの祖母にあたる

デンマークのマリア・フョードロヴナ皇太后を

アカデミー主演女優のへレン・ヘイズが演じて

イングリッドバーグマンとの会見シーンは印象深いです。

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恋愛小説~玉木宏、小西真奈美、高評価したい恋愛映画



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恋愛小説(2004)
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★ソース 

原作: 金城一紀

『恋愛小説』(講談社刊『対話篇』より)
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★この映画のレッテル

『GO』で直木賞を受賞した金城一紀の同名短編を、
「重力ピエロ」の森淳一が映像化した
ピュアで切ないラブ・ストーリー


WOWOWで放送されたドラマ

自らを“死神”だと語る男。
その宿命を背負い
愛することをあきらめた男に
おとずれたラブストーリー。

★ショウトしょうとSHORT

主演二人の演技とストーリーが溶け合って

高評価したい恋愛映画になっています。

玉木宏の恋愛演技
「のだめカンタービレ」以来ですかね。
ぐっときました。

小西真奈美も良い演技してますね。

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★基本情報

監督 森淳一
脚本 坂東賢治
原作 金城一紀
音楽 佐藤直紀

出演
玉木宏
小西真奈美
池内博之
平山あや
奥貫薫
神木隆之介

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きみがぼくを見つけた日~時をかける男



きみがぼくを見つけた日(2009)

この手の時をかける映画を観すぎているので感想がつらいです。

★★+☆ (★好み度+☆映画のデキ)

原題:The Time Traveler's Wife

オードリー・ニッフェネガー小説

どんな映画か、過去の映画からひろいます。

「イルマーレ」「僕の彼女はサイボーグ」

「バタフライイフェクト」「ゴースト」

「ジェニーの肖像」「ある日どこかで」

これらの映画の集大成


(映画基本情報)

監督:ロベルト・シュヴェンケ
脚本:ブルース・ジョエル・ルービン

キャスト
クレア:レイチェル・マクアダムス 「きみに読む物語」
ヘンリー:エリック・バナ
クレア(幼少時):ブルックリン・プルー
リチャード(ヘンリーの父):アーリス・ハワード
ゴメス(ヘンリーとクレアの友人):ロン・リビングストン
ケンドリック医師:スティーヴン・トボロウスキー

ブラッドピットが製作、指揮




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↓ 以降ネタばれ編









ネタばれ編



映画はじまって、なんとなく漠然と

この物語の全容がわからないままに進み

41分頃からおもしろくなってきた。(ここまで我慢)


過去の映画の良いシーンが次から次に出てくる。

それでも感動するから、映画のデキがいいのだろう。

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女性クレアは不倫しますね。

相手は過去や未来からやってくる同じ男

それを告白しても男は怒れない。

奇妙な感じでした。



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タイムトラベルが自分でコントロールできないのは
「ある日どこかで」そっくりですね。

その都度過去未来から出てくるところは
「ジェニー肖像」「僕の彼女はサイボーグ」

最後のエンディングは
「ゴースト」と「ある日どこかで」

その男が死んだあとなんども過去から来るのは
「僕の彼女はサイボーグ」

同じ時間にいる男を捜しに行く
「イルマーレ」

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タイムトラベル・ラブストーリーその他
「時をかける少女」
「ニューヨークの恋人」

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天使のくれた時間~「素晴らしき哉、人生!」の応用?派生作品だから、感動してしまいます。



天使のくれた時間(2000)

★どんな人向けか?

ヒューマン映画がお好きな方


★ショウトしょうとSHORT


人生はお金ではない、

一人で生きるのでなくて共に生きることよ。

名セリフと主演二人の演技がいいし、

見事な演出(娘との対話など)



★概要
『ラッシュアワー』のブレット・ラトナー監督が、
『素晴らしき哉、人生!』をモチーフに
「もしあの時、違う道を選んでいたら?」という
人生において誰もが一度は心に抱くことを
テーマに描いたファンタジー映画。


★さらにひと言

往年の傑作「素晴らしき哉、人生!」の応用?
または派生作品なので、演技やセリフで差をつけるしかないが
見事に差をつけましたね。

ブレット・ラトナーが何度も監督したいと訴えてきた

ニコラス・ケイジも何度も出演辞退していたが
さらにお願いしたら出演に応じたそうだ。


★★しみるセリフのオンパレード 


★あなたが一番大切・・・・・

妻の見事なセリフ(こんな上出来の妻は、いませんが)

 あなたの決断を
 よく考えてみたの。
 子供っぽいけど・・・
 私はこの家で年老いていきたかった。
 ここであなたと休日を過ごしていると・・・
 孫が遊びにやってくるの
 私たちの髪は灰色になり、
 顔はシワだらけ。
 私は庭いじりをして、
 あなたはペンキ塗り。
 でも物事は変化する。
 転職したいなら、
 本気でしたいなら、
 子供を連れて、
 2人で共有したこの家も捨てて、
 あなたについていくわ。
 あなたを愛してるから。
 愛してる。
 住む所よりずっと大切なことだもの。
 あなたを選ぶわ。


★もう一度交際しよう

フランスへ行こうとする元カノへ、主張する。

 子供はアニーとジョシュ。
 アニーはバイオリンを習ってる。
 ませてるけどそれは頭のいい証拠だ。
 笑うと・・・
 ジョシュの目は君にそっくりだ。
 まだ話さないけど、絶対に利口だ。
 目をパッチリ開けじっと見てる。
 顔に出てるんだ、
 新しい何かを勉強していることが。
 奇跡を見てるのさ。
 家は汚いけど、僕らのものだ。
 あと122回でローン終了。
 君は・・・
 無料の弁護士。
 そうだ、完全に非営利でやってる。
 でも君は平気だ。
 愛し合ってる。
 結婚13年なのにまだアツアツだ。
 合言葉は"愛してる"。
 僕は歌を・・・
 特別な行事に君に歌を捧げる。
 驚きを共有し、犠牲を払い、
 それでも2人は一緒にいる。
 君は・・・僕よりいい人間だ。
 おかげで僕までいい人間になれる。
 みんな夢かもしれない。
 12月の孤独な夜が生んだ幻想なのかも。
 でも僕には現実に思えたんだ。
 今君が去ったら
 永久に消えるだろう。
 これで別れても僕らはやっていける。
 でも、あのすばらしい2人の生活を
 僕は選びたい。
 お願いだ。
 コーヒーを飲もう。
 パリは逃げないよ。
 行かないでくれ。
 今夜は・・・。


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★基本情報

原題The Family Man

監督 ブレット・ラトナー
脚本 デヴィッド・ダイアモンド
デヴィッド・ウェイスマン

出演者
ニコラス・ケイジ
ティア・レオーニ

上映時間 125分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
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恋愛手帖~「5時半の気分」と言われたアメリカキャリアウーマンのしたたかな女の道

恋愛手帖2


恋愛手帖(1940)


今から70年以上も昔の映画ですが
現在でも通用する、
古さを感じない映画ですね。

「5時半の気分」と言われた
アメリカキャリアウーマンの
したたかな女の道


脚本は「ローマの休日」の
ダルトン・トランポ
本作でアカデミー脚色賞にノミネートされ、
一躍ハリウッドのトップ脚本家
ローマの休日は赤狩りで
偽名のイアン・マクレラン・ハンター名義


監督もサムウッド
後述するが心を揺さぶる作品を手がけている

主人公女優はジンジャー・ロジャース
写真のように
美人ですね~ うっとり。
演技もいい。
本作で初のアカデミー主演女優賞

★概要

いきなり
大金持ちの愛人として生きるか
貧乏だが堅実な医者の求婚を受けるかの
決断をせまられるシーンから始まります。


★家との結婚は地獄と予感

大金持ちウインと結婚しても
家に縛られるのは不幸と見極める


今はニューヨークにいるからよ
あなたはフィラデルフィアで暮らしたいのよね
わたしは下町育ち
あなたは貧乏暮らしができるの?

ウインの子を宿しているが
ウインには打ち明けない。
シングルマザーを選ぶ

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★したたかな、恋愛テスト

お金がなくてもつきあえる女性かテストする。


★うなるロジャースの演技

ウイン家の親族と喧嘩する口上

死産と気づくとこ

★間違って非常ベル

職場で間違って非常ベルを鳴らした。

それは解雇されるのは、あきらか。

嘘で気絶することにする


★恋愛映画の小道具

ストレーガ イタリアの酒

ガラスの中の雪景色


★基本情報

原題 Kitty Foyle

  : The Natural History of a Woman

監督
サム・ウッド

「風と共に去りぬ」一部
オペラは踊る (1935)
マルクス一番乗り (1937)
チップス先生さようなら (1939)
打撃王 (1942)
誰が為に鐘は鳴る (1943)
クーパーの花婿物語 (1944)
サラトガ本線 (1945)
甦える熱球 (1949)

脚本
クリストファー・モーリー(原作)
ダルトン・トランボ

出演者
ジンジャー・ロジャース
デニス・モーガン
ジェームズ・クレイグ
音楽 ロイ・ウェッブ

上映時間 108分

製作国 アメリカ合衆国

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禁断のエバ~ただのメロドラマですが、幼い妹は可愛いし、御ひいきのサマンサ・モートン




禁断のエバ(1999)


なんだろう、この映画の雰囲気。

好きですね。

他の方は退屈するかもしれません。

ただのメロドラマです。

気にいったのは

幼い妹のジェイニーが可愛いいこと。

おマセで、主人公の姉エバの恋の行方を気にする。

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主人公エバも、いい顔している。

美人じゃないが、好きなサマンサ・モートンです。

日本的な控えめ女性

ギター弾きの恋(1999)の、あの女性。

いや~、たまらない魅力を持っている。



舞台は1958年、イギリスサマセットという田舎。

何が禁断か、というと、

イトコに恋してしまい、関係を結んでしまうから。


ネタばれ



ネタばれ


イトコと、ある事情で会えないあいだに

主人公に言い寄る男性と同棲してしまう。

会いたいと思うときは会えないが

会うのをあきらめたら

そんな時にかぎって、

イトコと会ってしまい、関係を結ぶ。

同棲した男は自殺すると脅す。

さぁ 彼女は・・・


★基本情報

原題:Dreaming of Joseph Lees

監督:エリック・スタイルズ

脚本:キャサリン・リンストラム

出演:
サマンサ・モートン
ルパート・グレイヴス
リー・ロス
ローレン・リチャードソン
フランク・フィンレー
ホリー・エアード

93分
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トーチソング・トリロジー~ゲイのリアルな生態と恋愛実話物語




トーチソング・トリロジー(1988)

ゲイの恋愛物語、ほとんど実話 

愛する者との別れや葛藤の中で傷つきながらも
誇り高く生きようとするゲイの男性を描く。

最初から画面にクギづけ状態でした。

このひきつけるものはなんだろうと思った。

自分の自伝を、自分で脚本して、自分が主演で演じているので

もう演技がウマイというより、もうそのままだから、

何かストレートに感動が伝わってきた。

いったい演技って何だと思った。

リアルに体験した人が語り演じるのには負けますね。 

だって、演技していないから。

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★まとめ(他から引用)

ゲイ・コメディであり、ラブストーリーでもあり、

そして家族の物語でもある、たいへんよく練られた映画です。

ゲイの怒りと悲しみをきちんと織り込みつつ、

決してただのメロドラマに終わらないところが素晴らしい。

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★ゲイのリアルな生態がみれる

例えば

恋人とベッドインした翌朝早く起きて

胸毛や他のひげを剃る努力をしているんですね。

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★最後の母との平行線

女優アン・バンクロフトが
この主人公のママ役で、いや~良い演技してました。

母「お前なんか産むんじゃなかった」

息子「僕はゲイには愛がないと思っている人に用はないわ。

僕を見下げるなら出て行って、たとえ母親でも」

ゲイであることを恥じずに懸命に胸を張って生きようとするアーノルドと

そんな息子をありのまま受け入れることができない母親

息子を愛しながらも,その点だけは目をそらしたい母に対して

アーノルドは「子供のすべてを知るのが母よ」と訴える。

とうとうと親子は決別する

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★心に残る名セリフ

「時が癒してくれるわ。傷が消え去るわけではないのよ。

 傷はやがて指輪のように身体の一部になる。

 傷があることに慣れてしまう。

 忘れるわけではないの・・・それでいいのよ」

★題名の意味

トーチソングの意味は失恋や片思いなどを歌った歌。

トリロジーとは三部作のこと。

★他のゲイの映画

「プリシラ」「ブローバックマウンテン」

「ミルク」 「メゾン・ド・ヒミコ」

★基本情報

原題 Torch Song Trilogy

監督 ポール・ボガート

脚本 ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽 ピーター・マッツ
撮影 ミカエル・サロモン
編集 ニコラス・C・スミス
キャスト
ハーヴェイ・ファイアスタイン:アーノルド
マシュー・ブロデリック:アラン
アン・バンクロフト:アーノルドの母
ブライアン・カーウィン:エド
カレン・ヤング:ローレル
エディ・キャストロダッド:デイヴィッド
ケン・ペイジ:マーレイ
チャールズ・ピアース



ネタバレ


ネタバレ
★この映画のイントロ

いくつもの恋をしたけれど、
相手に心から愛されたことがなく、
自分の愛も不充分だったと思っている。

子供の頃からゲイであることを自覚、
家族にカミング・アウトしていたが、
中年にさしかかろうとする今も、
母親に理解されないままなのだ。

★ストーリー総括

第1部:「種馬」(International Stud)

1971年。ドラァグクイーンのアーノルドは、
バイセクシュアルのエド(ブライアン・カーウィン)と出会う。
しかし、エドは実はストレートになりたくて女性と結婚。

第2部:「農村をめぐるフーガ」(Fugue in a Nursery)

1973年。アーノルド、美少年アラン(マシュー・ブロデリック)と出会う。
大きな悲劇が起きる。

第3部:「未亡人と子供」(Widows and Children First!)

1980年。ゲイ・ファーザーとして養子デイヴィッドを育てるアーノルドと、
ゲイに不寛容なアーノルドの母親(アン・バンクロフト)が全面対立する。

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愛と青春の旅だち~わたしはキャンディみたいにアトをひくタイプだから



愛と青春の旅だち(1982)


★紹介編

どんな映画かと言うと

邦画「海猿」(2004)によく似ている、
「海猿」は本作のコピーです。

海猿は海上保安大学校の潜水士課程。

本作は海軍士官養成学校の飛行士課程

ジェット戦闘機のパイロット、超エリートですね。

そのエリートとの結婚にあこがれる二人の女性の恋の行方

海猿とは恋愛やその他で、えがかれ方が違います。

パイロットになるまでの6年間の修行過程など見ものです。

80年代の代表的ラブストーリー且つ熱い青春ものです。

ラストシーンで、リチャードギアは一気に大スターになりました。
★基本情報

愛と青春の旅だち
原題 An Officer and a Gentleman

監督 テイラー・ハックフォード

脚本 ダグラス・D・スチュアート

出演者
リチャード・ギア
ルイス・ゴセット・ジュニア  アカデミー助演男優賞
デブラ・ウィンガー
デビッド・キース
デヴィッド・カルーソ

上映時間 124分

ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズが歌った主題歌が
アカデミー歌曲賞を受賞している。




↓ 以降ネタばれを含む、

僕のノルウェイの森風の感想編



「いつか王子様がやってくる、

そんな女性の夢を映画がかなえてくれる映画だね」

直子「日本でやったら女性はひいてしまうわ」

「そうだろうね。
僕もやったことある。
二十歳の頃はそんな女性の気持ちがわからない。
男は自分のプロセス過程に酔ってしまうんだ。
恋に恋している」

====

直子「私は学生の時、夏休みに旅館でアルバイトやったの。

そこに来たお客がいた、どこかの大学の学生だった。

何名かで来ていた。

お客さんだし、話し相手になったの。

学校名を教えたのが失敗だった。

授業がはじまって、まもない頃に彼がタキシード着て

バラの花束を持って教室にやってきたの。

あれ、恥ずかしかった」

「男ってそんなことやるんだよ。

恋に恋しているんた。おそらく『愛と青春の旅立ち』。

その映画に影響を受けたんだね。

本人はリチャード・ギア気分だろう。

自分に酔っているのさ。

でも日本ではそんなことしたら、相手の女性は引いてしまうよね。

あれはアメリカだから通用するんだ。

僕も何度も馬鹿なことをしたよ。

西新宿駅から帰るときに、僕好みの女性を電車内でみかけた。

僕は次の高田馬場駅で降りるんだが、そのまま彼女についていった。

いまだとストーカーだね。警察に通報されなくてよかった。

彼女は所沢駅で降りた。

彼女が降りてホームを歩いている時に声をかけた。

『あまりに、あなたが素敵なので、降りるの忘れて、ついてきてしまいました。

もしよろしければお茶でも飲みませんか?』

ニコっとされて、見事に断られてしまった。

年上の女性だった。

駄目だとわかっているが、 そのプロセスに僕は酔ったのだ。

今思えば、それだけなんだ」


====

直子「ねえ、この映画で、気にいったセリフは何?」

「あるよ、彼女のセリフさ。否定的に言う。

『昼下がりの情事』でも最後にヘップバーンが、

私のことは心配しないで

あなたがいなくても大丈夫だから。。。 あれさ」


直子「つまり本音と反対のことを言うのね」

「うむ。このようなタイプの女性、いるよね。

本当に好きだから、愛していると正直に言えないタイプ。

言えば、相手に負担をかけるかもしれない。

断られたら重症になりそうで、怖くて言えない。

売り込まない、押し売りしないタイプ」

直子「わたしも、そのタイプかなぁ。
でも相手によるわ。
なんか素直に好きだと言わせるような男性いる」

「おそらく、それは男がもう好きだという顔をしている時だろう。
この映画では幼年時代に心が屈折した、
つまり母親を知らないで育った男(ギア)なんで、
好きだと言えないんだ。
かわいそうな男だ」


直子「そう。それで、どんなセリフなの?」

「女性の言葉さ。

『あなたが、ここにいる間だけ楽しくつきあえれば、それでいい。

わたしは、あなたには決して夢中にならないから。あなたもね。

わたしはキャンディみたいにアトをひくタイプだから』

『わたしをモノにすのは大変なんだから、簡単にゆかないのよ』

『女を捨てるとき、どうするの? 黙って去っていくの、それとも言うの?』」


直子「本当は、あなたが大好きなのって、言えないのね。

予防線ばかりはっている」

「しおらしい、感じはするね」


直子「セリフ以外では、最後のシーンよね。じ~~んと感動がくる」


「あの場面は何回観ても感動するね。

王子様がやってきたってね。

それ以降の映画でこのシーンに似たものあるね。

最近のでは『ラブアクチュアリー』かなぁ」

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「華麗なる一族」~恋愛が地獄に変わる(2)妻が自分の種でない子供を産んだ

華麗なる一族


男は自分の種の保存を優先するDNAを持っている

本能なのか?

妻が自分の種でない子供を産んだことを

地獄、苦痛と考えるようだ。

山崎豊子の小説である映画「華麗なる一族(1974)」でも

えがかれていますね。

父は息子は自分の種だと思っていない。

2007年には、キムタクでテレビドラマになってます。

最終的に息子キムタクは猟銃自殺してしまう。

警察の死体検案書で
息子はA型ではなく
B型で、祖父の種ではなく
父の実の息子だったことがわかる。


この地獄は昔からあるんですね。

「源氏物語」

男の地獄物語

主人公の光源氏は

実父の妻である藤壺を妊娠させてしまう。

その結果、藤壺は源氏に生き写しの男御子(冷泉帝)をもうける。

何も知らない実父(桐壺帝)は藤壺が産んだこの皇子を溺愛した。

因果応報、身から出たサビ。

光源氏の正妻・女三宮が

彼女に思いを寄せていた柏木との間で不義の子を産んでしまう。

光源氏は不義の子を自分の子供とせざるおえないという

この世の地獄を味わう。

光源氏はふと思う。
実父(桐壺帝)も
不義の子だということを知っていて地獄の苦しみだったに違いない。

子供に罪はないのだが。


不義の子を自分の子として認めて分裂症になった男の映画がある。

ファレリー兄弟の作品

「ふたりの男とひとりの女」

白人夫婦の間に三つ子が生まれるが、

しかし赤ん坊はどうみても黒人。

彼はその葛藤の中で分裂症になってしまう。



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裸足の伯爵夫人~恋愛が地獄に変わることについて~不義の子供を 夫に「あなたの子よ」とおしつける

裸足の伯爵夫人

恋愛が地獄に変わることについて


妻が種の違う不義の子供を

夫に「あなたの子よ」とおしつけることは

夫には地獄、辛いことであるだろう

しかし女性側はそんなでもないようだ。

そんな女性の不可解を感じた映画についてです。


裸足の伯爵夫人(1954) 

古い映画ですね

淀川長治さんがテレビ局に騙された作品でもあります。

テレビ朝日系の日曜洋画劇場の第1回作品が本作だった。

それほどの名作をテレビでやるのなら、解説させてほしいとヨドナガさんは言った。

以降、ヨドナガさんのテレビ解説が毎週続くことになってしまう。


何度観たことか、再放送してもいい映画だと思います。


話しは

ボギーのトレンチコートが雨に濡れるところから映画は始まる。

映画カサブランカをひきづってます。




(以下完全ネタバレです)




女性(エヴァガードナー)は

ジプシー育ちで性奔放、女優になり人気スターとなる。

彼女はモナコで伯爵と出会う。

会ったとたんに二人は意気投合。

すぐに結婚してしまう。

映画監督として、また彼女の後見役である

ボギーは心配する。

世間知らずの彼女に一抹の不安をいだくのだ。

そう、世の中はそんなにうまいことばかり起こらない。

必ず落とし穴がある。


悲劇は結婚の初夜に起こる。

伯爵は出兵して負傷、性不能者になっていたのだ。

彼女は伯爵の子供を他の男性でつくろうとする。

伯爵は男との密会現場に行って彼女を射殺する。

伯爵にとって彼女の行為は許されないことのようだ。


★基本情報

裸足の伯爵夫人

The Barefoot Contessa

監督 ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ 「イヴの総て」

脚本 ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ


出演者
ハンフリー・ボガート
エヴァ・ガードナー

製作国 アメリカ合衆国 イタリア

上映時間 130分
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映画「ロイヤル・セブンティーン」~父と娘のラブストーリーに泣ける




ロイヤル・セブンティーン(2003)

ベタな話しですが、感動して泣けました。

主演アマンダバインズが良いですね。

男優コリン・ファース、女性に人気があるそうで

男の僕にはわからないけど、ゴージャスだそうです。


=====================
話しのイントロ

シングルマザーで育てられたダフネ(アマンダ・バインズ)は17歳

母(ケリー・プレストン)の仕事がウェディングシンガーで

その手伝いで結婚式場で給仕をする。

いつも嫌なのは、結婚式で父と花嫁(娘)のダンスを見ることだった・・・・・

====================

「プリティプリンセス」に似ている映画だけど、こちらは泣けました。

撮影がおしゃれで、次のシーンへの移りが見事です。

切れのある映画です。


★映画基本情報

What a Girl Wants

監督
Dennie Gordon デニー・ゴードン 女性
脚本
Jenny Bicks ジェニー・ビックス 女性
Elizabeth Chandler エリザベス・チャンドラー 女性

キャスト
アマンダ・バインズ  「恋するマンハッタン」
コリン・ファース   「高慢と偏見」「ブリジット・ジョーンズの日記」
オリバー・ジェイムス この作品がデヴュー
ケリー・プレストン  ジョントラボルタの奥様 超美人




以降ネタバレ







ネタバレ

この映画はリメイク
The reluctant Debtante(1958米) ヴィンセント・ミネリ監督
日本未公開

アマンダ・バインズ
の演技がいいと監督がベタ誉め、間のとりかたもうまいそうだ。
たしかに泣けるし、笑えるし、たいした役者ですね。

笑えるシーン

トーストシーン 父と娘が同じ食べ方をするところ

泣けるシーン

バインズが父と娘のダンスをうらめしく見ている表情

父ヘンリーがNYにきて、二人に会いにくるところ 
ここはどっと涙腺がゆるみます。

意地悪娘はリース・ウィザースプーンに似ていますね。

============

良いセリフ

父がいないって、自分が半分ないような感じなの

母のセリフ「あやまってほしくて、待ったと思う?」

============

DVD特典から

ケリー(母)は口パクでなくて、本当に歌っている。

ニューヨークのシーンは全部ロンドン

ダフネの小さい頃の写真アルバムはバインズの本物
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映画「PSアイラブユー」~女性には涙があふれてくる映画だろう




PSアイラブユー(2007)

『マディソン郡の橋』の脚本家

リチャード・ラグラヴェネーズが映画化。

女性には涙があふれてくる映画だろう。


残念ながら

ミックジャガーみたいな女優ヒラリー・スワンク

ミスキャストに思えました。

苦みばしった顔は、ラブストーリーでは、しらけます。

やはり女優に大きく左右されます。

涙 涙 涙の映画だと期待していたが

ほろりしたのは二回だけ。

内容がいいだけに、

もっと泣かせる筋書きがあるだろうに。

もの足りない。

不完全燃焼で、実に惜しい作品でした。


★概要

死んだ夫から消印のない手紙が届く。

夫からの励ましのメッセージ、プレゼントやアドバイスが次々に届けられていく。

少しずつ元気を取り戻していく。


★ビートルズのヒットソング

映画のタイトルがビートルズのヒットソングと同じなのは

何か意味があるのだろうか?

内容は、タイトルの直訳「追伸、僕は君を愛してる」の通り、
彼女と(事情によりだと思われる)離れてしまった男が、
恋人に「また戻ってくるよ」という気持ちを伝えた手紙をテーマにしたラヴソングである。




★基本情報

P.S. アイラヴユー

P.S. I Love You
監督 リチャード・ラグラヴェネーズ

脚本 リチャード・ラグラヴェネーズ
スティーヴン・ロジャース

キャスト

ヒラリー・スワンク
ジェラルド・バトラー
リサ・クドロー
ハリー・コニック・Jr
ジーナ・ガーション
ジェフリー・ディーン・モーガン
キャシー・ベイツ

上映時間 126分
製作国 アメリカ合衆国
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映画「サイドウェイ」~寄り道(サイドウェイ)した恋愛




サイドウェイ(2004)

この映画のキャッチフレーズ
                      
カリフォルニア、ワインロード


人生が熟成していく贅沢な寄り道(サイドウェイ)

ワイン好きの冴えないバツイチ中年男が

結婚を目前に控えた親友のため

カリフォルニアのワイン・カントリーへの旅を計画

対照的な性格の中年独身男2人による

ワインと女性を巡る珍道中がユーモラスかつ

しみじみとしたタッチで綴られてゆく。


★カルフォルニアワイン

ワインを知ってる人なら面白く見れる

ワインテイストの勉強になった。

今や、カルフォルニアワインは名ワインですね。

★アカデミー賞

アカデミー賞作品賞ノミネート作品

アカデミー賞脚色賞
(オリジナル脚本でない脚本)に輝く。

原作はレックス・ピケット著

★感想

非常に地味な作品

映画らしくない、どこにもある自然なお話し。

でも、なぜか印象に残る作品。

自分が酔ってしまったように感じにさせる
撮影方法は素晴らしい。
本当に見ているだけでフラフラになった。

結婚を目前に控えた親友(ミックジャガーに似ている)の
女性の口説き方は超最低。
そこまでして口説きたいか?

トヨタの車が二回登場

アメリカ人に、これほどワイン愛好家が多いことに驚き。

2009年日本でリメークされた、「サイドウェイズ」


★基本情報

サイドウェイ
Sideways

監督 アレクサンダー・ペイン 「アバウトシュミット」

脚本 アレクサンダー・ペイン
ジム・テイラー


出演者
ポール・ジアマッティ
トーマス・ヘイデン・チャーチ


上映時間 130分
製作国 アメリカ合衆国


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エリザベス・テイラー(コールガール役)がアカデミー主演女優賞~バターフィールド8



バターフィールド8

20歳の頃の映画ノートから

バターフィールド8(1960)

1月2日 
リズのアカデミー賞女優賞受賞作品
新年そうそう名作を見られて光栄です。

男のエゴが女を死にいたらしめる。

「私は13歳の時に、義父に犯されたの。

でも それが楽しかった。夢中になるほど。」

リズが告白する場面 スゴク リアル。

三文作家との不毛の友人関係、母親との虚偽の関係

女の性(サガ)の悲しさがしみじみと 

残酷にえがかれていた。

男にはわからない女の気持ちが少し理解できたみたい。

=====

今の年齢で観ると どう感じるだろう?



BUtterfield 8は
1960年制作のアメリカ映画。
ジョン・オハラが1935年に発表した小説が原作。

主演のエリザベス・テイラー(コールガール役)が
アカデミー主演女優賞を受賞した。

動画:有名なヒール攻撃シーン

★基本情報
バターフィールド8
BUtterfield 8
監督 ダニエル・マン

脚本 ジョン・マイケル・ヘイズ
チャールズ・シュニー

出演者
エリザベス・テイラー
ローレンス・ハーヴェイ
エディ・フィッシャー

音楽 ブロニスラウ・ケイパー
撮影 ジョセフ・ルッテンバーグ
チャールズ・ハートン

上映時間 109分

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リービング・ラスベガス~最後に花火のような恋愛がしたかった



リービング・ラスベガス(1995) A


ニコラス・ケイジがアカデミー主演男優賞、納得です。

はじまって7分後の演技から震えました。

故飯島愛が「泣ける、毎年観てる」と絶賛していたそうだ。

同じような映画にフランス映画「鬼火」があります。


リービング・ラスベガス(1995) A

★映画紹介

家族も失い、アルコール中毒のために失職してしまう。

ラスベガスで、酒を飲み続けて、そのまま死のうと決意する。

しかし、ある夜、街で娼婦のサラと、運命的な出会いを果たすが

男の決意は固かった。

★ショートしょうとSHORT

本作を観て、気が滅入るというのはわかります。

破滅というか、救いようのないあらすじ

人生を太く生きて花火のように自殺する映画ですが、

ひきこまれました、好きな作品「鬼火」に似ています。


★酒で、じわじわと自殺していく方法をとった。

死ぬ過程で女性と恋愛をして、

女性には、死なないように懇願されるが、

恋愛とは、いつか終わることを知っている男は死を選ぶ。


★仕入れた情報

原作者のオブライエン氏は非情にマジメな性格だったのだと思う。

遺書ともいうべき「リービング・ラスベガス」のベンがそうであり、

原作が映画化決定後に、原作者は自殺している。


★エリザベス・シューが熱演

死のうとする男をそっと、側で見守る優しい娼婦。

彼女の演技で、救いようがない映画にはならなかった。

男はエリザベス・シューに出会って有終の美を飾れたと思います。


★基本情報

原題 Leaving Las Vegas
監督脚本 マイク・フィギス
出演者
ニコラス・ケイジ
エリザベス・シュー

上映時間 111分
製作国 アメリカ・フランス・イギリス

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映画バニラ・スカイ~謎解きパズルゲームとして楽しめるでしょう



バニラ・スカイ(2001)



★ソース

アレハンドロ・アメナーバル監督による
スペイン映画「オープン・ユア・アイズ」
に惚れ込んだトム・クルーズが自らリメイク権を
取得、製作に漕ぎ着けた作品。

「あの頃ペニー・レイン」の制作スタッフが集合

「オープン・ユア・アイズ」で
ヒロインを演じたペネロペ・クルスが同じ役で出演している。

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★この映画の決まり文句

「ムダだろうけど 君には独りで家に帰る男の
痛みが分かるまい
人間は苦さを味わってこそ甘さが分かる」

ここにバニラエッサンスの意味があるような気がする。

★バニラスカイの意味

モネの絵は「La Seine a Argenteuil(アルジャントゥイユのセーヌ川)」などの

モネがえがく美しい空の下にひろがる世界

前述のようにバニラエッサンスと、空は夢では?

苦味を知ってこそ甘さがわかる夢


★凝った映像

「エターナルサンシャイン」的。

最初の空撮シーン
無人のタイムズ・スクエアを疾走する

往年の映画名作オマージュシーンがでてくる
トリュフォー監督「突然炎のごとく」
オードリー・ヘプバーン 「麗しのサブリナ」「昼下がりの情事」


★どんな映画

一人のプレイボーイのサスペンスSF恋愛物語


★映画基本データ

バニラ・スカイ
Vanilla Sky
監督 キャメロン・クロウ 「あの頃ペニー・レインと」「エリザベスタウン」
製作 トム・クルーズ
ポーラ・ワグナー
キャメロン・クロウ
脚本 アレハンドロ・アメナバール

出演者

トム・クルーズ  
どうしても好きになれない男優

ペネロペ・クルス 
日本的で美女だが
映画界に美人女優が不足しているので目立つ
彼女映画は感動作品が多いですね。 
「ボルベール〈帰郷〉」「それでも恋するバルセロナ」 

キャメロン・ディアス  
若い頃は好きでしたが・・・

音楽 ナンシー・ウィルソン
撮影 ジョン・トール



以下ネタバレ




ネタバレ




オリジナル「オープン・ユア・アイズ」は未見ですが、

オリジナル作品の謎解き、監督なりの解釈で作られていて

わかりやすい映画になっている。

DVD特典を観て理解しました。


★バニラ・スカイのラストの意味(他から引用)

ディヴィッドは事故の後、
当時できる限りの整形手術を受ける。
手術にも限度があり、
かつての顔を取り戻せないことを知ります。

顔の整形手術ができるようになる未来まで
低温保存する契約をLE社と結び
夢を見させるオプション契約をする。

低温保存されて150年後に目を覚ます。

最後にOpen your eyes…といって起こす女性は
ソフィアでもジュリーでもありません。
ジュリーは事故で死亡しましたし、
ソフィアも150年後には存命していない。

LE社の人間か、
150年後に受けた整形手術先の看護師か、
それとも新しい恋人か。

★ポール・マッカートニーが(DVD特典から)

ポール・マッカートニーがサントラ作成

監督は正式に依頼しないで希望を伝えていたら

ひょっこりポールが映像を観たいとスタジオに来たらしい。

それで曲を作ると約束もしないで帰っていったそうだ。


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二人で楽しむことが関係を持続させる秘訣~パリ、恋人たちの2日間



「パリ、恋人たちの2日間」(2007)

おススメではないですが
観たのでブログします。


★概要

フランス人の自由奔放な恋愛に圧倒されて

カルチャーショックをうけるアメリカ男

彼女のリアルな恋愛論

★ショート しょうと Short

倦怠期を迎えた夫婦のような

フランス女性とアメリカ男性の恋愛感ギャップ

説教、愚痴、批判ばかり。
機関銃のように始終しゃべり、沈黙がない。

フランスの嫌な部分ばかりで出てきて

よほど フランスが大きらいな人が

この映画を作ったのだろうと思いました。

男好きで、下ネタオンパーレード

パリでは誰とでもSするのが当たり前みたいな感じ。

うんざり。

それが

最後の二人の会話には びっくり。

含蓄のある恋愛論

鑑賞後は複雑でした。


★基本情報

監督・脚本: ジュリー・デルピー.

出演: ジュリー・デルピー, アダム・ゴールドバーグ, ダニエル・ブリュール


★自作自演の主人公ジュリー・デルピーのインタヴュー

ほとんど自前で。
両親、飼っている猫、本当の彼氏出演

監督・脚本・製作・編集・音楽・主演兼任。

脚本家として20年で、今回初監督。

「この映画は
アメリカ男とフランス女が
滞在したフランスでいざこざを起こす。
この映画はコメディなの」

「コメディ?
え!! 悲惨な映画だったよ」

「ハッピーエンドなの」

「え!! そう。
最後は別れたようにも思えたよ」


★引用された映画

映画に登場する作品は「M」と「イタリア旅行」 
 
そして「レイジンブル」

マリオン(女性主人公)は
ジェイク(映画のレイジングブル)だそうだ。
女性としては強気で男らしいそうだ。


★恋愛の持続方法

監督は最後に
二人が永遠に添い続けるのは苦痛だ。
でも努力するべきたという。
誠実に愛を育てるべきだ。
二人で楽しむことが関係を持続させる秘訣だそうだ。


★ショート しょうと Short
映画はユニークで、
最後の会話は気に入った。
ゴダール映画の延長線にあるが、
彼の真似でもない。

フリーセックスのロック貴公子「ジムモリソン」
が墓から彼との思い出とか引用されてますね。


★ネタバレ

気にいったセリフ

心から愛し合うためには、相手のすべてを知るべき。

私にとって一番の苦痛はたった一人の相手と
人生を共に歩もうと決めること
問題があれば努力して解決し
逃げたりしないと誓うのは難しい
私は一人の男と一生暮らすなんて無理


男は
「君はリスだ 冬に備えて男をたくわえている」と
別れを望んでいるように思えた。

激しかった愛がまたたく間に冷め、
あとには何も残らない。
とてもつらく悲しい
愛の終わりを感じると
私は自分から先に去る。
また愛が一つ消えただけ。
はかない愛の物語

次に会う時はただの友達として 
何もなかったように
やがて少しずつ記憶は薄れていき 
完全に忘れる時がくる
ほほ完全に 
いつも同じだ 別離 絶望
お酒 パーティー 
愛した人を忘れるために男と戯れる。

空虚な数ヶ月がすぎ 
再び真実の愛を求め 
必死に あちこち探す
そして 長い孤独の後に 
やっと愛の希望を見いだす。
次の別離が訪れるまで。。。

でも 
新たな別れが耐えられなくなる瞬間がある。 
どんなに うるさく 
気に障る相手であっても 
その人なしに生きられないことがある

たとえ毎朝 
その人のクシャミで起こされても
ほかの誰のキスよりも 
そのクシャミがいとおしい
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北野映画は恋愛ものが好きです、北野ブルー、北野サイレント~あの夏、いちばん静かな海。



あの夏、いちばん静かな海。(1991)


★ショートしょうとSHORT

北野恋愛映画

北野的暴力でなく、得意の切ないラブストーリー

青づくしで「北野ブルー」と言われています。

ヨドナガさん、黒澤さんが
ビックリした映画ですね。

評価が変わったターニングポイント映画

★北野サイレント

「人真似でない、北野オリジナル映画ですね」

本作のようなサイレント映画は今まで少ない。
ユニーク!!

サイレントで好きな作品は
アランドロンの「サムライ」

★北野ラブストーリーで好きな作品

1.HANA-BI

2.DOLLS

3.本作

4.アキレスと亀


==

★本作の高い評価(Wikipediaより)

映画評論家の淀川長治(ヨドナガ)は
「ビートたけしと言う人は、お年寄りのことを馬鹿にしたりするので嫌いだったが、
この映画を観て考えが変わった、一度会いたい」という旨の発言をしている。
その後、映画雑誌でのインタビューにおいて、

「あのね、日本の映画の歴史の中でね、一番言いたいくらいあの映画好きなのね。
なんでか言うたらね、
あれってとってもサイレントなのね。
サイレントだけど見とったらラブシーンが一番いいのね」との賞賛を残した。


黒澤明に高評価されたが、一方でよくわからないラストシーンは
いらなかったと指摘される。
これに対して北野はサービスだったとしている

対談 黒澤明vs北野武~本作品を語るYouTube


★基本情報
監督 北野武
脚本 北野武
出演者
真木蔵人
大島弘子


以下ネタバレ


★問題のラスト

ラストが駄目とか良いとか、かなり評が分かれますが

ラストで彼女が抱きつきにいこうとするが、
彼がそれに気づかずにサーフィンに行くシーンで、
泣けました。
ラストは最高です。

たしかにインド映画のような終わり方で、
がっかりする方もいるのはわかりますが、
このラストは個人的に好きです。
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美しい人~9人の女性物語オムニバス



美しい人(2005)

原題 Nine Lives

9人の女性たちの9つの物語。

これってズルイですね。

この作成方法だと、観るものをひきつけてしまう。

ウケて当然。

映画は突然なんのことかわからないで、始まる。

10分くらいで、ほとんどワンカットで終わる。

なんだ? この作品は?

ワンカット・ワンシーンで

9人の女性たちの物語を描くオムニバスもの

ガブリエル・ガルシア=マルケスの息子ロドリゴ・ガルシア監督作品

出演: キャシー・ベイカー, エイミー・ブレネマン, エルピディア・キャリロ

サリンジャーの小説「九つの物語」と同じ表現方法ですね。

サリンジャーもスコット・フィッツジェラルドの表現方法を継承している。



第一話 娘に愛をそそぐ人<サンドラ>

 娘との面会が唯一の生きがいである囚人の母。

 その日の面会は面会電話が壊れていて、

 娘の顔は見えるが娘と話せない。

 彼女はパニックを起こしてしまう。


第二話 いま手にしている愛を見出す人<ダイアナ>

 かって熱愛した彼と別れて、普通の結婚をして妊娠を迎えた女性が

 元カレに会ってしまう。

 最初は拒絶するが、彼女の思いは

 水を沸かしていくと

 だんだんに、温かくなるように、最後に沸騰してしまう。


第三話 愛をぶつける人<ホリー>

 サリンジャーで好きな話し、「バナナ魚~」を彷彿とさせる。

 父親との幼い頃のトラウマから、ホリーは長い間家を出ていた。

 ある日、苦い思い出だけが残る家へ、彼女は突然現れる。

 父を10分以内に呼び出せと、妹に迫るホリー。

 そしてピストルが。


第四話 お互いの弱さを知る人<ソニア>

 2組の夫婦

 夫婦のちょっとした口喧嘩から、夫婦の確執と秘密が暴かれる。


第五話 かけがえのない人<サマンサ>

 父と母は完全に険悪で、直接言葉をかわさない。

 二人の間を、とりもつ娘の苦悩。


第六話 愛を求められる人<ローナ>

 この話しはスゴイ。

 妻に自殺された元夫のために、嫌々ながら葬儀にでるローナ。

 元夫はいまだローナを思っているというのだ。

 そして葬儀中なのにローナに迫る元夫。

 彼の求めを許してしまうローナ。


第七話 家族があることの歓びを知る人<ルース>

 満月は人を狂わせてしまう。

 これもサリンジャーでの不倫する女の話しを彷彿とさせる。

 不倫直前で家族や夫に電話するルース


第八話 夫の愛の深さを知る人<カミール>

 乳がんで乳房を失うことになる手術直前に

 不安にかられる妻と夫の生の葛藤


第九話(最終章) 神の祝福を受ける人<マギー>

 墓参りの午後のひととき(写真2)

 いずれ年をとるわ 過ぎ行くのよ 去っていくの  

 厄介な荷物を背負い生きていた

 孫娘が樹に登って青いものが見えるという。

 マギー祖母さんは、それは青い空? 

 「違う」

 「じゃ降参、何がみえるの?」

 「女の子の青いドレス」


===

(他からの引用)

彼女たちの凝縮された人生が映しだされ、

それぞれの痛みや迷いに見る側も思いを重ね合わせる。

この写実主義のスケッチ集は、

しかし、最後に意外な一枚を隠している。
line

白鳥の群れに混じり、白いカラスが白鳥として生きる様は想像を絶する苦行~白いカラス



白いカラス(2003)

アンソニー・ホプキンス
とニコール・キッドマンが
好きな演技してます

感動もしない映画ですが、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハズレでもない作品です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

「初恋でも、大恋愛でもない。だが最後の恋だ!」
とホプキンスが言います。

原題「ヒューマン・ステイン」
ひさびさ邦題が意味深です。
邦題に拍手したいです。

せつない、人間の問題点をえぐりだした作品ですね。

挫折して傷ついた男2名と女の物語でもある。

ウェントワース・ミラー(黒人のミックス)は、
この作品を意図した抜擢

監督と脚本家をみると地味で、
淡々とした映画になってしまっています。


★主人公は黒人と白人に生まれた「ピンキー」で

見た目は白人。 

人種差別に苦しむが

だんだんに彼自身が、その人種差別の先鋒になってしまう。

ミイラ取りがミイラになるような感じ。

これはヒトラーが 

もしかしたらユダヤ人の血が混じっていて

最終的にユダヤ迫害をするのと

同じような感じがします。

(ヒトラーはユダヤ人説を信じるものです)

「雪のように白く」生まれついた、黒人。
より可能性に満ちた人生を手に入れるため、
自分の人種を偽った男。
しかし、楽しげに遊ぶ白鳥の群れに混じり、
「白いカラス」が水面下に
水を掻く努力は想像を絶する苦行であったろう。

===

〇原作はフィリップ・ロス

人間はしみを、
痕跡を、しるしを残す。
それがここに存在している、唯一の証しなのだ。

彼の処女作
「さようならコロンバス」は好きでした。

〇監督 ロバート・ベントン

執筆した『俺たちに明日はない』(1967年)
の脚本で、脚光を浴びる。

のちに映画監督になり、
1979年の『クレイマー、クレイマー』
でアカデミー監督賞・脚本賞を、
1984年の『プレイス・イン・ザ・ハート』
で脚本賞を受賞している。

ヨドナガ先生が好きな監督です。

地味な監督にみえます。


〇脚本 ニコラス・メイヤー

スタートレックシリーズとか、

ヒュウマン恋愛ものは書かれていない。


〇主演 アンソニー・ホプキンス

彼は猟奇的殺人犯が代名詞の時代があり

ある時からそのイメージを払拭するために

その系統の映画にでなくなりました。

日の名残り

 ストイックな演技は素晴らしい。

「ジョー・ブラックをよろしく」

 作品はB級らしいですが、僕的には大感動作品

「アトランティスのこころ」

 またもやストイックな演技が秀逸

世界最速のインディアン
 大感動しました。


〇女優 ニコール・キッドマン

本作では、いい雰囲気でした。

好きになれない女優です。

でもその割には、彼女の作品はかなり観ている。

どこが嫌いって、なんかわがままで勝気そうで。

彼女を見ていると、つきあったら疲れそうで。

めぐりあう時間たち
でアカデミー賞最優秀女優賞をとりますが

まったく別人で最後まで本人とわかりませんでした。
meguriaujikanntati1.jpg

B級作品の「奥さまは魔女」はなぜか懐かしさもあって好きです。

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渚にて~放射能で全滅する人類が最後に行ったこと~村上春樹「1Q84」~究極の恋愛



「渚にて」(1959)

彼女は車を飛ばして港へ着いた。
出航を間近に迎えた潜水艦が停泊していた。
艦長は彼女に気づきデッキを降りて、二人は会話する。

「ねえ、ここにいてよ。やはりいくの?」

「ああ、悩んだけど。最後の日は妻と子供といっしょに死にたいんだ」

「でも、ほとんど会える可能性は、ないわよね」

「そうだ。君と先に知り合っていたら、

僕は君と最後の日を迎えたいと思ったよ。

君と行った、あの渚での思い出を胸に僕は行くよ。

僕の気持ちわかってくれるだろう? 愛しているよ」

SAKIはここまで書いて、ふと思った。

昨年英次と行った渚に出かけてみたくなったのだ。

翌日スタジオで英次とお茶を飲んだ。

「裕次郎の次の作品を書いているの」

とSAKIはエスプレッソを飲みながら切り出した。

「なんというタイトルだい?」

英次はエスプレッソをひとくち飲んで聞いた。

「『1Q84』に書かれて

静かなブームになっている『渚にて』よ」

「ああ、あれか。

リメークで『エンド・オブ・ザ・ワールド』があるし、

『復活の日』もこの映画の続編のようなものだね」

「この作品はSFより究極の恋愛だと思っているの。

あのラストシーンは切なすぎるわ」

 『渚にて』ラストシーンYouTube 2分頃から始まります。 

「だんだんに死の灰が迫ってきて、

明日にも死ぬかもしれない彼女。

お互いに愛し合っているとわかっているけど、

艦長は行ってしまう。

その潜水艦も死にゆくようなものなのね。

それでも男は行こうとするの。

残された彼女は、あの渚まで行って、
潜水艦を見送るのね。
そして彼女はつぶやく
nagisanite.jpg


『もしあなたが先だったら、私を待っていてちょうだい』

そして毒薬を溶かしたブランディーを流し込む。

あの世で会いましょうということね」

「原作はそうだが、『エンド・オブ・ザ・ワールド』では彼は戻ってくるよ」

「原作通りで、裕次郎に演じさせたいのよ」

「まあ監督次第で、変わるけどな」

「それで、まだしっくりしたもの(脚本)が書けないのよ。

ねえ、英次、昨年行ったあの渚に連れて行ってくれない?」

「ああ、覚えているよ。

SAKIは『渚にて』みたいと言って感動した所だね」

 「SAKIMORI」より 


★基本情報
On the Beach
監督: スタンリー・クレイマー
出演:
グレゴリー・ペック
エヴァ・ガードナー
フレッド・アステア

映画が好きになった中学生の頃
最初に好きになった監督
スタンリー・クレイマー

★あらすじ
第3次世界大戦の
原水爆による戦争のため、
地球上の北半分は絶滅し、
死の灰は南半球にも迫っていた。
放射能で全滅する
人類の最後に
行ったことは・・・・
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日の名残り~作家石黒一雄の作品イギリス映画



日の名残り(1993)

切なくなる名作です。

作家石黒一雄が
イギリス最高の文学賞ブッカー賞
を受賞した作品の映画化

アンソニー・ホプキンス
の一世一代の名演技
エマ・トンプソンも
絶妙の演技しています。

素晴らしい。
ストイックな偲ぶ忍ぶ恋。

執事(バトラー)の実態 
日本人に似た忍ぶ、耐える精神。

総執事と副執事(女性)
とのせつない恋。

時間軸の切り方が見事。

最後の別れの場面は
名シーンだ。


ひとことで言うと
「好きな人に、
お互い好きと言えない
者同士の恋物語」

=====

★石黒一雄は
1995年に大英帝国勲章(オフィサー)、
1998年にフランス芸術文化勲章を受章。
2008年には『タイムズ』紙上で、
「1945年以降の英文学で最も重要な50人の作家」
の一人に選ばれた。

長崎生まれで5歳で英国へ。
20歳で英国帰化、英国在住。
日本語はほとんど話せない。

=====

★アカデミー賞
主演男優賞、主演女優賞、美術賞、衣装デザイン賞、
監督賞、作曲賞、作品賞、脚本賞の8部門にノミネート

★基本情報
日の名残り
THE REMAINS OF THE DAY
監督 ジェームズ・アイヴォリー
製作 マイク・ニコルズ
ジョン・キャリー
イスマイール・マーチャント
脚本 (脚色)ルース・プローワー・ジャブバーラ
(原作)カズオ・イシグロ
出演者
アンソニー・ホプキンス
エマ・トンプソン
クリストファー・リーブ
ジェームズ・フォックス
ヒュー・グラント
音楽 リチャード・ロビンス
撮影 トニー・ピアース=ロバーツ
上映時間 134分


★バトラーという職種
バトラー(butler)はイギリスの上級使用人。
数あるイギリスの家事使用人の中でも
最上級の職種の一つであり
フットマン(従僕)を勤め上げた者がバトラーに昇格した。
上流階級か、下層の上流家庭より
裕福な中流最上層の家庭にのみ見らえwる。
食器・酒類を管理し、
主人の給仕をするという本来の職務に加え、
主人の代わりに男性使用人全体を統括し、
その雇用と解雇に関する責任と権限を持つ。
多くの場合、ヴァレット(従者)を兼ね、
主人の身の回りの世話をするとともに、
私的な秘書として公私に渡り主人の補佐をした。
ワインの管理も行う。

英国の新聞は質が悪いのでアイロン
をかける場面が、
この映画でもありました。

執事用に忍者のような
隠しドアがいたるところにある。
line

オズタッチで好きな恋愛映画~「過去のない男」



過去のない男(2001)

アキ・カウリスマキ監督の作品

フィンランド映画です。

良かったです、大好きです。

「人生は先に進むしかない。戻ったら、大変だ」


★ソース 

アキ・カウリスマキ監督の脚本

★簡単感想

オズタッチの淡々

監督が小津安二郎の信奉者、似てます。

「東京物語」的です

ルコントの「列車に乗った男」にも似ている。

小さな幸福が、
ありがたいことが
しみじみ伝わります。

日本人好みの作品です。

昔のイタリア映画のようでもある。

「かもめ食堂」は、
本作のアンサー映画かもしれない。

知り合った女性と、
ピクニックに行く 
素敵な貴重な出来事に思える。


★作品紹介

ヘルシンキに流れ着いたひとりの男。

彼は暴漢に襲われ瀕死の重傷を負い、

一命をとりとめるも、

過去のすべての記憶を失ってしまう。

過去を失った男は、

人生をひとコマづつ重ねていく中で

イルマという女性に知り合い、

お互いの愛をあたためてゆく

カンヌ国際映画祭グランプリ、主演女優賞

★基本情報

原題 : Mies Vailla Menneisyytta

97分 フィンランド カラー
監督:アキ・カウリスマキ 
脚本:アキ・カウリスマキ
撮影:ティモ・サルミネン 
音楽:レーヴィ・マデトーヤ
出演:
マルッキィ・ペルトラ
カティ・オウティネン
ユハニ・ニエミラ
カイヤ・パカリネン

--------------------------------------------------------------------------------

以下ネタバレ



ネタバレ






日本人とフィランド人

お互いに感動点が似ている気がする。

似ていると思った点、

社長の責任感

映画の中で

ある社長が会社を閉じる時に

社員に最後の給料を払おうとしたら

銀行が倒産、

倒産理由は北朝鮮に買収されたそうだ。

社長の口座は凍結されているので、

銀行強盗する。

銀行側の職員も、解雇される身なので

淡々と強盗に協力する

このへんの淡々が監督の持ち味だろう。

お金を社員に払い、社長は自殺する。


======

列車のなかの食事が

寿司と日本酒で、

日本の歌謡曲
「ハワイの夜」( クレイジーケンバンド)が流れている

監督が小津監督に敬意を表したのだろう。


=======

★フィランド語は日本語に似ている

Wikipediaより

フィンランド語は、ウラル(URALI)言語。

日本語と同じ。

バルト3国で、
ノルウェー、スウェーデンは、ゲルマン民族。

フィンランドだけが、日本と同じウラル(URALI)民族。

言葉の響き、音節、フレーズ、全て日本的。

フィンランド人が話す英語は、

日本人が話すカタカナ英語と同じに聞こえるそうです。

日本語を知らないフィンランド人が、

日本語を話すと、日本語に聞こえるそうで。

フィンランド語を知らない日本人が、

フィンランド語を話すと、
フィンランド語に聞こえるのです。

同じ農耕民族であり、

音楽も似ているそうです。
line

制作裏話と、なぜ酷評されたか~「ある日どこかで」



映画「ある日どこかで」(1980)

その2 制作裏話と、なぜ酷評されたか

制作裏話(DVDより)

★映画までの苦難の道のり

原作はマシスンが20世紀初頭の女優モード・アダムズの写真に

感動してSF小説Bid Time Return(時を戻れ)を発表した。

その本は売れなかった。

製作者スティーヴン・サイモンは感動して

映画化しようと考えた。

脚本段階で原作の修正が行われた。

配給のユニーバーサルは

企画に反対であったが、サイモンに借りがあり

申請予算の半分の400万ドルであればと制作許可が出た。

「ジョーズ2」でヒットしていたシュワルツが監督になり、

彼もこの脚本のとりことなった。

配役を決めているなか、脚本を読んだ女優シーモアが

「これ私にピッタリの役、自身がある」と言ってきた。

こうやって脚本に魅了された人々が集まってきた。

===

★監督が恋愛映画未経験

ヤノット・シュワルツ(フランス人)
映画監督としては
「燃える昆虫軍団」「ジョーズ2」「スーパーガール」などの作品がある。

テレビドラマの仕事も多く、
「刑事コロンボ/毒のある花」
「刑事コジャック」「ザ・プラクティス」
「アリーmyラブ」「CSI:マイアミ」「ボストン・リーガル」
「ヤング・スーパーマン」などを監督した。

1993年からフランスに戻り、
「エルキュールとシャーロック」などを監督した。

恋愛映画の監督ではないことが酷評の一因だと思う。

==

★ヒッチコックを手本

映画を作るのにおいて、ヒッチコックを手本としていることを

インタヴューで繰り返し強調する。

ヒッチコック曰く

「観客には意味のある目撃者となる権利がある」

二人が再会する場面では主人公より先に、常に観客がみつけて欲しい。

主人公より先に再会することを知って欲しい。

観客には映画の中の人物より一歩先にいて欲しいのだ。

そうすることで、外から映画を観るではなくて

観客は映画の一部となり、互いに影響しあえる。

==

★地の演技を期待

クリストファー・リーヴが女優(ジェーン・シーモア)の写真を見て

感動する場面は本番まで彼に見えないように写真は布で隠されていた。

==

★タイトルの変更

タイトル「時を戻れ」は、悪くはないが古臭い感じがするので、

観客が歓迎しそうなSomewhere in Timeという題名に変更

==

★ジョンバリーの功績

予算がないのに、友人ジェーン・シーモアの依頼で引き受けた。

ジョンバリーがいないと感動は半減しただろう。

最初のイントロの曲から、

これから素敵なラブストーリーが始まる予感をさせてくれる。

こんなに期待させるような配曲には脱帽です。

「ビギン・ザ・ビギン」に似ているけど。

YouTube

好きな映画音楽家のひとりです。
初期の007、野生のエルザ、真夜中のカーボーイ、
フォロー・ミー、愛と哀しみの果て、その他。


★ラフマニノフの「パガニーニのラプソディー」

原作者マシスンはマーラーの曲をイメージしたという。
それで№10を映画に流してみたが、
ジョンバリーはテンポが違うと
ラフマニノフの「パガニーニのラプソディー」を提唱する。
ピタリと本作と合致し、
この映画の象徴的なラプソディーとなる。

★その他のこだわり

子役は先に老人役が見つかり、彼の幼い頃の写真から似ている子役を探した。

フィルムの使い分け、現代はコダック、過去はフジ

原作者マシスンが髭剃り痕に驚く客で、カメオ出演している。
==========================

なぜ酷評されたか

1.過去に戻る方法は自己催眠

本作の感動が一気に冷めた。

観るのをやめたいほどだったが我慢した。

次の展開になると、感動が戻ってきた。

自己催眠はなかったことにしようと片目をつぶった。

懐中時計を開けると過去に戻る方がまだいい。

2.衰弱死する

そんな人間がいるだろうか?

過去に戻る努力をするが

懐中時計がないと過去に戻れない。

原作では不治の病にかかったらしい。

その方がいい。

衰弱死の方が、感動が増すかもしれない。

作家らしくないマッチョな
主人公が衰弱死するだろうか?

3.にわとりは卵から?

時間的矛盾(タイムパラドックス)が問題になっている。

懐中時計だ。

彼女からもらって、過去に戻る。

彼女が手にした時に、彼が現代に戻る。

ヒッチコックだったら、
矛盾のヒントを与えたかもしれない。

宿泊名簿に既に彼の名前があるのも
不思議だったが、考えれば納得した。


4.クリストファー・リーヴ

彼の後姿が恋愛向きでなく作家らしくない。

体を鍛えすぎだ。 

ボディガード、プロレスラーにしかみえない。

5.ラブシーンは全部いただけない。

監督(ジョーズ、刑事コロンボ)は恋愛映画に手馴れていない。

ラブシーンでの役者はロボットみたい。

彼女が髪をとくところはグッときたけど、あと下手だ。

「おくりびと」の滝田洋二郎さんが思い浮かぶ。

エロ映画の苦労人なので、ドキッとさせるエロを知っている。

ラブシーンはカットしても良いくらいだ。

===========

参考

その1 世界的ファンクラブがある恋愛映画
===========


line

映画マディソン郡の橋~偏見で観て驚いたクリントイーストウッドの作品



映画「マディソン郡の橋(1995)」

オースティンの作品に
「プライドと偏見」がある。
好きな作品だ。 

彼女は毛嫌いしていたのは
偏見だと気づき、
それまで嫌いだった男に恋してしまう。

しかし、どうして人は
偏見を持つのだろう。

私も映画で偏見ばかりだ。

本作「マディソン郡の橋」 を初めて観た。

これは不倫もの、男として許せない。
ずっと観るのを避けていた。

観てみて、偏見だったことがわかった。

大ベストセラーの映画化らしく
それも熟年の不倫。

この映画って日本的、フランス的。

おそらくアメリカでウケタのは、
今までにない、偲ぶ・忍ぶ恋だからだろう。

クリントイーストウッドの作品は
ハリウッド風より日本的。
これはタランティーノも同様。
二人の作風は日本的に思えてならない。

ストレートな表現を好むアメリカ人には
この抑制が理解できそうにないと思う。

しかし、それを理解できるように表現されている。

「ゴースト」も東洋的で死んだ後の話しなど、
アメリカ人に目新しく感じただろう。

====

本作の要点は

「長いあいだ、わたしはあなたに向って、
あなたはわたしに向って歩いてきたのです」

「はるか昔から、この世に生まれる前から、
わたしたちは互いに相手に向って旅をしていたのです」

ロバートは後の手紙にこう書いている。
互いの結びつきを
これほど確信しながら、
フランチェスカは
これまでの生活を捨てることを選ばず、
ロバートは独りウィンターセットを去る。

その後二人が会うことは
二度となかったが、
共にすごした短い時間が、
互いの人生にどんな意味をもたらしたか、
フランチェスカは子供たちに宛てた手紙に残した。

いつもお互いを思うだけの思いが、
今の生活を支えていたと。

==

私の映画ショートその1

4日間だけ彼女は少女に戻った。

ア賞を、とれなかったのは、
不倫だからだろう。

私の中にも、
はたしてこれでいいのだろうか? 
社会モラルに反する。

母は不倫してはいけないのだ。

母は、いつも良い母であってほしい。

妻はたった4日間の不在で不倫する。
これは旦那には痛まれない。

そんな不倫を
賛美するかのような映画は、
あってはならないと思う気持ちが片方にある。
しかし、この映画はよくできている。

========

この映画の裏話

========

名作ができるためには
常に対立があるものだ。

絶対妥協しない。
だから名作となる。

1.脚本の対立

★原作に忠実であるべきだ。

最初の監督はクリントではなかった。

映画化にあたっては
複数の脚本家が書いた。

監督は、ある脚本家の脚本で
映画を進めることを決めた。

製作者側(スピルバーグ)は、
その脚本に疑問を持った。

監督の採用した脚本は
原作から逸脱しすぎていた。

製作側はリチャード・ラグラヴェネーズが
書いた脚本がふさわしい。

製作側と監督側で、もめた。

おそらく不倫して
二人はハッピエンドの、
いつものハリウッドの話しに
なってしまっていたのだろう。

クリント・イーストウッドは
リチャード脚本の支持派だった。

自分採用の脚本でなければと、
その監督は降りてしまう。 

それでクリントが監督をやることになった。

クリントは言う。

本作は原作に忠実な脚本の方がいい。

原作のファンを大事したい。
そして本作は、
誰にでも起こりうる出会いが
あるべき関係を超えた
愛へと深まっていく物語だ。

====

★脚本家リチャードは原作を語る

30歳未満の女友達は
皆、結末を、もどかしがった。
彼女たちは意のままに
生きられる時代に育ったからだ。

1965年の片田舎に暮らす主人公は違う。
あきらめるしか選択肢はなかった。


2.撮影場所でもめた

本作のロケーションは
全て小説に描かれたマディソン郡の実在の場所で行われた。

このロケーションも対立した。

この実在の橋を使うには、
一部撮影のために
橋を壊さなければならないので
セットで行うべきたと。

しかしクリントは、この実在の橋に、
こだわり、歴史協会と話し合い、
この橋を再び修復すること、
そして他の橋も修復するということで
撮影の許可をえる。

しかし撮影終了後に、
この橋は焼失して、
今あるのは再建された橋である。

撮影当時、日本人観光客が
何台ものバスで観光に来ていた。

撮影日は、お引き取りいただいた。
日本人らは、お目当てはクリントでなくて、
原作の聖地めぐりで、
原作本をバイブルのようにかかえていた。


3.配役

男優

★主人公はクリントそのものだ。

クリントはその当時65歳。
イメージがあわない。

しかしクリントを知っている人は、
みな思った。

この主人公はクリントそのものだ。
性格も考え方も、
本物の彼そっくりだ。

突然に野の花を摘むシーンがある。
これは本当に彼の癖だ。

クリントは言う、
主人公は僕そのものなので
地の演技ができた。


★もめた女優

イザベラ・ロッセーニが最有力候補だった。

クリントは、この役は
メリル・ストリープしかいないと思った。
しかしイメージがあわないという意見が多数だった。

彼女は作品ごとに
別人に変わる「カメレオン」と異名をとる。

クリントは直々に初対面のメルリに電話して要請した。

彼女は言う
本作は、近年まれにみる、
大人のラブストーリー
それぞれ人生経験を積んだ。

実を結ばずに終わった二人の夢物語

===

編集担当は言う

40年代の恋愛映画のような味わい深さを

クリントが見事にカメラに収めた。

あの有名なダンスシーン
メリルのキスしそうで、しない、ためらう、ためらう
じれったい演技、うまい。

====

クリント監督のやりかた

メリルはクリント映画に
初出演して驚いた。

常に、ぶっつけ本番でやるの?

「ほとんどそうだ。

最初のテイクをつかう、
二度撮影することはない。」
と関係者が言う。

「それは嬉しい 同じ演技はできないわ」
とメリルが答えた。

クリントは言う。
人生にも映画にも完璧はない。
最初のテイクがすべてだ。

監督はアクションとか、カットとか言わない。

「いつでもいいよ。始めようか」
と小声で言うそうだ。

演技に注文をつけることはない。
役者に演技は全面的に任せる。

お互いが知り合う前は、
画面のアップはしない。
親しくなるまでは
距離感を持たせるロングショットで。


=====

私のショートその2

不倫なので 
男としては 
うかうかしていられない。

たった4日間の不在で。

でも、もう以前から 
彼女はいつでも 
燃えそうになる直前だったのですね。

女性の立場になってみると
この物語は素晴らしい。

こんな誠実な男もいるんですね。

男の家のドアの閉め方だけで判断される。

母もひとりの女なんですね。
主人公カメラマンの愛用カメラは
ニコン社製ですね。

★息子と娘の反応の違い

母が初めて男と結ばれる告白日記を読んで、
息子は、たまらなくなり外へ抜け出す
娘は共感をえて、
その情景を思い浮かべて、ひたる。

★彼女のドアのノブためらい

雨の中、彼は最後の顔を見せる。
運悪く、彼の車の後方に、
夫と乗る車が着いて、信号待ち。
おもわず彼女が車を降りようと、
ドアのノブに手が。。。
ここは話題のグットくる場面ですね。

===

★名セリフ

「自分でも分かっている。

初めて言う言葉だ。

これは生涯に一度の確かな愛だ」

===

意外な話し

★男泣き

クリントが台所で男泣きするシーン。

これはメリルも映画関係者らも、
彼の一大名シーンだと言う。
しかしクリントは最終版で
カットを指示したそうだ。

★タバコ嫌い

クリントはタバコが嫌いで、
吸うシーンは苦手。

★クリントの息子

ジャズクラブでクリントの実の息子が弾いている。

======

★マディソン郡の橋には続編がある。

終楽章

よみがえる<永遠の四日間>。

あのときの感動を、
あなたは覚えていますか?
1981年、ロバート・キンケイドは68歳になり、
すでにフリー・カメラマンの仕事を引退し、
小島の小屋でつつましい暮らしをしている。

しかし、あの運命の四日間から
16年経ったいまも、
フランチェスカへの秘めた想いは
消えることがない。

それを確かめるためにも、
最後にもう一度マディソン郡の橋を見に行こう、
と彼は思い立つ。

いっぽう、一年前に夫を亡くし、
60代になったフランチェスカは、
いまも日課としてローズマン・ブリッジへの散歩
を欠かしたことがない。
ひょっとして、
いつかまたロバートがやってくるかもしれないという
はかない願いを抱えながら・・・。

大ベストセラー小説
「マディソン郡の橋(1992)」の完結編
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暗くなるまでこの恋を~トリュフォーで一番好きな映画



暗くなるまでこの恋を(1969)

大好きな作品です。

「君のためなら死んでもいい」

高校生の頃、
このセリフに感動
その感動が、
ずっと持続している映画。

< 男はこうありたいと思っている >
とわかってほしい。

高校生の頃観たからだろうか、
自分も若すぎた。
単純であった。
今思うと
このような男はいるのか?
今の自分にはありえないが
ある時期そう思っていた時期がある。
他に同じような映画があれば教えて下さい。

この映画は
ウィリアム・アイリッシュの原作を
フランソワ・トリュフォーが脚色

好きになった女を追いかける男の話しで

アンジーの「ポアゾン」は
この作品のリメークです。

「君のためなら死んでもいい」 
このセリフが気にいっている。

ストーカーなら「NO」だが、
そうでなければ女性はどうだろう。

「101回目のプロポーズ」
での ひたむきな男性の求愛

「僕は死にません あなたが好きだから…」

このドラマも大好きだ。



(ネタバレ ご注意)



話しは
資産家だった男ルイ(ベルモンド)は、
写真見合いの花嫁ユリー(替え玉マリオン:ドヌーブ)を迎えた。

彼女は、写真とは似ても似つかぬ美人であったが、
友人の写真を送ったという
彼女の言葉を信じたルイは、
すぐに結婚してしまった。

しかしこれが詐欺で
大金を盗られ
経営していた事業が破産する。
ルイは行方をくらました女性を
探偵を使って探しだした。
彼女は利用されただけで、
踊り子になっていた。

彼女のためにどんなことでもする。
殺人まで。

「君は美しい、見ていると苦しくなる」

とうとう二人は
警察から追われる立場になる。

金が少なくなるにしたがって、
マリオンはその神秘な顔の裏側に我がままな性格が出てきて
二人のいがみあう日がつづいた。
警察の手は次第に、
せまってきたためスイス国境の山小屋に身を隠した。

マリオンはコーヒーを勧めようとする。

ルイは飲む前に
山小屋にあった古新聞紙にある
白雪姫の毒リンゴの漫画が視線に入る。

「俺は 死んでもいいよ 

君が好きだ」

このルイの真情を知ったマリオンは、
自分の入れた毒入りコーヒーのカップを
ルイの手からはらい落した。

そして二人は、
吹雪の中を国境へ向って
よろめきながら一歩一歩、たどりはじめた。

==

この役は
ジャン・ポール・ベルモンドだからいいのであって
美男のアランドロンでは嘘っぽい。

前半はヒッチコック風
後半は恋愛映画から
「大いなる幻影」のような展開と良く言われる。

この作品から以下の映画や小説を連想します。

「望郷」
ジャン・ギャバンが出航する女性との別れの場面で自殺する。
これは愛する巴里に戻れない望郷もカブっての自殺である。

サガン「優しい関係」
彼女を守るために次々に殺人を行う男が登場する。

「華麗なるギャッツビー」
一度好きになった女性は男には灯台で
湖の対岸から彼女が住む邸宅の明かりを毎夜見るギャッツビー。

「ウォルター少年と、夏の休日」
老人が毎夜彼女を偲んで湖岸をさまよう。

==

「ドラキュラ都へ行く(1979)」
「一目惚れ」ならぬ「一咬み惚れ」と云う原題のこの作品

知らない人が多いかもしれないので荒筋を

雑誌の表紙を飾る写真を見て、
虜になってしまったドラキュラ。
そのモデルの女性シンディ・ソンドハイム
が居住するニューヨークへ向かい
ドラキュラは意中の女性にアタックを仕掛ける

その求愛方法中世風で
現代とのギャップがコミカルで最高
まったくホラーではない。
なんとか二人でダンスするところまでやってきて

俺はいつまでもお前についてゆくぞ、
そのためには死んでもいいと 
そんなセリフだったがコメディにしては、
ここだけ、いかにもマジな感じで感動でした。


このように ひたむきな男を女性はどう感じますか?


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