
〇さよならミス・ワイコフ(1978)
高校の女教師ワイコフは男性経験がなく、
結婚に憧れを抱きながらも男性に対してコンプレックスを感じていた。
ある放課後、ワイコフが、教室に居残って採点していると、
臨時用職員のレイフが掃除しにやってきた。
彼はフットボールの花形選手で、
アルバイトで高校に来ている黒人の短大生だ。
彼は、ワイコフの前に立ちはだかり、作業服のジッパーを下ろした。
うろたえたワイコフはその場を去ったが、
校長にはそのことを報告しなかった。
翌日、又も居残っているワイコフを見て、
レイフはドアに鍵をかけ、彼女を机に押さえつけて犯した。
こうしてレイフとの密会が始まった。
ワイコフは初めての男に翻弄されるがままだった。
それも黒人。
ある夕方、教室からワイコフの悲鳴を聞いてかけつけた
アルバイト用務員が、
そこで黒人と白人女性のセックス現場を目撃した。
うわさは全校に広まり、ワイコフは職を追われた。
死ぬつもりで睡眠薬を手に部屋に入った彼女は、
しかし、それをバラバラと壁に投げつけ、
トランクをもって階下に降りると
今は冷たいかつての友人ベスと会った。
ワイコフは彼女に
「恥ずかしいとは思っていない」と言い、
そしてバスに乗って ここを 去ってゆく。。。
原題
Good Luck Miss Wyckoff
監督 マーヴィン・チョムスキー
脚本 ポリー・プラット
原作 ウィリアム・インジ
キャスト
アン・ヘイウッド
ロバート・ヴォーン
ドナルド・プレゼンス
製作年 1978年
製作国 アメリカ